開催報告
2012/12/20
日本トップリーグ連携機構(JTL)では、11月30日(金)に、秋田県青少年交流センター「ユースパル」にて、「ボールであそぼう」指導者養成講習会を開催致しました。参加者は秋田県内の小学校、中学校の先生、大学生、スポーツ少年団の指導者など28名でした。
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「ボールであそぼう」講義
山梨大学の中村和彦教授による「ボールであそぼう」講義に先立ち、まず主催者の秋田県学校体育研究会から参加者の皆様に挨拶があり、その後、JTLの概要を説明しました。中村教授のご紹介の後、講義がスタートしました。
講義では、「ジュニア期のスポーツの考え方」と題し、30年前の子供と現代の子供の体力差、遊び方の違い、生活習慣の違いなどについての解説があり、1980年代後半から体力、知力、コミュニケーション力が低下し始めていて、現在も低下が止まっていないことなどの講義が続きました。また、人間の動作の多様化、洗練化は子供のうちに育まれ決まること。そして、現代の子供の動作の多様化、洗練化が低下していること。動作の多様化、洗練化を育むためにいかに面白く見せて取り組ませるかが大切なこと。その一環として、いろいろなものに触れて楽しさを知る「ボールであそぼう」の意義などについて約1時間30分話が続きました。参加して頂いた皆さんはみな熱心にノートを取りながら、講義に聞き入っていました。
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指導者実技講習
「ボールであそぼう」講義終了後、昼食をはさんで、指導者実技講習が始まりました。今回の講師、バスケットボール女子日本リーグ機構でアトランタ五輪日本代表の岩屋睦子氏を中心に、サポートスタッフたちが見本を見せながら、プログラムに含まれる基礎的なプレー、連携的なプレー、ゲーム的なプレーが展開されました。
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ボールを投げたり、蹴ったり、身体のいろんな部分でボールを止めたりするうち、みなさん、身体も慣れて行き、また、1人で行うものから、5〜6人がチームになるプログラム、ボールを使わないプログラムへとゲーム性が高くなるにつれて、子どもたちに負けないぐらい楽しそうな声がアリーナに響きました。講師の先生の皆さんへのアプローチも楽しく上手で、それに乗せられて会場の寒さも忘れる熱の入りようでした。今後、参加者のみなさんが、この研修会での体験を元に、「ボールであそぼう」プログラムをそれぞれの場所で活用し、展開させてくれることが期待されます。
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今回の指導者養成講習会開催にご尽力下さったすべての皆様、特に後援して頂いた秋田県教育委員会、秋田市教育委員会、公益財団法人秋田県体育協会各位に心よりお礼申し上げます。
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「ボールであそぼう」指導者養成講習会 in秋田 開催要項
開催日程 | 平成24年11月30日(金)10:00〜16:00 |
開催場所 | 秋田県青少年交流センター「ユースパル」 |
参加対象 | 秋田県指導者(小学校・中学校教員、講師、スポーツ指導者 など) |
講師 | 山梨大学大学院教育学研究科教授 中村和彦氏 (文部科学省学習指導要領解説体育編作成協力者、日本体育協会ジュニアスポーツ指導員部会長、「ボールであそぼう」プロジェクトチーフ) 岩屋睦子氏(バスケットボール女子日本リーグ機構、アトランタ五輪日本代表選手) |
内容 | 9:30 受付 10:00〜10:15 10:15〜12:00 12:00〜13:00 13:00〜15:45 15:45〜16:00 |
主催 | 一般社団法人日本トップリーグ連携機構(JTL) 秋田県学校体育研究会 |
後援 | 秋田県教育委員会 秋田市教育委員会 公益財団法人秋田県体育協会 |