ボールであそぼう〜2010あきた 「ボールであそぼう」指導者養成講習会 開催報告
2010/11/02
日本トップリーグ連携機構(JTL)では、10月23日(土)秋田県大仙市民センター、大仙市サン・スポーツランド協和体育館にて、「ボールであそぼう」指導者養成講習会を開催いたしました。
今年、4月29日に開催された「2010ボールゲームフェスタinAKITA」に続き、秋田開催となった、今回の「ボールであそぼう」指導者養成講習会は、ハンドボール日本代表元主将で、ボールであそぼうマイスターの中川善雄氏を講師に迎え、秋田県内の体育協会・スポーツ少年団関係者、小中学校教員、体育指導委員等を対象に講習会を行いました。
|
午前は、「ジュニア期のスポーツの考え方」というテーマで講義があり、午後は、ボールであそぼうプログラムの実技が展開されました。
秋田県企画振興部スポーツ振興課課長の茂木秀悦氏による主催者挨拶の後、中川氏の講師紹介がありました。はじめに、中川氏の専門であるハンドボール(実物)を回しながら参加者全員が簡単な自己紹介を行い、会場の雰囲気は和んだ状態で講義がスタートしました。講義では、子ども体力低下の現状や、世界と日本の体力差や取り組み方についてお話があり、中川氏が実際の学校現場で見たメタボリックな子どもの現状についても紹介がありました。
午後の実技では、隣接する体育館へ移動し、ボールであそぼうプログラムの内容が行われました。簡単なウォーミングアップ後、ボールを使った基礎的なプレー、連携的なプレーが展開され、参加者が笑顔で楽しみながらプログラムを体験する姿がありました。ボールを付くタイミングを合わせて人が移動する、“バウンド入れ替え”という遊びでは、2人組みから4人組、8人組、最後は参加者全員と人数を増やして行われました。プログラムの最後は、ゲーム的なプレーの“ボール運び”や“ジャマー”を行い、本気で勝ちにこだわる姿勢が垣間見えました。
今回、ご参加いただいた、秋田県内の子どものスポーツに携わる、小学校の先生やスポーツ少年団の指導者の皆さまにとって、ボールであそぼうプログラムが、今後有効に活用される機会があれば幸いです。
●開催要項
目的 | 「ボールであそぼう」の理論や実際の指導法を学び、小・中学生および県民の健康づくりを推進する指導者を養成する。 |
主催 | 日本トップリーグ連携機構、秋田県 |
後援 | 大仙市教育委員会 |
独立行政法人 日本スポーツ振興センター スポーツ振興基金助成事業 | |
日程 | 平成22年10月23日(土) |
会場 | 大仙市民センター「和ピア」、大仙市サン・スポーツランド協和体育館 |
対象 | 定員100名、体育協会・スポーツ少年団関係者、小中学校教員、体育指導委員、スポーツクラブ指導者、将来指導者を目指す大学生 |
●講習会スケジュール
時間 | 内容 | 会場 |
10:00〜12:00 |
講義 ジュニア期のスポーツの考え方
|
大仙市民センター「和ピア」
|
13:00〜15:00 |
実技 ボールであそぼうプログラム
|
大仙市サン・スポーツランド 協和体育館 |
●スナップ写真