2013-11-9

早稲田大学スポーツ科学学術院GCOEシンポジウム

2013/11/09


 早稲田大学スポーツ科学学術院では、11月29日(金)早稲田大学東伏見キャンパスにて、「2020年東京オリンピック・パラリンピック大会を見据えたスポーツと観光の振興」に関するシンポジウムを開催します。参加費は無料です。以下をご参照の上、ご参加下さい。

 

■日時:2013年11月29日(金)10:30-17:30 (10:00 受付開始)
■場所:早稲田大学東伏見キャンパス205号室(西武新宿線東伏見駅徒歩1分)
■参加費:無料
■使用言語:英語・日本語(同時通訳)
■プログラム

10:30-10:40 開会の挨拶と本シンポジウムの趣旨説明
         原田宗彦(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)

PART1:ロンドン2012に学ぶ7年間のマーケティング

主旨:東京でのオリンピック・パラリンピック大会の開催が決定したが、2020年に向けて、今後開催地である東京都と、開催国である日本は、準備期間の7年間に何をすればよいか、そして大会後、どのようなオリンピックレガシーを残せばよいか、真摯な議論が必要とされる。そこで本シンポジウムでは、2012年ロンドン大会の経験に学ぶことを目的に、オリンピック大会のマネジメントと、ロンドン五輪を活用した英国スポーツ団体の発展に詳しいDr. Vassil Girginovを招き、 LOCOG(ロンドン五輪組織委員会)と英国政府が何を準備し、大会後に何を残したかについて学ぶ機会を持つこととした。

司会:作野誠一(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)

10:40-12:30 基調講演
オリンピック大会とスポーツ・観光のディベロップメント
  Dr. Vassil Girginov (Brunel University、UK)
ファシリテーター
  勝田 隆氏(日本スポ―ツ振興センター)
12:30-13:30 昼食

PARTⅡ:ドイツのスポーツ振興戦略に学ぶ

主旨:戦後、日本のスポーツ振興はドイツから多くを学んできた。戦後の施設整備の参考としたゴールデンプランからスポーツ少年団(1962年)の制度づくり、そして総合型地域スポーツクラブまで、ドイツには日本がベンチマークとした制度や政策があった。競技スポーツにおいても、ドイツは、2010年バンクーバー冬季五輪大会で日本の5個に対して30個のメダルを、そして2012年ロンドン夏季五輪大会においても日本の38個を上回る44個のメダルを獲得するなど1日の長がある。そこで本シンポジウムでは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、ドイツのスポーツ振興戦略を学ぶというテーマでシンポジウムを開催し、今後2020年大会に向けて、日本が学ぶべきスポーツ振興の在り方について考える機会とした。

司会:松岡 宏高氏(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)

13:30〜14:00 特別講演
ドイツにおけるスポーツ振興戦略
Walter Tokarski氏(German Sport University 学長)
14:00〜14:40 基調講演Ⅰ
ドイツにおける地域スポーツクラブ政策
Christoph Breuer氏(German Sport University教授)
14:40〜15:20 基調講演Ⅱ
ドイツにおけるトップスポーツ振興戦略 
Kirstin Hallman氏(German Sport University専任講師)
15:20〜15:30 休憩
15:30〜16:00 基調講演Ⅲ
日本における地域スポーツクラブの現状と展望
黒須 充氏(福島大学人間発達文化学類教授)
16:00〜17:20 パネルディスカッション
コーディネータ:木村 和彦氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)
        パネラー
         Christoph Breuer氏(German Sport University教授)
         Kirstin Hallman氏(German Sport University専任講師)
         黒須 充氏(福島大学人間発達文化学類教授)
17:20〜17:30 閉会の挨拶
石井 昌幸氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授)

 

■主催:早稲田大学スポーツ科学学術院
■協力:日本スポーツマネジメント学会・日本スポーツ社会学会(予定)
■申込方法:参加をご希望される方は、下記の必要事項をご記入の上、メールにてお申し込み下さい。
(1)氏名(ふりがな) 
(2)ご所属 
(3)連絡先(メールアドレス・電話番号など)
(4)同時通訳機の使用の有無

※本シンポジウムは英語での講演となっているため、同時通訳を行います。同時通訳用ヘッドセットの使用をご希望される方は、当日、受付にてヘッドセット代をデポジットとして頂戴致し、返却後にお返しします。予めご了承下さいますよう、お願い申し上げます。

■申込先:早稲田大学スポーツ科学研究科 山下玲
rei-yamashita@akane.waseda.jp