ボールであそぼう指導者養成講習会 in 春日井 開催報告
2013/11/12
日本トップリーグ連携機構(JTL)と愛知県春日井市は市の教員、保育士、スポーツ指導者を対象に、2013年11月2日(土)グリーンパレス春日井、及び落合公園体育館にてボールであそぼう指導者養成講習会を開催いたしました。今回の講習会には31名が参加し、講義と実技演習が行われました。
|
「ボールであそぼう」は、JTLが開発した、発育発達期の子どもたちを対象とするボールを使った運動プログラムです。講習会ではこのプログラムの理論や運動の方法、子どもたちが「のびのびと身体を動かす楽しさや心地よさを味わう」ための指導法を学ぶことができ、受講者はそれぞれの現場で「ボールであそぼう」を生かした指導を実践することができます。
時間 | 日程 | 場所 |
9:30〜9:50 | 受付 | グリーンパレス春日井 |
10:00〜10:10 | 開講式 / 挨拶:安達宣郎 JTL常務理事 | グリーンパレス春日井 会議室 |
10:15〜12:00 | 講義 「ジュニア期のスポーツの考え方」 JTL事務局長 平野祐司 |
グリーンパレス春日井 会議室 |
13:00〜15:45 | ボールであそぼうプログラム 実技 岩屋睦子氏、堀美和子氏、泉谷優氏 |
落合公園体育館 |
15:50〜16:00 | 閉講式 | 落合公園体育館 |
10時より開講式が行われ、安達宣郎 当機構常務理事の挨拶に続き、当機構事務局長平野祐司による「ジュニア期のスポーツの考え方」の講義がありました。1985年を境に子どもたちの体力が急激に低下したこと、子どもたちを取りまく環境が大きく変化したこと、子どもたちの体力をアップさせるには「遊び」が必要であることなどが説明されましたが、先生や保育士さんは日頃から子どもたちに接する中で実感することも多いようで、うなづきながら耳を傾ける姿が多く見られました。
|
|
|
午後は、WJBLの岩屋睦子さん、Sports & Works の堀美和子さん、泉谷優さんによる「ボールであそぼう」の実技演習が行われました。アップに続き、ボールやフラフープを使った基本的なプレー、連携的なプレー、ゲーム的なプレー、そして最後にはアレンジを加えたキックベースボールが行われ、参加者の皆さんは皆、楽しみながらも真剣に学んでいらっしゃいました。
参加者の皆さんがそれぞれの場所で機会を作り、一人でも多くの子どもたちに遊びの楽しさ、ボール競技の楽しさを伝え、子どもたちの体力作りに貢献して下さることを期待して止みません。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
なお、今回の指導者講習会の開催にご尽力下さったすべての皆様、特に春日井市体育協会、公益財団法人春日井市スポーツ・ふれあい財団の皆様に心よりお礼申し上げます。
|
<講師プロフィール>
岩屋 睦子(WJBL)
愛知県生まれ シャンソン化粧品のポイントガードとして、前人未到の10連覇に大きく貢献、バスケットボール日本代表としても20年ぶりに出場したアトランタオリンピックで7位入賞の原動力となった。 |
堀 美和子(Sports & Works) ◇アシスタント
東京女子体育大学体育学部体育学科、同 体育学部社会体育学科卒業 主な資格 |
泉谷 優(Sports & Works) ◇アシスタント
兵庫県西宮市出身 甲子園大学卒業 2009年より文部科学省と(財)日本体育協会が共催している「子どもの体力向上事業」の一環として「スポーツ選手活用体力向上事業」ハンドボール部門でアシスタントとして全国の小学生を対象に指導にあたる |