10:30-10:40 |
開会の挨拶と本シンポジウムの趣旨説明
原田宗彦(早稲田大学スポーツ科学学術院教授) |
PART1:ロンドン2012に学ぶ7年間のマーケティング
主旨:東京でのオリンピック・パラリンピック大会の開催が決定したが、2020年に向けて、今後開催地である東京都と、開催国である日本は、準備期間の7年間に何をすればよいか、そして大会後、どのようなオリンピックレガシーを残せばよいか、真摯な議論が必要とされる。そこで本シンポジウムでは、2012年ロンドン大会の経験に学ぶことを目的に、オリンピック大会のマネジメントと、ロンドン五輪を活用した英国スポーツ団体の発展に詳しいDr. Vassil Girginovを招き、 LOCOG(ロンドン五輪組織委員会)と英国政府が何を準備し、大会後に何を残したかについて学ぶ機会を持つこととした。
司会:作野誠一(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
10:40-12:30 |
基調講演
オリンピック大会とスポーツ・観光のディベロップメント
Dr. Vassil Girginov (Brunel University、UK)
ファシリテーター
勝田 隆氏(日本スポ―ツ振興センター) |
12:30-13:30 |
昼食 |
PARTⅡ:ドイツのスポーツ振興戦略に学ぶ
主旨:戦後、日本のスポーツ振興はドイツから多くを学んできた。戦後の施設整備の参考としたゴールデンプランからスポーツ少年団(1962年)の制度づくり、そして総合型地域スポーツクラブまで、ドイツには日本がベンチマークとした制度や政策があった。競技スポーツにおいても、ドイツは、2010年バンクーバー冬季五輪大会で日本の5個に対して30個のメダルを、そして2012年ロンドン夏季五輪大会においても日本の38個を上回る44個のメダルを獲得するなど1日の長がある。そこで本シンポジウムでは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、ドイツのスポーツ振興戦略を学ぶというテーマでシンポジウムを開催し、今後2020年大会に向けて、日本が学ぶべきスポーツ振興の在り方について考える機会とした。
司会:松岡 宏高氏(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
13:30〜14:00 |
特別講演
ドイツにおけるスポーツ振興戦略
Walter Tokarski氏(German Sport University 学長) |
14:00〜14:40 |
基調講演Ⅰ
ドイツにおける地域スポーツクラブ政策
Christoph Breuer氏(German Sport University教授) |
14:40〜15:20 |
基調講演Ⅱ
ドイツにおけるトップスポーツ振興戦略
Kirstin Hallman氏(German Sport University専任講師) |
15:20〜15:30 |
休憩 |
15:30〜16:00 |
基調講演Ⅲ
日本における地域スポーツクラブの現状と展望
黒須 充氏(福島大学人間発達文化学類教授) |
16:00〜17:20 |
パネルディスカッション
コーディネータ:木村 和彦氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)
パネラー
Christoph Breuer氏(German Sport University教授)
Kirstin Hallman氏(German Sport University専任講師)
黒須 充氏(福島大学人間発達文化学類教授) |
17:20〜17:30 |
閉会の挨拶
石井 昌幸氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授) |
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