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2023-7-3

「Japan Sports Week 2023」にて特別講演を行いました

 
2023年6月29日(木)、東京ビッグサイトにて行われた「Japan Sports Week 2023」にて、”日本ならではのスポーツ文化とは”をテーマに特別講演を行いました。
 
 

 
 
<講演概要>
 
「日本の目指すべきスポーツ文化とその発展の可能性」
 
昨今、スポーツ産業のビジネス化や学校部活動の地域移行などスポーツを取り巻く環境が大きく変化しようとしています。日本のスポーツの特徴として、いわゆる実業団スポーツのように高い競技力を持つチームを企業が支える活動や、学校・教育現場においても部活動という形で豊富なスポーツ機会が提供されています。ただ、こうした活動や環境が時代の移り変わりとともに変化が求められているのも事実です。
スポーツ基本法の前文にも「スポーツは、世界共通の人類の文化」との言葉があるとおり、我々の身近にある文化の一部としてスポーツを捉えた際に、スポーツは今後どのように発展していくべきなのかを探ります。
 
 
<登壇者プロフィール(敬称略)>
 
・一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長 長田新子
AT&T、ノキアにて通信・企業システムの営業、マーケティング及び広報責任者を経て2007年にレッドブル・ジャパンに入社。コミュニケーション統括責任者及びマーケティング本部長(CMO)として10年半、エナジードリンクのカテゴリー確立及びブランド・製品を市場に浸透させるべく従事し2017年に退社。2018年から渋谷区にて設立された一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局長として、多様な個性・価値観を原動力に、新しいカルチャー創発とソーシャルイノベーションを通じて、都市の可能性をデザインするプロジェクト活動を推進。2018年にNEW KIDS(株)を立ち上げ、ブランド、スポーツ、コミュニティ関連のアドバイザーや講演活動、Metaverse Japan代表理事、マーケターキャリア協会理事、(株)SAKUSEN TOKYO社外取締役など幅広く活動する。著書に「アスリート×ブランド感動と興奮を分かち合うスポーツシーンのつくり方」(宣伝会議/2020年)。
 
・経済産業省 貿易経済協力局 貿易振興課 課長補佐 坂本弘美
(元・スポーツ庁 参事官(民間スポーツ担当)付 参事官補佐)
NTTコミュニケーションズ(株)にシステムエンジニアとして就職。その後、2016年3月に経済産業省に入省、製造産業局にて製造業のIoT推進政策に携わる。2018年10月から同省 商務・サービスグループにて、主に中小・小規模事業者や自治体へのキャッシュレス推進政策に携わる。2020年7月より現職、スポーツの成長産業化に取り組む。
 
・公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)理事長 髙田春奈
1977年5月17日生まれ、長崎県佐世保市出身。国際基督教大学を卒業後、ソニー入社。秘書、人事を経て、2005年独立。主にジャパネットグループにおける人事コンサルティング、広告代理店業(メディアバイイング、クリエイティブ)を経て、2018年JクラブのV・ファーレン長崎の上席執行役員に就任。広報や運営業務を担当した。2020年同クラブの代表取締役社長就任。一貫して人とメディアに関わる仕事に携わる傍ら、大学にて経営学・教育学について学び、現在は東京大学大学院教育学研究科博士課程に在籍し、教育思想の研究を継続している。2022年3月Jリーグ常勤理事、JFA理事に就任。Jリーグでは社会連携他、複数の部門を担当した。同年9月にWEリーグの2代目チェアに就任。なでしこリーグ理事長、Jリーグ特任理事とJFA副会長も務める。
 
・一般社団法人日本トップリーグ連携機構 理事・事務局長 田口 禎則
筑波大学卒業後、サンフレッチェ広島、浦和レッドダイヤモンズなどでプレーした元Jリーガー。2004年にはさいたまレイナスFC(現浦和レッズレディース)監督としてリーグ初優勝に導き、2006年からはなでしこリーグ専務理事を務めるなど、女子サッカー界でも活躍。2009年に日本トップリーグ連携機構常務理事に就任、2015年より現在の理事・事務局長を務める。
 
・PwCコンサルティング合同会社 ディレクター 菅原政規 (モデレーター)
2005年より現職。中央省庁等の公共機関に対するコンサルティングに携わり、調査、業務改善、情報システムに至る案件を多く手がける。近年は、スポーツ政策及びスポーツ関連企業・団体向けのコンサルティングを実施。PwCが毎年発行する「PwCスポーツ産業調査」の日本版監修責任者。早稲田大学スポーツビジネス研究所招聘研究員。