１st-Ｓ第１３節が５月２３日（土）に２試合、２４日（日）に６試合が開催される。

　２３日はＳＰ京都ＦＣと鹿児島ユナイテッドＦＣの対戦が「西京極」で開催。前節では首位ソニー相手に攻撃面で優位に立ちながら敗れたＳＰ京都。しかしシーズン開幕時に比べ明らかに調子は上向き。敗れると１st－１位が遠のく可能性がある鹿児島は前半のうちに先制点をとって折り返したいところか？昨年の２位と３位の対戦で対戦成績は１勝１敗。今回勝利掴むのはどちらか？

　ＦＣ大阪と横河武蔵野ＦＣの対戦は「金鳥スタ」で開催。鹿児島同様、こちらも敗れると１st－１位が遠のくＦＣ大阪はここ数試合、爆発力のある攻撃が小休止状態。特に後半の動きが課題。選手交代のタイミングが鍵となるか？横河武蔵野ＦＣは今節ＤＦの要でありＪＦＬ最多出場記録の小山大樹が出場停止。代わりに出場する選手がＦＣ大阪の攻撃陣を抑えることができるか注目したいところだ。

　２４日はＨｏｎｄａ ＦＣとソニー仙台ＦＣの対戦が「都田」で開催。第１回からＪＦＬを支えてきたチーム同士。無冠のソニーにとっては超えなければいけない壁。勝って１st－Ｓ制覇王手となるか？Ｈｏｎｄａはこの首位との直接対決で勝利以外は１st－Ｓ１位の可能性がほぼ無くなるだけに序盤から積極的に仕掛けて前半のうちにゴールを決めたいところ。ソニーの固い守りをいかにして崩すか？

　ＭＩＯびわこ滋賀とホンダロックＳＣの対戦は「甲賀」で開催。好調の滋賀攻撃陣をロックは抑えることができるかに注目が集まるこの試合。序盤での両チームの戦い方に注目。ロックとしては滋賀の流れからの攻撃のみならずセットプレーも警戒したい。滋賀はロックのサイドを抑えることができるか？

　栃木ウーヴァＦＣとヴァンラーレ八戸の対戦は「小山」で開催。昨年は１勝１敗だったこの対戦。セットプレーからのゴールが多い両チーム。プレースキッカーである栃木の濱岡和久、八戸の新井山祥智には注目したい。勝ち点３差で２位の八戸は勝ってソニーの王手に待ったをかけることができるか？
　
　ＦＣマルヤス岡崎とアスルクラロ沼津の対戦は「名古屋港」で開催。連敗も攻撃面は上向きのマルヤス。２試合連続ゴールのベテラン佐野裕哉には今節も期待がかかる。逆に３試合連続無得点で勝利のない沼津は攻撃陣の奮起に期待したい。東海リーグでも苦手にしていたマルヤスに今回は雪辱なるか？

　奈良クラブとヴェルスパ大分の対戦は「鴻ノ池」で開催。２試合連続ゴールなしの奈良。守備面では安定しているだけに攻撃陣の奮起に期待。特に途中出場の選手にはゴールを期待して出ることが多いだけに結果を出したいところだ。Ｖ大分は前節で決勝ゴールを決めた大迫希に注目が集まりそうだ。

　流経大ドラゴンズ龍ケ崎とファジアーノ岡山ネクストの対戦は「龍ケ崎」で開催。１５位と１６位の対戦となるこの試合。共に少しでも勝ち点を確保したいところだろう。若い選手が多いチーム同士の対戦だけに運動量の多い攻守の切り替えが速くシュート数の多い試合になることを期待したい。

　１st－Ｓも残り３節。上位２チームの結果いかんでは、第１４節で１位が決定する可能性もあるだけにタイムリーに試合状況が気になる節。試合速報を常にチェックする関係者も多いだろう。

　1stステージ試合の詳細は日本フットボールリーグ オフィシャルWebサイトをご覧下さい。