「ボールであそぼう」指導者養成講習会 in 福島県郡山市開催報告
2012/12/12
日本トップリーグ連携機構(JTL)では、11月18日(日)に、福島県郡山市安積第一小学校体育館にて、「ボールであそぼう」指導者養成講習会を開催致しました。参加者は郡山、福島、飯館村などの小学校、幼稚園の先生、保育所の保育士、大学生など41名でした。
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「ボールであそぼう」講義
山梨大学の中村和彦教授による「ボールであそぼう」講義に先立ち、まず主催者側から参加者の皆様にJTLの概要を説明しました。中村教授のご紹介の後、講座がスタートしました。
講義では、人間の動作の多様化、洗練化は子供のうちに育まれ決まること。そして、現代の子供の動作の多様化、洗練化が低下していること。動作の多様化、洗練化を育むためにいかに面白く見せて取り組ませるかが大切なこと。その一環として、いろいろなものに触れて楽しさを知る「ボールであそぼう」の意義などについて約30分間話が続きました。また、今回講習会が行われた福島を「全国のモデル」にするのが目標という言葉も中村教授から発せられました。参加下さった皆様はみな熱心にノートを取りながら、講義に聞き入っていました。
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指導者実技講習
「ボールであそぼう」講義終了後、指導者実技講習が始まりました。今回の講師、東京都昭島市立拝島第一小学校眞砂野裕先生と東京都足立区立五反野小学校武田千恵子先生を中心に、サポートスタッフたちが見本を見せながら、プログラムに含まれる基礎的なプレー、連携的なプレー、ゲーム的なプレーが展開されました。
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ボールを投げたり、蹴ったり、身体のいろんな部分でボールを止めたりするうち、みなさん、身体も慣れて行き、また、1人で行うものから、5〜6人がチームになるプログラム、ボールを使わないプログラムへとゲーム性が高くなるにつれて、子どもたちに負けないぐらい楽しそうな声がアリーナに響きました。講師の先生の皆さんへのアプローチも楽しく上手で、それに乗せられて会場の寒さも忘れる熱の入りようでした。今後、参加者のみなさんが、この研修会での体験を元に、「ボールであそぼう」プログラムをそれぞれの場所で活用し、展開させてくれることが期待されます。
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今回の指導者養成講習会開催にご尽力下さったすべての皆様、特に後援して頂いた郡山市・郡山市教育委員会、協力頂いた郡山市震災後子どものケアプロジェクト各位に心よりお礼申し上げます。
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「ボールであそぼう」指導者養成講習会 in福島県郡山市 開催要項
開催日程 | 平成24年11月18日(日)13:00〜16:45 |
開催場所 | 福島県郡山市立安積第一小学校体育館 |
参加対象 | 福島県指導者(保育士、幼稚園教諭、小学校教員、スポーツ指導者、学童クラブ指導員 など) |
講師 | 山梨大学教授 中村和彦氏 (文部科学省学習指導要領解説体育編作成協力者、日本体育協会ジュニアスポーツ指導員部会長、「ボールであそぼう」プロジェクトチーフ、PEP UP KOROYAMAチームリーダー) 東京都昭島市立拝島第一小学校 眞砂野裕氏 東京都足立区立五反野小学校 武田千恵子氏 |
内容 | 13:00 受付 13:45〜14:15 14:30〜16:45 |
主催 | 一般社団法人日本トップリーグ連携機構 (JTL) |
後援 | 郡山市・郡山市教育委員会 |
協力 | 郡山市震災後子どものケアプロジェクト |