第１８回日本フットボールリーグ１st-Ｓ第３節が３月１９日（土）に１試合、２０日（日・祝）に７試合が開催される。今節は浦安と青森の新入会対決に注目が集まりそうだ。

　１９日は連勝スタートのアスルクラロ沼津と流経大ドラゴンズ龍ケ崎の対戦が「富士」で開催。昨年の２強相手に連続前半序盤で先制点をあげている流経大の速攻を沼津は抑えることができるか？沼津は前半を失点ゼロに抑えることが３連勝に向けてのポイントとなるかもしれない。今季は１勝１分けの好スタートの流経大は若さとスピードで沼津の堅い守りを崩すことができるか注目したい。

　２０日は今季初のホーム開催となるヴァンラーレ八戸とＦＣマルヤス岡崎の対戦が「八戸東陸」で開催。初戦は引き分けも前節は４ゴールの快勝。今季初のホームとなる今節でも村上聖弥や水谷侑暉のＦＷの二人のゴールに期待したい。序盤で先制し優位に進めたいところだ。連敗のマルヤスは未だにゴールなし。八戸は２試合とも失点しているだけに今節こそマルヤス攻撃陣の奮起に期待したいところだ。

　Ｈｏｎｄａ ＦＣとファジアーノ岡山ネクストの対戦は「都田」で開催。前節は優位に攻め勝利だったＨｏｎｄａだがゴールはＰＫのみ。今節はホームで複数のゴールで勝利となるか？岡山Ｎは前半から積極的に攻めてくることが予想されるＨｏｎｄａの攻撃をいかに抑えるかが鍵。前がかりに攻めてくる相手に速いカウンター攻撃からのゴールが見られるか注目したい。

　連勝スタートで首位のＦＣ大阪と２分けの東京武蔵野シティＦＣの対戦は「ヤンマーフィー」で開催。この対戦で注目されるのはＦＣ大阪の厚い攻撃か？武蔵野の堅い守備か？といったところか。ＦＣ大阪の攻撃陣ではＦＷの田中直基だけが今季ゴールなし。今節は注目したい選手だ。未だ１ゴールの武蔵野は得意のセットプレー等でＦＣ大阪からゴールを決めることができるか？

　ホンダロックＳＣと奈良クラブの対戦は「宮崎市」で開催。ロックは２ゴールを決めている山田貴文が今節出場停止。代わりに入る選手の出来が鍵となりそうだ。未だ勝利のない奈良。２試合で１ゴールの攻撃陣の奮起に期待したいところ。得意のサイド攻撃を使った攻撃でゴールなるか？

　ヴェルスパ大分と連勝スタートのＭＩＯびわこ滋賀の対戦は「大銀サＡ」で開催。共に今季は守備では安定している感があるだけに勝敗の鍵は攻撃面か？風の影響を受けやすいスタジアムだけに前半と後半では戦い方も大きく代わるだろう。風を味方に勝利に繋げられるのはどちらか？

　栃木ウーヴァＦＣとソニー仙台ＦＣの対戦は「栃木市」で開催。昨年はこの会場で７ゴールと派手な打ち合いとなったこの大戦。今季は２試合で６失点の栃木ウに対し２試合とも序盤の失点で先制されているソニー。今節は互いに慎重になり特に前半は静かな展開となるか？

　ブリオベッカ浦安とラインメール青森の新入会対決は「柏の葉」で開催。２チームで合計勝点１。ＪＦＬの洗礼を受けている感のあるチーム同士だが、同期対決では互いに譲れないところ。特に浦安は昨年１１月の地域リーグ決勝大会で敗れているだけにリベンジしたいところ。今季こそ初ゴールなるか？青森は前節の後半に１３本のシュートを放つが無得点で初黒星。今節は攻撃陣の奮起に期待したい。

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