2013-2-18

「ボールであそぼう」指導者講習会 in 豊田

2013/02/18

 日本トップリーグ連携機構(JTL)では、2月9日(日)に愛知県豊田市スカイホール豊田にて「ボールであそぼう」指導者講習会を開催致しました。
 参加者は地元のスポーツ少年団の指導者を中心とした、48名でした。


「ボールであそぼう」講義

 まずはじめに主催者側からJTLの組織活動概要の説明があり、引き続き豊田市体育協会スポーツ少年団本部長手嶋様よりご挨拶をいただきました。

 「ボールであそぼう」の講義は、JTL平野事務局長により行われました。

 講義では、子どもの体力低下や幼少年期の動作の発達、睡眠・食事・運動の生活習慣など、子どもたちを取り巻く環境の変化についての現状、諸外国の子どもスポーツへの取り組み事例、さらに日本での取り組み例として、現在、小学校低学年の体育科教育において「運動遊び」が明記され、遊びの重要性が認識されたことが紹介されました。また、人間の動作の多様化、洗練化は子供のうちに育まれ決まるが、現代の子供の動作の多様化、洗練化が低下していること。動作の多様化、洗練化を育むためにいかに面白く見せて取り組ませるかが大切であることやその一環として、いろいろなものに触れて楽しさを知る「ボールであそぼう」の意義などについて話をしました。

豊田市体育協会スポーツ少年団本部長 手嶋氏
講義の様子




「ボールであそぼう」実技講習


 「ボールであそぼう」講義終了後、昼食・休憩をはさみ実技講習を行いました。今回の講師、バスケットボール女子日本リーグ機構でアトランタ五輪日本代表の岩屋睦子氏を中心に、アシスタントが見本などを見せながら、プログラムに含まれる基礎的なプレー、連携的なプレー、ゲーム的なプレーが展開されました。

 ボールを投げたり、蹴ったり、様々なボールの使い方をしているうちに参加者も慣れていき、1人で行うものから5〜6人で行うプログラムや、ボールを使わない基礎的な動きを含んだプログラムなど、参加者は子供に負けないくらい熱心に参加されていた。この「ボールであそぼう」の研修での経験を、それぞれの場所で活用し、展開してくれることを期待したいと思います。

実技講習


 今回の指導者講習会開催にご尽力下さったすべての皆様、特に後援して頂いた愛知県スポーツ少年団指導者協議会、公益財団法人豊田市体育協会、豊田市スポーツ少年団各位に心よりお礼申し上げます。

集合写真

「ボールであそぼう」指導者講習会 in 豊田 開催要項

開催日程 平成25年2月9日(日) 10:00〜16:30
開催場所 スカイホール豊田
参加対象 平成24年度スポーツ少年団登録単位団指導者
講師 平野祐司 (講義)
日本トップリーグ連携機構 事務局長

岩屋睦子氏 (実技)
バスケットボール女子日本リーグ機構、アトランタ五輪日本代表選手

アシスタント
堀美和子氏、泉谷優氏、小林萌子

内容 9:30〜受付
10:00〜12:00 「ボールであそぼう」講義講習
12:00〜13:00  昼食・休憩
13:00〜16:15 「ボールであそぼう」実技講習