日本トップリーグ連携機構では、1月21日（土）・22日（日）の2日間、味の素ナショナルトレーニングセンター（東京都北区）において平成28年度のGM研修会Ⅱを開催いたしました。
 
　この研修会は、クラブ型スポーツチーム及び企業スポーツの活性化に重要な役割を果たす各リーグのGM（ゼネラルマネジャー）、マネジメント担当者、各リーグ運営者などを対象にした研修会です。本年度は2回開催予定にしており、第2回目となる今回は15名が参加し、講義やグループワーク、情報交換や交流を通じて課題を共有し、研究・討議しました。
 
 
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【1日目】
　14時00分より開講式が行われ、当機構副専務理事 真下昇による主催者挨拶、事務局によるオリエンテーションの後、研修会が始まりました。
 

　最初の講演、「スポーツの成長産業化について」をテーマに研修が始まりました。
　スポーツ庁参事官（民間スポーツ担当）付参事官補佐の松山大貴氏が登壇、現在のスポーツ行政について説明頂きました。
今まさに最新の最前線のスポーツ行政の話に受講者も大変関心が高かったようです。
 

　続いて、「研修会の目的」として一般財団法人スポーツヒューマンキャピタル業務理事の中村聡氏より本研修会の目的について講義がありました。「チームマネジメントを強化して時代に即した チーム運営、リーグ運営を強化すること」を目的とした本研修会において、GMという職務について考える時間となりました。
 

　続いて、「コミュニケーション／リーダーシップを考える」として本研修会のファシリテーターとして株式会社TM　Future代表取締役でありBリーグ理事もされている竹内美奈子氏が登壇されました。前のセクションで説明されたGMに必要な二つの点について、また問題解決のための手法について講義がありました。グループワークに分かれての討議も行われて、各チームの目標設定、問題解決のワークも行いました。
 

　講義の後は会場を移動し、夕食を兼ねた懇親会を行いました。簡単な自己紹介の時間もありましたが、参加者同士積極的な交流の場となりました。

 
 
【2日目】
　第2日目は朝食後、集合し、最初の講義「コミュニケーション／リーダーシップを考える」を昨日から引き続き行いました。参加者のワークと途中経過の発表が中心の時間となりました。
 

　昼食後、「スポーツクラブとソーシャルメディア」のテーマでTRENSYS代表の上田大介氏の講義がありました。普段は若手研修会でSNS対策の講義をお願いしていますが、そのノウハウを生かし、選手のSNS指導、またチームでのSNSの活用方法について、参加者が大変興味深く聴講していました。
 

　研修会最後の講義は「コミュニケーション／リーダーシップを考える」の最終回。参加者のワークを壁に貼り、各自発表です。これをチームに持ち帰りさらに具体的な事業、方針を作っていくことになります。
 

16:00に研修プログラムがすべて終了し、閉講式が行われ解散となりました。
今回の研修内容を各チームに持ち帰って頂き、今後のクラブ運営や地域、企業との関わりに活かされることを願っております。
 

なお、本講習会にご参加いただきました参加者の皆様、講師の皆様、及びご支援いただいた 公益財団法人 大崎企業スポーツ事業研究助成財団様に心より感謝申し上げます。