ヨーロッパ・ニュース Vol.13
2007/11/27
● 男子バレーボール： ワールドカップ２００７ 欧州勢健闘！
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日本で行われているワールドカップバレー男子大会は第３ラウンド７試合を終了。ロシアが依然７戦全勝で首位をキープしている。
２位には６勝１敗のブラジルが続き、今大会ワイルドカードで出場、昨年世界選手権３位のブルガリアは５勝２敗でアメリカと並び３位につけており、北京出場権内にいる。
一方、ヨーロッパチャンピオンのスペインは３勝４敗と今大会での五輪出場権獲得は難しくなった。注目のブルガリアvsロシア（１１月３０日）、ブラジル対ロシア（１２月1日）はいずれも第４ラウンド、東京で行われる。
“ロシア全勝、ヨーロッパチャンピオンスペインにリベンジ”
２５日にヨーロッパ選手権決勝の再現となったロシアvsスペインだが、全勝で絶好調のロシアに対し、大会前の突然の交代劇監督などで覇気を欠くヨーロッパチャンピオンのスペインは０－３で完敗、ロシアはヨーロッパ選手権のリベンジを果たした。
● バレーボール： ミカサ、セルビアバレーボール協会との今後4年間のボール サプライヤー契約調印
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１１月２３日、ベルグラードにて、VFS（セルビア・バレーボール 協会）会長でFIVBの副会長でもあるアレクサンダー・ボリシッチ氏とミカサ・ヨーロッパGMのローランド・アーノルド氏との間でボール・サプライヤー契約の調印が行われた。
すでに、FIVB主催イベントにおけるオフィシャルサプライヤーであるミカサの新ボールのテストはセルビア、ブラジル、イタリアで行うことが決定しているが、この契約により、今後4年間にわたり、セルビアの学校、クラブチームに対して約60000個のミカサボールが支給されることになる。
● 男子ハンドボール： EHF欧州チャンピオンズリーグ
男子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグはグループマッチ全６試合が終了し、各グループ２位までの計１６チームがメインラウンドへ駒を進めた。最も僅差の争いとなったグループFでは、スロベニアのセルジェ・ラスコーがホームでグループ首位のグンマースバッハを２８－２７で破る金星を上げ、見事メインラウンドへの進出を決めた。
グループリーグ最終結果：
| グループA： | １位：FCバルセロナ（スペイン） |
６勝 | 勝ち点１２ |
| ２位：USイヴリィ・ハンドボール（フランス） | ３勝３敗 | 勝ち点６ | |
| グループB： | １位：THWキール（ドイツ） | ６勝 | 勝ち点１２ |
| ２位：モンペリエHB（フランス） | ４勝２敗 | 勝ち点８ | |
| グループC： | １位：CBM アデマール・レオン（スペイン） | ４勝１敗１分 | 勝ち点９ |
| ２位：HCクロアタ・サグレブ（クロアチア） | ２勝1敗３分 | 勝ち点５ | |
| グループD | １位：ポートランド・サンアント二オ（スペイン） | ４勝２分 | 勝ち点１０ |
| ２位：GOGスヴェンボリ・TGIグドメ（デンマーク） | ３勝１敗２分 | 勝ち点８ | |
| グループE | １位：HSVハンブルグ（ドイツ） | ５勝１分け | 勝ち点１１ |
| ２位：チェホヴスキー・メドゥべディ（ロシア） | ４勝１敗１分 | 勝ち点９ | |
| グループF | １位： VfLグンマースバッハ（ドイツ） | ４勝１敗１分 | 勝ち点９ |
| ２位：セルジェ・ピヴォバルナ・ラスコー（スロベニア） | ３勝２敗１分 | 勝ち点７ | |
| グループG | １位：BMシウダー・レアル（スペイン） | ６勝 | 勝ち点１２ |
| ２位：SGフレンスブルグ・ハンデビットゥ（ドイツ） | ３勝３敗 | 勝ち点６ | |
| グループH | １位：ピック・セゲド（ハンガリー） | ６勝 | 勝ち点１２ |
| ２位：RKゴレンジェ・べレンジェ（スロベニア） | ４勝２敗 | 勝ち点８ |
グループラウンド終了時トップ３スコアラー：
| １． コスロフ（タトゥラン・プレソフ） | ４７点 |
| ２． シュリンガー（A1ブレゲンス） | ４７点 |
| ３． ホジック（タトゥラン・プレソフ） | ４２点 |
● 女子サッカー： UEFAカップ準々決勝結果
女子のヨーロッパクラブNo.1を決めるUEFAカップの準々決勝のセカンドレグが２１、２２日に行われ、０６－０７シーズンフランスチャンピオンのリヨンが前年度チャンピオンで２００６年３月以来公式戦無敗の記録を続けて来たアーセナル・レディーズを３－２で破りベスト４へ進んだ。
一方、ブラジル人ストライカー、マルタを擁するウメアIKは圧倒的な攻撃力でラピッド・ヴェズマールを寄せ付けず、２戦ト－タル１０－０の圧勝。来年３月のベスト４では優勝候補リヨンと対戦する。その他、イタリアのバルドリーノ・ベローナはトータル１－１でPKの末デンマークのブロンビーを退け、０５－０６チャンピオンのフランクフルトはロシアのロシジャンカをホームで破りベスト４入りを決めた。
準々決勝結果 （ファーストレグ１１/１４、１５ セカンドレグ １１/２１、２２）
| 1stレグ | 2ndレグ | |||
| オリンピック・リヨン | ０－０ | ３－２ | アーセナル・レディーズ | |
| バルドリーノ・べローナ | ０－１ | １－０ | ブロンビー | （３－２PK） |
| FCL ラピッド・ヴェズマール | ０－４ | ０－６ | ウメアIK | |
| WFC ロジジャンカ | ０－０ | １－２ | FFCフランクフルト |
準決勝組み合わせ （ファーストレグ ３/２９、３０ セカンドレグ ４/５、６）
(1) オリンピック・リヨン vs ウメアIK
(2) FFCフランクフルト vs バルドリーノ・ベローナ
● フットサル： ヨーロッパ選手権決勝
フットサルの欧州No.1を決めるヨーロッパ選手権決勝が２５日、ポルトガルのポルトで行われ、スペインが３－１でイタリアを下し、２大会連続で栄冠を手にした。また、３位決定戦ではロシアが地元ポルトガルに３－２で勝利した。
● 男子サッカー： ２０１０ワールドカップ予選組み合わせ抽選結果
２５日、南アフリカで行われるサッカーワールドカップ予選組み合わせ抽選会が行われた。ヨーロッパからは５３カ国が９グループに分かれ予選を戦う。各グループ１位は自動的に本選出場権を獲得するが、唯一５カ国で争われる“グループ９”を除く（他のグループは６カ国）８グループの中で２位となったチームが残り４枠を賭けてプレーオフを行う。全体的に強豪がバランスよくばらけた組み合わせだが、グループ６では、先のユーロ予選最終戦でクロアチアに屈辱のホーム敗北を喫し２４年ぶりに本選出場を逃したイングランドが、再び因縁の相手クロアチアと同じグループとなった。
ワールドカップ２０１０欧州予選組み合わせ
| グループ１： | ポルトガル、スゥエーデン、デンマーク、ハンガリー、アルバニア、マルタ |
| グループ２： | ギリシャ、イスラエル、スイス、モルドバ、ラトビア、ルクセンブルグ |
| グループ３： | チェコ、ポーランド、北アイルランド、スロヴァキア、スロベニア、サン・マリノ |
| グループ４： | ドイツ、ロシア、フィンランド、ウェールズ、アゼルバイジャン、リヒテンシュタイン |
| グループ５： | スペイン、トルコ、ベルギー、ボスニア、アルメニア、エストニア |
| グループ６： | クロアチア、イングランド、ウクライナ、ベルルーシ、カザフスタン、アンドラ |
| グループ７： | フランス、ルーマニア、セルビア、リトアニア、オーストリア、フェロー諸島 |
| グループ８： | イタリア、ブルガリア、アイルランド、キプロス、グルジア、モンテネグロ |
| グループ９： | オランダ、スコットランド、ノルウェー、マケドニア、アイスランド |