「男女バスケ」「フットサル」「アイスホッケー」 「女子ホッケー」「男子ハンド」「女子バレー」
●男子バスケ:ユーロリーグ第7節、レアル、マッカビ、オリンピアコス敗れる
●女子バスケ:女子ユーロリーグ第4節、フェネルバフチェが今季初黒星
女子バスケットのユーロリーグは第4節が終了したが、ここまでのところ、グループA、Bともに混戦模様となっている。グループA3連勝のエカテリンベルク(ロシア)と並びグループBの本命と目されていたフェネルバフチェ(トルコ)だが、アヴェニーダ(スペイン)に60-66で敗れ、初黒星を喫した。この結果、ブールジュ(フランス)、フェネルバフチェ、アヴェニーダ、オレンブルクの4チームが3勝1敗で並んだ。一方、まだ3試合しか戦っていないが、グループAのエカテリングベルクは両チームを通じて唯一の全勝チームとなっている。
●フットサル:UEFAフットサルカップ、ファイナル進出4チームが決まる
●アイスホッケー:ロシア人選手、パスポートを愛犬に噛まれて3週間の出国不可に
ロシアのプレミアリーグに所属するアウトモヴィリスト・エカテリングブルグでプレーしているアナトロイ・ゴリシェフ選手(19歳)は、愛犬のヨークシャアテリアに自身のパスポートを食いちぎられてしまい、新たなパスポートが発行されるまでの3週間、ロシアから出られなくなってしまった。
試合のため海外に移動する当日、自宅を出たゴリシェフ選手はパスポートを忘れてきたことに気づきあわてて自宅に戻ったが、そのパスポートは留守番をしていた愛犬のヨークシャアテリアに食いちぎられ、ボロボロになっていたという。「僕が自宅に戻ると、犬が何かを噛んでいたんだ。信じられないことに、よく見たらそれは僕のパスポートだったんだ。だが、それはすでにボロボロに食いちぎられていていたよ」エカテリンブルグは、2008年に創設された新リーグKHL(コンチネンタルホッケーリーグ)に出場しているが、KHLにはロシアだけでなく、ベラルーシ、クロアチア、フィンランド、カザフスタン、ラトビア、スロヴァキアからもチームが参加しており、大半の試合はロシア国外で行われる。パスポートが再発行されるまでの間、ゴリシェフ選手はロシアの外で行われるアウエーゲームに出場できなくなってしまったが、一番泣きたいのは、ここ26試合で13ゴールを決めているキープレーヤーを思わぬ事故で失うことになったチームかもしれない。
●女子ホッケー:チャンピオンズトロフィー開幕、日本は1敗1分でまだ勝ち星なし
●男子ハンド:欧州CLでバルサが大勝、ラザロフは12ゴールで得点王争いトップに
男子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグはグループラウンドの第7節が行われ、強豪クラブが順当に勝利を挙げた。中でも圧巻だったのはグループB首位のバルセロナだ。得意のホームゲームとはいえ、下位に沈むアリングス(スウェーデン)相手にラザロフが12ゴール、ルテンカが8ゴールを決め、終わってみれば大量42得点の荒稼ぎで快勝した。ラザロフは今季のCLでの総ゴールを57に伸ばし、得点王争いでも一気に首位に立った。
●女子バレー:欧州CL第2節、江畑のカンヌが2連勝、カザンは敗れる
女子バレーの欧州チャンピオンズリーグはグループリーグの第2節が行われ、江畑幸子の所属するカンヌ(フランス)はベオグラード(セルビア)を2時間9分の接戦の末、タイブレークで破り、開幕2連勝とした。江畑は途中交代で出場し、勝利に貢献した。一方、グループAではロシアのエース、ガモア擁する優勝候補のディナモ・カザン(ロシア)がアゼルバイジャンのラビタ・バクーにタイブレークで敗れ、早くも1敗目を喫した。試合は、カザンのガモア、バクーのポーランド代表スコブロニツカの両エースがともに28ポイントのスパイクポイントを挙げる打ち合いとなるが、2セットを先取されながら3セットを取り返したバクーが接戦を制し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。