ボールであそぼう〜2010 in杉並 「ボールであそぼう」指導者養成講習会 開催報告
2011/03/09
日本トップリーグ連携機構(JTL)では、3月5日(土)杉並区四宮小学校にて、「ボールであそぼう」指導者養成講習会を開催いたしました。
今回の「ボールであそぼう」指導者養成講習会は、ボールであそぼうマイスターで、元ハンドボール日本代表主将の中川善雄氏を講師に迎え、杉並区の少年野球クラブの指導者や、父兄の方々を対象に、前半は大人達へ向けた「ジュニア期のスポーツの考え方」の講義が行われ、後半は、子ども達も加わり、ボールであそぼうプログラムの実技が行われました。
「今回出会った縁を深める」意味を込め、実際に円(ボール)を回しながら参加者が簡単に自己紹介を行い、講義がスタート。社会の変化と共に子ども達の運動能力が低下してきた現状を、中川氏の実体験とともに紹介され、活動的な身体活動をしている日本の子どもたちの割合が、国際的に見てかなり低いという事実に対しては、参加者から落胆ともとれる驚きの声が上がっていました。
後半の実技では、ボールを使った基礎的なプレー、連携的なプレーを、子ども達が夢中になって挑戦する姿が見られ、ゲーム的なプレーの「プレルボール」では、大きな声でコミュニケーションをとり、熱中している大人達の姿が子ども達の笑顔と同様に目立っていました。
最後に設けられた中川氏への質問コーナーでは様々な質問が飛び交い「本物のハンドボールのジャンプシュートが見たい」というリクエストに応え、中川氏がジャンプシュートを披露すると、会場は大歓声に包まれました。超一流のプレーを間近で体感したことは、子ども達にとって素晴らしい経験であったことは言うまでもありません。
今回の「ボールであそぼう」指導者養成講習会が、子ども達の心に残り、指導者や父兄の方々に、今後活用して頂ける機会があれば幸いです。
●スナップ写真