2011/10/17

　愛フェス2011は、「楽しむことが誰かのためになる」のテーマのもと、愛知でできる東北支援イベントとして、市民、企業、NPOが参加し、「見る」「食べる」「参加する」の3つの枠組みでイベントが行われました。JTLは、「参加する」イベントのひとつとして、子どもたちにボールゲームの楽しさを体験してもらい、ボールゲームに興味をもってもらうことを目的とし、8日（土）は、年長から小学3年生までを対象としたボールであそぼう、9日（日）は小学4年生から6年生を対象にキッズチャレンジを展開しました。

　ボールであそぼうは、山梨大学の中村和彦先生、元ハンドボール日本代表の中川善雄さん、元バスケットボール日本代表の岩屋睦子さんを講師に迎え、3時間のプログラムを展開しました。前半は、子どもたちに、1人1個のボールを持ってもらい、ボールを使った基礎的なプレーが行われました。子どもたちは、中川さん、岩屋さんの見本を見ながら、ボールを投げたり、ドリブルをついたり、蹴ったり、いろいろな動きをしながら、ボールにたくさん触れることによって、ボールで遊ぶ楽しさを体感している様子が見られました。後半には、2人から4人程度の複数人数でボールを扱う連携プレーが展開され、タイミングやリズムを合わせて、子どもたちは体を動かしていました。最後のゲーム的なプレーでは、年長から1年生までは、しっぽとりゲームなど簡単なルールのゲームが行われ、2年生・3年生は6つのグループに分かれプレルボールのリーグ戦が行われました。2・3年生の子どもたちは、ゲームを重ねるごとにルールを覚え、子どもたち同士でコミュニケーションをとっていました。

　キッズチャレンジは、愛知県で活躍する選手が中心となってプログラムを展開しました。参加者には、ボールゲームの経験者に限らず、普段はダンスをやっている子どもたちも多く参加していて、バスケットボール、バレーボール、フットサル、ハンドボールの4つの種目を順番にローテーションして、楽しく体験していました。バスケットボールは三菱電機ダイヤモンドドルフィンズの富永啓之さんとWJBLの島田智佐子さん（元アイシンAW）、バレーボールは豊田合成トレフェルサの川浦博昭さんとデンソーエアリイービーズの大村祥子さん、フットサルは府中アスレティックFCの石井秀樹さんとペスカドーラ町田の篠崎隆樹さん、ハンドボールは名古屋市を拠点に活動するHC名古屋チームの皆さんが講師をつとめました。高橋瑛美さんや秋山美寿々さんを始めとするHC名古屋の皆さんは、子どもたちに負けない声と元気で、会場全体を活気づけていました。前半は、各種目ごとに講師陣がデモンストレーションを見せ、その後、基礎的なプレーが展開されました。後半は、いくつかのシュートを体験したり、ドリブル競争をしたり、ゲームをしたりと、ゲーム的なプレーを通じて、競い合う楽しさを体験している様子が見られました。

●開催要項

趣　　旨	日本トップリーグ連携機構（ＪＴＬ）に所属するチームや指導者を招き、愛知県の小中学生を対象とした技術クリニックやふれあいを通じて、スポーツ（ボールゲーム）の楽しさを体験しながら、基本的な技術の習得と競技力の向上を図り、将来の豊かなスポーツライフを支援するため実施する。
主　　催	一般社団法人日本トップリーグ連携機構
主　　管	２０１１ボールゲームフェスタｉｎ愛フェス実行委員会
特別協賛	株式会社セレスポ、株式会社レオック
期　　日	平成２３年１０月８日（土）、９日（日）
会　　場	愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センター　体育館
内　　容	（１）ボールであそぼう（年長から小学３年生対象）　：１００名 ボールを使った様々な「遊び」を楽しみながら紹介し、子どもの運動能力の向上を図る。 （２）キッズチャレンジ（小学４年生から６年生）　：１２０名 初心者を対象にバレーボール、バスケットボール、ハンドボール、フットサルの４競技をローテーションで体験する
日　　程	１０／８（土）１４：００－１７：００　ボールであそぼう １０／９（土）１４：００－１７：００ キッズチャレンジ
講　　師	（１）ボールであそぼう 中村和彦（山梨大学人間科学部教授） 中川善雄（元ハンドボール日本代表） 岩屋睦子（元バスケットボール日本代表） （２）キッズチャレンジ ＪＴＬ加盟チーム所属選手並びに選手OB　OG フットサル：石井秀樹（府中アスレティックFC）、篠崎隆樹（ペスカドーラ町田） バレーボール：川浦博昭（豊田合成トレフェルサ）、大村祥子（デンソーエアリービーズ） バスケットボール：富永啓之（三菱電機ダイヤモンフィンズ）、島田智佐子(WJBL) ハンドボール：HC名古屋チーム

●スナップ集