Japan Sports Week 2022にて特別講演を行いました
2022年5月13日、東京ビッグサイトにて行われたJapan Sports Week 2022にて、
“スポーツ×サステナビリティ”をテーマに、特別講演を行いました。
<講演概要>
「産業外から見るスポーツの価値 ~ファン・企業はなぜスポーツにサステナビリティを求めるのか~」
近年、持続可能な社会を実現するためサステナビリティやSDGsに取り組む企業が増えています。こうした流れはスポーツ界も例外ではなく、欧州関係者などによるとスポーツ組織が社会的役割を果たすことは”もはや必須”とも言われています。
このように、一つのムーブメントになりつつあるサステナビリティやSDGsですが、その背景にある原動力はいったいどこにあるのでしょうか?
その要因として、Z世代の台頭、金融・投資家の関与、そして日本においてはスポーツを支える企業の意識変化などがあげられます。本講演では、日本トップリーグ連携機構が実施した企業意識調査の結果とともに、マーケティング及び金融に造詣の深い方々とその背景にある原動力を読み解きます。
<登壇者プロフィール>
●秦 アンディ英之
桐光学園高、米国・ハーバーフォード高、明治大を経てアサヒビールシルバースターでプレーした元アメリカンフットボール選手。ソニー株式会社在籍時には、FIFAとのトップパートナーシップ等、全世界を束ねるグローバル戦略の構築を担当。その後、スポーツデータリサーチ会社であるニールセン・スポーツの日本法人および北アジア地域代表、ONE Championship日本代表取締役社長を経て、現在はYouGov社スポーツ部門の特別アドバイザーを務める。
●桂田 隆行
1999年日本開発銀行(現(株)日本政策投資銀行)入行。エネルギー部、中国支店、産業・技術部、北海道支店、中堅・成長企業ファイナンスグループにて化学業、ホテル・旅館業、観光業等への企業の融資業務に従事。現在は、スタジアム・アリーナを活かしたまちづくりや日本のスポーツ産業市場についての企画調査や投融資検討等を担当。早稲田大学スポーツ科学研究科修士課程修了、スポーツ庁 INNOCATION LEAGUE 審査員、経済産業省 地域×スポーツクラブ産業研究会委員、さいたま市スポーツアドバイザー、広島県スポーツ政策アドバイザー、釜石鵜住居復興スタジアム運営委員会委員 等を務める。
●菅原 政規
2005年より現職。中央省庁等の公共機関に対するコンサルティングに携わり、調査、業務改善、情報システムに至る案件を多く手がける。近年は、スポーツ政策及びスポーツ関連企業・団体向けのコンサルティングを実施。PwCが毎年発行する「PwCスポーツ産業調査」の日本版監修責任者。早稲田大学スポーツビジネス研究所招聘研究員。
●田口 禎則
筑波大学卒業後、サンフレッチェ広島、浦和レッドダイヤモンズなどでプレーした元Jリーガー。2004年にはさいたまレイナスFC(現浦和レッズレディース)監督としてリーグ初優勝に導き、2006年からはなでしこリーグ専務理事を務めるなど、女子サッカー界でも活躍。2009年に日本トップリーグ連携機構常務理事に就任、2015年より現在の理事・事務局長を務める。
Japan Sports Week 2022については以下からご覧ください。
Japan Sports Week 2022ホームページ