2012/10/02
日本トップリーグ連携機構(JTL)、岩手県、岩手県教育委員会、岩手県体育協会は、9月8日(土)、岩手県の紫波町総合運動公園にて、ボールゲームフェスタ2012inIWATEを開催致しました。
残暑の厳しい岩手県紫波町の体育館に、小学校低学年から中学校まで数多くの子供たちが集合し、ご家族の方々が見守る中、ボールであそぼうプログラム、キッズトライアル、ボールゲームクリニック、スポーツこころのプロジェクトに元気に参加しました。
◎ 開会式
JTL常務理事 安達宣郎の挨拶、岩手県教育委員会事務局スポーツ健康課 平藤 淳総括課長のご挨拶、指導者の皆さんのご紹介に引き続き、準備体操が行われた後、子供たちは各学年毎にプログラム会場に向かいました。
◎ ボールであそぼう
ボールであそぼうは、子どものころに習得することが望ましい基本的な動作を楽しく習得できるプログラムで、基礎的なプレー、連携的なプレー、ゲーム的なプレーの順で展開されます。元女子バスケットボール日本代表の岩屋睦子さん、スポーツ&ワークスの泉谷優さん、日本ハンドボールリーグ機構GMの家永昌樹さん、山梨大学大学院の丹羽昭由さん・篠原俊明さんがプレイリーダーとなり、小学校1〜4年生の子供たちと小学校1・2年生の保護者や指導者のみなさんがプログラムに参加しました。コミュニケーションを図る遊びの後、ボールを使った運動やゲームに熱中する子供たちの笑顔と歓声が体育館にあふれていました。
◎ スポーツこころのプロジェクト
「スポーツこころのプロジェクト」は、JTL所属リーグの選手のみならず、広くスポーツ界で活躍する選手や指導者が「夢先生」となり、夢や目標を持つことのすばらしさや努力の大切さなどをふれあいながら体験するプログラムです。今回は元Jリーガーの高田保則さん、平間智和さん、井出口純さん、元なでしこリーガーの法師人美佳さんが「夢先生」となり、小学5年生〜中学1年生の子供たちは、ボールやフラフープを使ったゲームを楽しんだ後、教室に移動し、夢シートを使って、未来の自分について考える時間を持ちました。プログラム後には子供たちが先生にサインをねだる列ができ、ふれあいのひとときを楽しみました。
◎ キッズトライアル
成長の発達段階に合わせた身体の動きづくりを楽しみながら体験するプログラムです。紫波町体育協会の高橋一男さん、吉田聡志さんがリーダーとなり、小学3〜4年生の子供たちが「おいもごろごろ」など、遊びを楽しみながら姿勢の大切さ、神経や筋肉の動きの大切さを学びました。
◎ ボールゲームクリニック
JTL所属リーグの選手や指導者によるそれぞれの種目の技術クリニックを体験するプログラムです。バレーボールとフットサルは小学5〜6年生がローテーションで両方を体験、ラグビーフットボールは小学5年生〜中学1年生が体験しました。バレーボールは、パイオニアレッドウィングスバレーボールチームの西尾博樹さん・服部晃佳さん・浅津ゆうこさん、フットサルは元イタリアセリエAでプレーした相根澄さん、元日本代表の比嘉リカルドさん、ラグビーフットボールは、元日本代表で現在は駿河台大学ラグビー部監督の松尾勝博さん、釜石シーウェーブスRFCの桜庭吉彦さん・長田剛さん・江幡誠弘さんの指導のもと、クリニックがすすめられました。まず基本的な動きを学んだ後、ゲームを楽しみました。フットサルやラグビーは地元のスクールの子供たちが多く参加していたので、真剣にスキルアップに励む姿が見られました。バレーボールは慣れない子供たちも多く、最初はなかなかつながらなかったラリーも、終わり頃には続くようになり、楽しそうな歓声が響いていました。
◎ 閉会式
閉会式は体育館と、ラグビーフットボールのクリニックの行われた陸上競技場に分かれて行われました。それぞれ、指導者の方から子供たちにメッセージが伝えられ、集合写真撮影をもって日程が終了しました。
この度は、無事にボールゲームフェスタを終了できましたこと、ボールフェスタを支えてくださったすべての皆様に感謝いたします。次回のボールフェスタにもご期待下さい。