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2015-4-8

「女子バレーボール」「男子・女子サッカー」 「女子アイスホッケー」「男子バスケット」「男子ラグビーセブンズ」 「男子ラグビー」「男子ホッケー」「女子ハンドボール」

女子バレーボール:欧州CL、エジザージュバシュ・フィトラが初タイトル

 女子バレーボールの欧州チャンピオンズリーグは5日にシュチェチン(ポーランド)で決勝戦が行われ、トルコのエジザージュバシュ・フィトラがイタリアのブスト・アルシーツィオをストレートで下し、悲願のCL初タイトルを勝ち取った。
<欧州CLの初タイトルを獲得したエジザージュバシュ・フィトラ> チェミク・ポリツェ(ポーランド)、ブスト・アルシーツィオ、エジザージュバシュ・フィトラ、そしてワクフバンク(トルコ)が勝ち進んだファイナル4では、まずブスト・アルシーツィオが地元のチェミク・ポリツェを3-0で下すと、続いてエジザージュバシュ・フィトラもワクフバンクとの同国対決を3-1で制し、CL優勝経験のない2チーム同士が最終決戦の舞台へ登りつめる。4750人の観衆が見守る中で行われた決勝は、昨シーズンCL2位のワクフバンクを下して勢いに乗るエジザージュバシュ・フィトラが第1セットを25-22で先取すると、第2セットもいきなり3-0とリードを奪い、そのまま25-20で押し切り、ついに優勝に王手をかける。迎えた第3セット、ブスト・アルシーツィオも何とか反撃を試み16-16と互角の戦いを展開するも、終盤に3連続ポイントを献上してしまうなど失速し、最後はエジザージュバシュ・フィトラが25-21で競り勝ち、終わってみれば3-0のストレートで初の欧州王者に輝いた。

<今シーズンのCLではイタリア人監督が躍進>
 興味深いことに、今回のファイナル4に残ったチェミク・ポリツェ(ポーランド)、ブスト・アルシーツィオ(イタリア)、エジザージュバシュ・フィトラ(トルコ)、ワクフバンク(トルコ)の4クラブはいずれもイタリア人監督に率いられている。
 まず初優勝を達成したエジザージュバシュ・フィトラのジョバンニ・カプラーナ監督は、キャリアをスタートした1998年からベルガモ、ビッラ・コルテーセ、ピアチェンツァなど母国のクラブを率い、国内リーグ4回、イタリア杯3回、イタリア・スーパー杯5回、欧州CL3回、CEVカップ1回など異なるクラブで素晴らしい実績を残し、今シーズンから率いるエジザージュバシュ・フィトラでも就任1年目にして早くもクラブに初の欧州タイトルをもたらした。また2005年から3年間率いたロシア代表でも、2006年の世界選手権(日本)で金メダル、2005年(クロアチア)と2007年(ベルギー・ルクセンブルグ)の欧州選手権でそれぞれ銅メダルを獲得している。一方、準優勝のブスト・アルシーツィオを率いるカルロ・パリシ監督は長年イタリア2部リーグで指揮をとるなど欧州の舞台に姿を見せる機会はなかったものの、メッシーナ(95-96シーズン)、キエーリ(02-03シーズン)、ブスト・アルシーツィオ(06-07)と、異なるクラブで3度に渡って2A(2部)の最優秀監督に選ばれており、その手腕は高く評価されていた。
<左からグイデッティ監督(ワクフバンク)、カプラーナ監督(エジザージュバシュ・フィトラ)、パリシ監督(ブスト・アルシーツィオ)、クッカリーニ監督(チェミク・ポリツェ)> またチェミク・ポリツェのジュゼッペ・クッカリーニ監督は、イタリアではベルガモやモデナを含む13クラブ、海外ではトルコのエジザージュバシュ・フィトラ(07-10)、アゼルバイジャンのロコモティフ・バクー(12-13)と数多くのクラブを指揮した経験の持ち主で、今シーズンから指揮するチェミク・ポリツェでも国内リーグ戦とカップ戦の2冠を達成している。最後に、ジョバンニ・グイデッティ監督は4人の中で42歳と最も若いとは言え、イタリアでは2度に渡って年間最優秀監督に選ばれ、2008年から指揮をとるワクフバンクでは、10-11シーズンにCL初制覇を達成すると、日本代表の木村沙織も所属した12-13シーズンには公式戦47戦全勝を記録しトルコリーグ、トルコカップ、チャンピオンズリーグの3冠を達成するなど、その名前を女子バレーボールの歴史に刻み込んだ。またワクフバンクと兼任しているドイツ代表でも2009年のワールドグランプリ(日本)で銅メダル、2011年(イタリア・セルビア)と2013年(ドイツ・スイス)の欧州選手権で銀メダル、2013年の欧州リーグで金メダルをそれぞれ獲得している。

女子サッカー:6月のカナダW杯で初のGLT導入へ

<女子サッカーとしては、カナダW杯で初めてGLTが導入されることになる> FIFA(国際サッカー連盟)は先月31日、今年6月にカナダで行われる女子ワールドカップにおいて6台のハイスピードカメラを設置し瞬時にゴールの有無を判断できるフォークアイ社(英国)のゴールラインテクロノジー(GLT)を採用することを正式に発表した。近年、男子サッカーで最新技術を駆使した審判補助システムを積極的に取り入れているFIFAだが、女子サッカーにおいてはこれが初の試みとなる。また同W杯ではGLTの他、人工芝が使用されている6スタジアム(モントリオール、バンクーバー、エドモントン、ウィニペグ、オタワ、モンクトン)を会場として選定するなど、新しいこと尽くめの大会として一段と注目を集めそうだ。
 現在のところFIFAは、「フォークアイ(米国)」、「ゴールレフ(ドイツ)」、「カイロス(ドイツ)」、「ゴールコントロール(ドイツ)」と4社のGLTを採用しており、フォークアイとゴールコントロールが高速カメラによるコンピューター映像処理システムを利用しているのに対し、ゴールレフとカイロスはボールにマイクロチップを埋め込むことでボールの軌道を正確に読み取るなど、主に2種類の技術が基本となっている。これらの異なるGLTは、2012年に日本で開催されたクラブW杯でフォークアイとゴールレフの2種類が試用され、翌年のコンフェデレーションズカップと2014年のブラジルW杯の2大会ではゴールコントロールが採用された。カイロスについては、2005年にFIFAが同システムを始めて導入した男子サッカーのU-17世界選手権で使われたのみで、ライバルに多少差をつけられた形となっている。
 一方UEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長は、「サッカーの判定は人間によってなされるべき」と長らくGLTに否定的な姿勢を示してきたが、ここにきて2016年にフランスで行われるユーロ(欧州選手権)で同システムを導入する可能性を仄めかせている。その一方で同会長は、「使用するスタジアムは280ヶ所にも及び、試合毎に機材を設置していたら5400万ユーロ(約70億円)もの費用がかかる。個人的には、歴史に残るような誤審が起こる確率は低く、そのために膨大な費用を使うよりも、ユース年代や欧州サッカーのインフラ整備に活用した方がはるかに有益だと思う」と述べ、毎シーズン欧州主要リーグのトップクラブが集うチャンピオンズリーグでのGLT導入には依然として反対の立場を取っている。

男子・女子サッカー:英国代表の統一チーム、リオ五輪に向けては結成されず

 2012年のロンドン五輪に出場した男子・女子サッカーのイングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズによる英国本土4協会の統一チームが、次回のリオ五輪に向けては結成されないことが明らかになった。前回は自国開催枠として英国に出場権が与えられていた理由もあり、紆余曲折の末に何とか結成されたものの、今回は最後までスコットランド、北アイルランド、ウェールズの合意が得られることなく挫折することとなった。
 FIFA(国際サッカー連盟)やUEFA(欧州サッカー連盟)においてはイングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズの各サッカー協会がそれぞれ認可されており、各協会は同連盟が主催する国際大会に代表をおくることができる。その一方で国際オリンピック委員会(IOC)は、英国本土においては英国オリンピック委員会のみを認可しており、その結果五輪でのサッカー競技には、イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズの各代表が出場することは認められず、あくまで英国代表として参加することが前提条件となっている。
 欧州の場合、男子サッカーでは今年6月にチェコで行われるU-21欧州選手権の上位4カ国、女子サッカーでは今年6月にカナダで開催されるワールドカップの欧州上位3カ国にそれぞれリオ五輪出場権が与えられる。イングランドは男女共に、英国本土4協会のうちで唯一これらの大会に出場するものの、今回スコットランド、北アイルランド、ウェールズの合意を得られなかったことで、仮に好成績をおさめたとしてもオリンピックへの出場は叶わない状況となってしまった。

女子アイスホッケー:世界選手権、米国が2連覇 日本は開幕2連勝も7位

 スウェーデンのマルメで開催されていた女子アイスホッケーの世界選手権は4日に決勝戦が行われ、米国が7-5でカナダを下し、2013年に続き2大会連続6回目の金メダルを手にすると共に、2-3で敗れた昨年のソチ冬季五輪決勝のリベンジを果たした。
<世界選手権で2大会連続優勝を果たした女子アイスホッケーの米国代表> 米国は序盤からパワープレーで2点を奪うなど、開始10分で早くも3-0とリードを奪い、有利に試合を進めていく。一方、不安定な立ち上がりを見せたカナダも、徐々にエンジンがかかりはじめ第2ピリオド後半には3連続ゴールを奪うなど一歩も引かず白熱した展開となる。そして5-5で迎えた第3ピリオドでは、再びパワープレーなどから2点を追加した米国がカナダの反撃をしのぎ7-5で勝利を収めた。女子アイスホッケーの世界選手権では、1990年の第1回大会以来、決勝のカードは例外なく常に米国対カナダとなっており、ここまでの戦績はカナダが10勝6敗でリードしているものの、直近の10大会では米国が6勝3敗と有利に立っている。
 また1次予選ラウンドでグループBに入った日本は、地元スウェーデンとドイツを下し開幕2連勝を飾ったものの、3戦目のスイスに0-3で敗れたことと、スウェーデン戦がウィニングショットによる勝利だったことも影響し惜しくもグループ3位となり、準々決勝進出は叶わなかった。とは言え順位決定戦でドイツに勝利したことで7位となり来年カムループス(カナダ)で行われる世界選手権に再び出場できる見通しとなった。なお、日本代表の藤本那菜は同大会のベストゴールキーパーに選出されている。

第16回世界選手権の最終順位は以下の通り。
金メダル 米国
銀メダル カナダ
銅メダル フィンランド
4位 ロシア
5位 スウェーデン
6位 スイス
7位 日本
8位 ドイツ

男子バスケット:ユーロリーグトップ16ラウンド第13節

 終盤戦に入った男子バスケットのユーロリーグはトップ16ラウンドの第13節が行われ、グループEでは首位を争うバルセロナ対レアル・マドリードのスペイン対決に注目が集まった。ホームのバルセロナは、第1クォーターこそレアル・マドリードにリードを許すものの、第2Qで41-41の同点に追いつくと、第3Qで逆転に成功し、その勢いのまま第4Qでもリードを守りきり85-80でレアル・マドリードを下した。10勝3敗で並んだレアル・マドリードとバルセロナはすでにベスト8進出を決めており、残り2枠は8勝5敗のマッカビ・エレクトラ(イスラエル)、7勝6敗同士のパナシナイコス(ギリシャ)とアルバ・ベルリン(ドイツ)の最終節の結果次第となる。一方グループFでは、首位CSKAモスクワ(ロシア)がホームでオリンピアコス(ギリシャ)に76-70で勝利した他、フェネルバフチェ(トルコ)はサスキ・バスコニア(スペイン)にアウェーで93-76の大差で敗れたものの2位を維持している。すでにCSKAモスクワ、フェネルバフチェ、オリンピアコスの上位3チームのベスト8進出は確定しており、6勝7敗で並ぶエフェス・ピルゼン(トルコ)とサスキ・バスコニアが残りの一枠を目指して最終節を戦うこととなる。ちなみに次節、サスキ・バスコニアはCBマラガ、一方エフェス・ピルゼンはフェネルバフチェと、奇しくも両チームともそれぞれの自国リーグの首位とアウェーで対戦することとなる。

男子ラグビーセブンズ:東京大会、優勝のイングランドがシリーズランキングで4位に浮上

 男子ラグビーセブンズ(7人制)のワールドシリーズは7ラウンド目となる東京大会が4日と5日に開催され、決勝で南アフリカを21-14で下したイングランドが今シーズン初の優勝を手にした。
<東京セブンズを制したイングランド代表> プールAに入ったイングランドは、直近のラスベガス大会と香港大会で優勝しているフィジーに19-33で敗れグループ2位で決勝ラウンドに進出すると、準々決勝でフランス(10-0)、準決勝でカナダ(14-5)をそれぞれ退け、現在シリーズランキング1位の南アフリカとの決勝まで駒を進める。決勝では7-7で迎えた後半に2トライを決め21-7としリードしたイングランドが南アフリカの反撃をしのぎ21-14で勝利をおさめた。12-13シーズンのウェリントン大会(ニュージーランド)以来の優勝で勝ち点22を手にしたイングランドは、シリーズランキングでオーストラリアを9ポイント上回り4位に浮上した。なお上位3チームは、129ポイントで首位に立つ南アフリカをフィジーが4ポイント差(125)、ニュージーランドが9ポイント差(120)で追う状況となっており、残り2大会の結果次第で順位は入れ替わる可能性を残している。

<日本、念願のGL突破でコアチーム残留を目指す>
<地元の東京大会で初のGL突破をはたした日本代表は、残り2大会でどこまで勝ち点を伸ばせるか> 準決勝でシリーズランキング11位のカナダが優勝争いをするニュージーランドを19-15で下すサプライズが起こった東京大会だが、それ以外にも地元となる日本代表の大健闘に大きな注目が集まった。
 今シーズンから初めてコアチーム(15チーム)に昇格した日本だが、ここまでに獲得できたのはわずか7ポイントだけと苦しい戦いが続いていた。東京大会でフランスやアルゼンチンと同組のプールDに入った日本は、初戦でアルゼンチンに14-14で引き分け、まずまずのスタートを切ると、第2戦でサモアに26-12で勝利。第3戦でフランスに19-24で敗れ1勝1敗1分とするが、得失点差でサモアを上回り、ホームの東京でついに念願のグループリーグ突破を果たした。準々決勝でフィジーに41-5と力負けし、順位決定戦となるプレート準決勝でもスコットランドに5-14で連敗したものの、最終的に過去最高となる7位で東京大会を終えた。これにより値千金となる勝ち点10を獲得した日本は、降格を争う14位のポルトガルとの勝ち点差を17から一気に6まで縮めることに成功し、逆転も現実味を帯びてきた。前回の香港大会で15位となり始めて最下位を免れた日本は、今回の東京大会で7位を記録するなど波に乗っており、5月に行われる残り2大会(グラスゴーとロンドン)でも好成績をおさめコアチーム残留を決められるかに注目したい。

男子ラグビー:チャンピオンズカップ準々決勝、イングランドの3クラブがいきなり敗退

 欧州ラグビーのトップを決めるハイネケンカップに代わる新大会として今年からスタートしたチャンピオンズカップのベスト8が4日と5日に行われ、昨シーズンのハイネケンカップで2連覇を達成したトゥーロン(フランス)を初めクレルモン(フランス)、サラセンズ(イングランド)そしてレンスター(アイルランド)がそれぞれ準決勝に駒を進めた。
<イングランド勢で唯一ベスト4に進んだサラセンズ> 前身のハイネケンカップ時代の出場チーム数や各リーグからの出場枠の分配方法に不満を示したプレミアリーグ(イングランド)とTOP14(フランス)の声を聞き入れる形で、新大会となるチャンピオンズカップでは出場チームが24から20に縮小され、アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリアで構成されるTOP12の枠が減らされる結果となった。その影響もあってかグループステージ終了時点では、イングランドから4クラブ(サラセンズ、ワスプス、ノーサンプトン・セインツ、バース)、フランスから3クラブ(ラシン・メトロ、トゥーロン、クレルモン)、アイルランドから1クラブ(レンスター)がベスト8に進出するなど、プレミアリーグとTOP14のチームでほぼ占められる形となった。
 そんな中で始まったベスト8では、現在プレミアリーグ首位のノーサンプトン・セインツがクレルモンに37-5、ワスプスがトゥーロンに32-18の大差で敗れると、バースもレンスターに15-18で競り負け、唯一サラセンズがラシン・メトロに12-11で辛くも勝利し一矢を報いたものの、イングランドの3チームが早々に姿を消す驚きの展開となった。先月のシックスネイションズではイングランド代表が2位に入る好成績を残していただけに、今回の同国クラブチームの失速は予想外の結果となった。

4月の18日、19日に準決勝の組み合わせは以下の通り。
クレルモン(フランス) 対 サラセンズ(イングランド)
トゥーロン(フランス) 対 レンスター(アイルランド)

男子ホッケー:ユーロリーグ、オラニエ・ツワートが初タイトル

 男子ホッケーのユーロリーグは6日にブルメンダール(オランダ)で決勝戦が行われ、オラニエ・ツワート(オランダ)がペナルティー・ストロークの末に同大会で最多優勝(3回)を誇る強豪ハンブルグ(ドイツ)を下し嬉しい初タイトルを獲得した。
<ユーロリーグ初タイトルを喜ぶオラニエ・ツワートの選手たち> オラニエ・ツワートは、第1クォーターからリズムを掴むとペナルティーコーナーからのシュートがポストを叩くなど確実にチャンスを作っていく。すると第2Qの23分、ハンブルグがイエローカードにより一人少ない時間帯にオラニエ・ツワートがゴールを決め先制する。またオラニエ・ツワートは第3Qでも得点には結びつかなかったもののカウンターからGKと1対1の場面を作り出すなど試合を有利に進めていく。しかしハンブルグも第4Q、相手のイエローカードにより数的有利に立った時間帯にゴールを決め土壇場で同点に追いつく。結局、試合は1-1のまま終了し、最後にペナルティー・ストロークを6-5で制したオラニエ・ツワートハンブルグ(ドイツ)を下した。なお、ロイヤル・ダーリン(ベルギー)を1-0で下した地元のブルメンダールが3位に入っている。

女子ハンドボール:CLベスト8、3連覇を目指すジェールがファーストレグを落とす
 
 女子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグはベスト8のファーストレグが行われた。今シーズン、好調を維持するラルヴィク(ノルウェー)は、チューリンゲン(ドイツ)をアウェーで29-26で下し、CLでの連勝記録を17に伸ばした。また昨シーズンの覇者ジェール(ハンガリー)は、バダール(マケドニア)に18-24の大差で敗れている。その他、ブドゥチノスト(モンテネグロ)がアウェーでヴィボー(デンマーク)に28-22、バイア・マーレ(ルーマニア)がホームでディナモ・シナラ(ロシア)に25-23でそれぞれ勝利している