ヨーロッパニュース一覧

2016-5-5

「ハンドボール」「バスケット」「ラグビー」「ホッケー」

EFHチャンピオズリーグのファイナル4が出そろう、昨季優勝のバルサは敗退

(C) EHF Official Site 男子ハンドボールのEHFチャンピオンズリーグはプレーオフのセカンドレグが行われ、ファイナル4進出チームがすべて出そろった。

 昨シーズンのCL王者で4年連続ファイナル4進出を続けてきたスペインのバルセロナ(スペイン)だが、ドイツのTHWキール(ドイツ)との初戦を24-29で落とし、セカンドレグで逆転するには5ゴールもしくは6ゴール差での勝利が必要と苦しい状況に追い込まれていた。しかし、バルセロナは一時キールから5点のリードを奪い、振出しに戻す。だが、最後までこの差を守り切ることができず、試合は33-30で終了。バルセロナは勝利したものの、2試合合計で及ばず、4年連続のファイナル4進出を逃した。

 一方、アウエーでのファーストレグでザグレブ(クロアチア)に大勝したPSG(フランス)は、第2戦で32-32と引き分け、初のファイナル4入りを果たした。ファーストレグで28-28と引き分けたケルチェ(ポーランド)対フレンスブルク(ドイツ)はセカンドレグでも最後まで互角の戦いを演じたが、最後はケルチェが29-28と1点差で辛くも逃げ切り、昨シーズンに続いてファイナル4への切符を手にした。残る1試合はベスプレムがホームでバルダール(マケドニア)と30-30で引き分け、アウエーでの初戦で勝利を収めていたベスプレムがファイナル4へと駒を進めた。

 この結果、ファイナル4進出が決まった4チームのうち、これが初めてとなるPSGを除く3チーム(THWキール、ケルチェ、ベスプレム)は昨シーズンと同じ顔合わせとなった。

 ファイナル4は5月の28,29日にドイツのケルンで開催される。

リオ五輪のハンドボール、グループリーグ組み合わせが決定

(C) IHF Official Site リオ・オリンピックの男女ハンドボール競技のグループリーグの抽選会が4月29日に行われた。

 男子では、世界選手権優勝のフランスと準優勝のカタールが同じグループAに入り、ユーロ優勝のドイツと開催国ブラジルはグループBに入った。

 女子では、2015年の世界選手権優勝のノルウェーと2013年同大会優勝の開催国ブラジルが同じグループAに入り、アジア代表の韓国はグループBでフランス、オランダ、スウェーデン、ロシア、アルゼンチンと対戦する。

<リオ・オリンピックハンドボール組み合わせ>
男子
グループA:フランス、デンマーク、クロアチア、チュニジア、カタール、アルゼンチン
グループB:ポーランド、スロベニア、スウェーデン、ブラジル、ドイツ、エジプト

女子
グループA:ノルウェー、ルーマニア、モンテネグロ、ブラジル、スペイン、アンゴラ
グループB:オランダ、ロシア、スウェーデン、フランス、アルゼンチン、韓国

ユーロリーグファイナル4最後の1枠はロコモティフ・クバン、バルセロナは敗退

(C) FIBA Europe Official Site ユーロリーグファイナル4最後の1枠をかけたバルセロナ(スペイン)とロコモティフ・クバン(ロシア)のプレーオフ第5戦が4月26日にロシアのクラスノダールで行われ、ロコモティフが81-67で勝利し、対戦成績3-2でファイナル4進出を決めた。

 これで最後の1枠が決まり、5月13から15日までベルリンで行われるファイナル4進出チームがすべて出そろった。

<ファイナル4準決勝組み合わせ>
CSKAモスクワ(ロシア) vs ロコモティフ・クバン(ロシア)
フェネルバフチェ(トルコ) vs ラボラル・クチャ(スペイン)

2019年中国W杯開催都市、蘇州から上海に変更

(C) FIBA Official Site 4月29日、FIBA(国際バスケット連盟)は、2019年のバスケットボール・ワールドカップ中国大会(※2014年から世界選手権をワールドカップに改名)の開催都市8都市(北京、南京、蘇州、武漢、東カン、仏山、広州、深セン)のうち蘇州に代わって新たに上海を承認したことを発表した。

 また、これと同時にFIBAは、中国企業グループのBEG(Beijing Enterprise Group)との間でオフィシャルグローバルパートナー契約が締結されたことをあわせて発表した。

名門バルセロナ、サッカー、バスケ、ハンドのすべてで欧州トップ4入りを逃す

 欧州有数の総合スポーツクラブであるFCバルセロナは、昨季世界一になった男子サッカーをはじめ、男子バスケット、男子ハンドボール、男子フットサルと4つのプロチームを有しており、いずれの競技でもこれまで欧州トップクラスの成績を残してきた。

 昨シーズンの欧州大会を振り返ると、サッカー、ハンドボールでバルサは欧州王者となり、フットサルでも準優勝している。唯一、バスケットだけはファイナル4入りを逃したが、いずれの競技でも、バルサと言えば毎年のように欧州トップ4に名前を連ねる常連だ。

 だが、そのバルセロナが今季、サッカー、バスケ、ハンドのすべてで欧州大会のトップ4入りを逃すという異変が起きている。優勝候補の大本命と言われたサッカーではCLベスト8でアトレティコ・マドリードに敗れ敗退。バスケットもプレーオフでロシアのロコモティフ・クバンに敗れ、ハンドボールも同じくプレーオフでドイツのTHWキールに敗れ、それぞれファイナル4進出を逃した。フットサルは今季、欧州大会(UEFAフットサルカップ)への出場権を獲得できなかった。バルセロナの4つのプロスポーツが全て欧州トップ4入りを果たせなかったのは2006-2007シーズン以来のことだ。とはいえ、スペイン国内リーグではバルサはサッカーが残り2節で首位、ハンドボール、バスケットでもリーグ首位を走っており国内での強さは健在で、クラブも危機感は感じていないようだ。

ラグビーセブンズ、シンガポール大会でケニアが初優勝

(C) World Rugby Org. Official Site ラグビーセブンズのワールドシリーズ第8戦となるシンガポール・セブンズが行われ、決勝でダークホースのケニアがフィジーを30-7で破り、セブンズシリーズ初優勝を果たした。

 セブンズシリーズ10年ぶりの開催ということもあり、決勝が行われたシンガポール・ナショナルスタジアムには45000人もの大観衆が集まり、ケニアの歴史的な勝利を目撃した。

 ケニアはグループラウンドでは南アフリカに0-14で敗れ、スコットランドとも引き分け、1勝1敗1分のグループリーグ2位で決勝トーナメントへ進む。しかし、準々決勝でフランスを28-7で撃破すると、準決勝でもアルゼンチンに15-12で競り勝ち、一気に決勝進出を決めた。決勝の相手は準決勝で南アフリカを倒したシリーズ総合首位のフィジーだったが、ケニアはインジェラの2トライを含む合計6トライを挙げてフィジーを圧倒。スタジアムに駆け付けた多くの観客を沸かせた。この結果、優勝ポイント22点を手にしたケニアはシリーズ総合ランキングでもイングランドを上回る7位に浮上した。

 なお、総合ランキング首位は依然としてフィジーがキープし、2位に南アフリカ、3位にニュージーランドが続いている。

<日本は健闘も勝ち点は1のみ>
 日本はグループラウンドで格上のウェールズ(19-26●)、オーストラリア(12-17●)相手に惜敗。グループリーグ最後のアルゼンチン戦では21-21のドローに持ち込む健闘を見せるが、2敗1分けで予選敗退が決定。しかし、その後の順位決定ラウンドでは格下のポルトガルに7-14、ロシアに15-17で連敗するなど元気がなく、4敗1分けの勝ち点1に終わった。日本のシリーズ総合順位は14位のままだが、15位のロシアに勝ち点で並ばれた。

リオ五輪のホッケー、グループリーグ組み合わせが決定

 リオ・オリンピックの男女ホッケー競技のグループ分けが決まった。8月6日に開幕する男子ホッケーでは、プールAに現在世界ランキング1位でロンドン五輪銅メダルのオーストラリア、英国、開催子のクのブラジルらが入り、プールBにはロンドン五輪銀メダルで欧州選手権王者のオランダ、ロンドン五輪金メダルのドイツ、初出場のアイルランドらが入った。

 一方、女子では、ロンドン五輪、W杯金メダルで世界ランキング1位のオランダ、アジア勢で唯一メダルが期待される世界ランキング5位の中国、ニュージーランド、ドイツ、スペイン、韓国がプールAに入り、ホッケーワールドリーグ優勝でロンドン五輪銀メダルのアルゼンチン、W杯2位で世界ランキング3位のオーストラリア、ロンドン五輪銅メダルの英国、アメリカ、インド、日本がプールBに日本が入った。

<日本にってはは厳しい戦い>
 各グループともに上位4チームが決勝トーナメントに進める状況の中、世界ランキング10位の日本女子にとって、ほとんどのチームが格上の相手だけに厳しい戦いになることが予想される。日本は7日の初戦でインドと対戦した後、8日にアルゼンチン、10日にアメリカ、11日に英国、13日にオーストラリアと対戦する。

<リオ・オリンピックハンドボールグループ分け>
男子
プールA: オーストラリア、英国、ベルギー、ニュージーランド、スペイン、ブラジル
プールB: オランダ、ドイツ、アルゼンチン、インド、アイルランド、カナダ

女子
プールA: オランダ、ニュージーランド、中国、ドイツ、韓国、スペイン
プールB: アルゼンチン、オーストラリア、英国、アメリカ、日本、インド