ヨーロッパニュース一覧

2015-5-13

「女子サッカー」「女子バレークラブ世界選手権」 「アイスホッケー世界選手権」「ラグビーセブンズ・ワールドシリーズ」 「野球」「女子ハンドボール欧州CL」「男子バスケット」

女子サッカー:岩淵のバイエルンが39年ぶりのブンデスリーガ制覇

<男子に続きリーグ戦を制覇したバイエルン女子>” /> ドイツの女子ブンデスリーガ(フラウエン・ブンデスリーガ)は10日に最終節が行われ、岩淵真奈が所属するバイエルン・ミュンヘンが39年ぶりの優勝を決め、来季の女子チャンピオンズリーグ出場権を獲得した。</p>
<p> 最終節を前に、日本人選手を擁する3チームが激しい優勝争いを繰り広げた。大儀見優季が所属するヴォルフスブルクはここまで勝ち点54で首位に立っていたが、岩淵の2位のバイエルンも勝ち点53、安藤梢が所属する3のフランクフルトも勝ち点52と迫っており、3チームどのチームにも優勝のチャンスがあった。そのため、この日は全試合が同時刻のキックオフとなった。</p>
<p> 首位のまま逃げ切りたいヴォルフスブルクだったが、最終戦の相手はフランクフルト。アウエーで苦しい戦いを強いられたヴォルフスブルクは前半早々にフランクフルトに先制点を許す。後半に1-1の同点に追いついたヴォルフスブルクは大儀見、フランスクフルトも安藤を投入し追加点を狙うが、ともにゴールがないまま1-1の引き分けに終わった。一方、5位のエッセンをホームに迎えたバイエルンは2-0で勝利を収め、バイエルンが最後の最後にヴォルフスブルクを逆転し、39年ぶりとなる女子ブンデスリーガ優勝を決めた。なお、永里亜紗乃が所属するポツダムはすでに4位が確定していたが、最終戦でUSVイェーナを3-1で下した。</p>
<p><span class=女子バレークラブ世界選手権:エジザーシュバシュが初優勝、久光は健闘も5位

<初出場で初優勝を果たしたエザージュバシュ>” /> 女子バレーボールのクラブチーム世界一を決めるFIVBクラブ世界選手権は10日に決勝戦が行われ、トルコのエジザージュバシュがロシアのディナモ・クラスのダールを3-1で下し、初優勝を果たした。</p>
<p> スイスで行われた今大会には6チームが参加。欧州からは、今季のCLを制したエジザーシュバッシュ、ディナモ・クラスのダール、スイスのボレロ・チューリヒの3チーム、南米からは、ブラジル男子代表監督も兼任するベルナルド・レゼンデ監督率いるブラジルのレクソナ・リオ・デ・ジャネイロ、アジアからは、アジアクラブ選手権2014優勝の久光製薬スプリングス、中南米からはドミニカ共和国のミラドール・サントドミンゴが出場した。</p>
<p> 今大会が初出場となるエジザーシュバシュにとっては初となるクラブ世界一だが、トルコ勢としては、201年のフェネルバフチェ、2013年のワクフバンクに続く3チーム目となる。エジザージュバシュは、グループリーグの初戦でいきなり久光製薬に2-3で敗れたものの、その後はディナモ・クラスノダール、ボレロ・チューリヒに連勝して決勝へ駒を進めると、決勝で再びディナモ・クラスのダールと対戦。決勝では、アメリカ代表のウィングスパイカー、ジョーダン・ラーソン、トルコ代表オポジットのネスリハン・デミルが2人で28ポイントを奪う活躍を見せ、チームを初の世界一に導いた。</p>
<p><久光製薬、決勝トーナメント進出ならずも世界の強豪と互角に戦う><br />
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アイスホッケー世界選手権:カナダが開幕6連勝、アメリカもグループ首位キープ

 チェコで行われているアイスホッケーの世界選手権は予選ラウンド終盤に入ったが、グループAでカナダ、グループBでアメリカと北米勢が順調に勝ち星を重ね、ともに首位に立っている。今大会はNHLの選手も加わっているカナダは、開幕から負けなしの怒涛の6連勝中だ。6試合を終えてグループ最多得点(39)、最少失点(13)と前評判通りの強さを見せている。一方、アメリカは伏兵ベラルーシに足元をすくわれたものの5勝1敗で勝ち点を15に伸ばし、ロシアを1ポイント差で上回り首位をキープしている。残り1節を終えた後、14日からはいよいよ決勝トーナメントに入る。

ラグビーセブンズ・ワールドシリーズ:スコットランド大会優勝でフィジーが総合首位

<総合優勝に王手をかけたフィジー>” /> ラグビーゼブンズのワールドシリーズ、スコットランド大会は10日に決勝戦が行われ、フィジーがニュージーランドを24-17で下し、シリーズ4勝目を挙げるとともに、総合順位でも南アフリカを逆転し、首位に立った。残るは、シリーズ最終戦のイングランド大会のみとなったが、総合優勝の可能性があるのは、フィジー(147ポイント)、南アフリカ(142ポイント)、ニュージーランド(139ポイント)の3チームに絞られた。</p>
<p><ジャパン・セブンズは0勝で最下位、残留に向け崖っぷち><br />
 コアチーム残留をかけて14位ポルトガルトのポイント差を詰めたいジャパン・セブンズは、グループラウンド初戦でアルゼンチンと12-12で引き分け、幸先よく1ポイントを手にする。しかし、その後はアメリカに7-38、カナダにも0-28で大敗。グループ最下位で順位決定ラウンドに進むが、ここでもフランスに0-19、サモアに14-24と連敗し、最下位が確定した。一方、ポルトガルは最終戦でロシアを10-7で下し、2ポイントを獲得。ジャパン・セブンズは、前回の東京大会でポイント差を大きく縮めたが、今大会で再び離されてしまった。現在、両者のポイント差は9で、最終戦のイングランド大会でジャパン・セブンズが残留を果たすためには、少なくとも東京大会に匹敵するポイント(10)を挙げる必要があり、崖っぷちに立たされた。 </p>
<p><span class=野球:欧州に新プロ野球リーグ連盟が発足

europe280_05 8日、アムステルダムで欧州プロ野球リーグ機構(EAPB)のキックオフミーティングが行われた。

 同連盟は、2016年からの実施を目指す新リーグ、ユーロリーグ・ベースボール(ELB)の統括団体として新たに創設されたもので、この日のキックオフミーティングには、ELBに参加する予定のフランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オランダのクラブチーム関係者などが出席した。
 ELBは各国のリーグ戦と並行して開催され、各国からそれぞれ2チームずつが参加する予定だ。EAPBは今後、2016年からのスタートに向け、ロジスティック、運営資金、大会フォーマットなどについて議論を進めていく。3月に日本で行われた欧州選抜と日本代表の親善試合で欧州野球のレベルの高さが証明されたことで、欧州リーグ創設の動きが加速した。

女子ハンドボール欧州CL:ブドゥチノストが2度目の栄冠に輝く

<全勝チームを倒し喜びを爆発させるブドゥチノストの選手>” /> 女子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は9日と10日にハンガリーのブダペストでファイナル4が行われた。</p>
<p> 9日の準決勝ではノルウェーのラルビクがロシアのディナモ・シナラを31-22で退け、マケドニアのヴァルダールを27-17で下したモンテネグロのブドゥチノストとともに決勝に進んだ。</p>
<p> 10日に行われた決勝戦では、今季のCLでここまで唯一全勝で勝ち上がってきたラルビク優勢と見られていたが、試合が始まるとブディチノストが序盤から主導権を握り、14-8と大差をつけて前半を折り返す。後半、ラルビクも徐々に差を詰めるが最後までリードを奪うことができず、最後は26-22でタイムアップを迎えた。ラルビクに今季のCLで初黒星をつけたブドゥチノストは、2012年以来となる欧州女王の座に返り咲いた。なお、3位決定戦ではヴァルダールが28-26でディナモ・シナラを下している。</p>
<p><span class=男子バスケット:スペイン代表新監督にスカリオーロ氏が就任

<スペイン代表監督に復帰したスカリオーロ氏>” /> スペインバスケットボール協会(FEB)は7日、同国の男子代表監督にイタリア人のセルジオ・スカリオーロ氏が就任することを発表した。</p>
<p> スカリオーロ氏は2009年から2012年の間にもスペイン代表を率いており、その間、2009年、2011年のユーロバスケット(欧州選手権)で優勝、2012年のロンドンオリンピックでも銀メダルを獲得するなど実績を残している。スペイン代表にとって最大の目標は来年行われるリオ・オリンピックでのメダル獲得だが、スカリオーロ新監督にとって最初の試金石となるのは、今年9月にウクライナで行われるユーロバスケット(欧州選手権)になる。この大会でスペイン代表は、NBAでプレーするリッキー・ルビオ、ホセ・マヌエル・カルデロンといった主力選手を欠くことになりそうだが、新戦力でどこまでカバーして結果を出せるか、スカリオーロ新監督の手腕が問われる。</p>
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