平成28年度日本トップリーグ連携機構 若手研修会Ⅰ 開催報告
日本トップリーグ連携機構では、6月1日(水)・2日(木)の2日間、大阪・長居ユースホステル多目的室において平成28年度の若手研修会Ⅰを開催いたしました。
この研修会は、各リーグが推薦する将来有望な若手選手に対して、オリンピックや世界選手権にて日本代表選手としてふさわしい競技力・人間力が発揮できるようなスキル・マナーを身につけることを目的にしています。今回は6リーグより90名の選手が参加しました。
本事業はスポーツ振興くじ(toto)助成事業です。
【1日目】
開講式では当機構代表理事専務理事である市原則之による主催者挨拶、事務局によるガイダンスが行われ、その後、「先輩からの一言」として当機構理事・事務局長の田口禎則より講義がありました。元Jリーガーの田口事務局長、選手時代の挫折をいかにして乗り越え、引退後にどのような人生を送っていたか披露してくれました。
2番目の講義は、JOC相馬浩隆氏のアイスブレークです。参加者はお互いに自己紹介をしたり、グループに分かれて考えながら体を動かす協同作業をしたり、笑い声が聞こえるほど楽しそうに受講し、まさに打ち解けていました。
3番目の講義は、コーチ道の松場俊夫氏による「アスリートのキャリアデザイン」でした。チョコレートを渡され「家」の創作をする宿題がありましたが、個性豊かな「家」に互いに驚いていました。
その後は懇親会が開催され、参加者はさらに親睦を深めていました。
【2日目】
2日目は寺田由美氏による「コミュニケーションスキル講座」から始まりました。相手にどのように言葉で表現して伝えるか、難しい課題に参加者が工夫して臨んでいました。
5番目の講義は、テレビ朝日の宮嶋泰子氏による「メディアトレーニング」でした。普段からアスリートにインタビューを行っている宮嶋様から突然の質問に恥ずかしながらも、誠実に受け答えしていました。
昼食をはさみ、最後の講義はTRENSYS代表の上田大介氏による「SNS対策」でした。参加者はトップアスリートとしての自身の価値を下げないためにもSNSを上手に活用していく術を学びました。
講義終了後は事務局からの挨拶があり、今回の若手研修会は終了しました。
参加者の皆さんが本研修で得たことを一つでも多くご自身の競技生活に取り入れ、研修を共にした他競技選手との繋がりも大事にし、今後ご活躍することを祈念いたします。