「ボールであそぼう」指導者養成講習会inKANAGAWA 開催報告
2011/10/27
日本トップリーグ連携機構(JTL)では、10月23日(土)神奈川県横浜市神奈川スポーツセンターにて、「ボールであそぼう」指導者養成講習会を開催いたしました。
今回の「ボールであそぼう」指導者養成講習会は、スポーツレクリエーションフェスティバル2011のイベントのひとつとして行われました。横浜市の地域スポーツ指導者や学校関係者らが対象の講習会で、午前中は山梨大学の中村和彦教授による講義「ジュニア期のスポーツの考え方」について、午後は、岩屋睦子さん(バスケットボール元日本代表)、中川善雄さん(ハンドボール元日本代表主将)による実技を展開しました。
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「ボールであそぼう」は、ボールを使った運動プログラムで、JTLが平成19年度から開発に取り組み、平成21年11月に完成したものです。ボールであそぼう指導者講習会は、「ボールであそぼう」を全国的に普及・指導するための講習会で、平成22年からスタートし、今回で4回目となります。幼少年期の子どもたちがボールを使って基本的な動作や、基本的な技能を楽しく習得できるようなプログラムを横浜市の地域スポーツ指導者や学校関係者に参加してもらい、今後の展開につながることを目指しています。冒頭の挨拶で、JTLの平野祐司事務局長は、「子どもたちが、楽しく、面白く感じて、のめり込んで遊ぶプログラムとして、まずは指導者の皆さんにも楽しんでほしい」と抱負を話しました。
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参加者の白井さんは、高齢者向けの体操教室において運動指導に携わっていて、その中でボールを使ったゲームをすることがあり、今回の講習会を受けて、安全に配慮しながら、高齢者向けのコンテンツとしても十分に活用できるという感想が聞かれました。ボールのサイズを変えてみたり、いろいろな動きを交えた内容があり、とても満足された表情で、今後の指導に役立てたいとのことでした。
平成23年度は、今後、11月に愛媛県西条市、2月に東京都杉並区、3月に青森県青森市において、ボールであそぼう指導者講習会を開催する予定です。ボールを使って楽しく遊ぶプログラムとして「ボールであそぼう」に興味・関心がある地域スポーツ指導者の皆さん、学校関係者の皆さんのご参加をお待ちしております。
●ボールであそぼう指導者養成講習会inKANAGAWA 要項
目的 | 日本トップリーグ連携機構は、子どもの体力低下の問題の解決に向けて、スポーツ好きな子どもを育成するために、「動きつくり」の要素を取り入れた、ボールを使った運動プログラムの開発・実践を行っています。 今回は、幼少年期の子どもたちがボ-ルを使って基本的な動作や、基礎的な技能を楽しく習得できるようなプログラムを地域指導者や学校関係者に提供するものです。 |
主催 | 日本トップリーグ連携機構、横浜スポーツ・レクリエーションフェスティバル実行委員会 |
主管 | 横浜市神奈川スポーツセンター 独立行政法人 日本スポーツ振興センター スポーツ振興基金助成事業 |
日程 | 平成23年10月23日(日) |
会場 | 神奈川スポーツセンター |
対象 | 定員50名、地域指導者・小学校関係者など、どなたでも可。 |
●ボールであそぼう指導者講習会inKANAGAWA 内容
時間 | 内容 | 会場 |
10:00〜12:00 | 講義 ジュニア期のスポーツの考え方 | 横浜市神奈川スポーツセンター研修室 |
13:00〜16:00 | 実技 ボールであそぼうプログラム | 横浜市神奈川スポーツセンター第2体育施設 |