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2008-3-25

ヨーロッパ・ニュース Vol.28

2008/03/25

ホッケー男子: ユーロホッケーリーグノックアウトラウンド始まる

スイス グリンデルワルド
スイス グリンデルワルド

 欧州クラブナンバーワンを決めるユーロホッケーリーグ男子のノックアウトラウンドが 21日からスペインのテラサではじまり、
22日までにベスト8が出揃った。

<べスト8進出チーム>
ユーレンホルスターHC(ドイツ)
ローボロース・チューデント(イングランド)
HGC(オランダ)
オノ・アトレティック・テラサ(スペイン)
サン・ジェルマンHC(フランス)
クルブ・エガラ(スペイン)
レディングHC(イングランド)
HCロッテルダム(オランダ)

<準決勝進出2チーム決定>

23日、準々決勝のうち2試合が行われ、ドイツのユーレンホルスターHCがイングランドのローボロース・スチューデントを2-1で、オランダのHGCがスペインのアトレティック・テラサを2-1でそれぞれ下し準決勝進出を決めた。24日には残りの2試合、サン・ジェルマンvsクルブ・エガラ、レディングvs HCロッテルダムが行われる。



バスケットボール男子: ユーロリーグトップ16 プレーオフラウンド進出チームが出揃う

 バスケットボール欧州ナンバーワンクラブを決めるユーロリーグは19日、20日でトップ16ラウンド最終節が行われ、8チームで行われるプレーオフラウンドに進む各グループ上位2チームが決定。4月1日よりいよいよファイナル4を賭けた最後の戦いがはじまる。

グループD最終戦では、ここまで3勝2敗同士のディフェンディンチャンピオンのパナシナイコスがプレーオフ進出を賭けてパルチザンと対戦したが、ホームのベオグラードで絶対的な強さを見せるパルチザンが82-73でパナシナイコスを破りプレーオフへ駒を進めた。
グループEでは、トップ16ここまで全勝ですでにプレーオフ進出を決めていた タウ・セラミカを75-59で破ったトルコのフェネルバチェ・ウルケ-ルが2位となりプレーオフへ。勝てばチャンスがあったリエテゥボス・リタスは最終戦でアリス・TTバンクに83-74で敗れユーロリーグ敗退が決まった。
3勝2敗で3チームが並んだまま最終戦にもつれ込んだ混戦のグループFでは、トップ16開幕2連敗と最悪のスタートをきったオリンピアコスがここまで勝率で並ぶレアル・マドリードを72-63で破りグループ2位を確保。過去4年で3回目のプレーオフ進出を決めた。一方マカビー・エリーテはここまで1勝しかしていないザリギリスに80―66で貫禄勝ちをおさめ、このグループ首位通過を決めた。
グループGは、最終戦で首位CSKAをホームに迎えたAXA FCバルセロナが意地を見せて64-62の僅差で勝利。一方、同じくロトマティカ・ローマを79-58で下したウニカハも勝率で3勝3敗とバルセロナに並んだものの、得失点差でバルセロナがわずかに上回り辛くもプレーオフ進出を決めた。

<トップ16 最終結果> ※太字がプレーオフ進出チーム           


グループD: 
1.モンテパシ・シエナ(イタリア)  4勝2敗 得失差38
2.パルチザン・イゴケア(セルビア) 4勝2敗 得失差10
3.パナシナイコス(ギリシャ)    3勝3敗 得失差 -16
4.エフェス・ピルセン(トルコ)   1勝5敗 得失差 -32

グループE:

1.タウ・セラミカ(スペイン) 5勝1敗 得失点差43
2.フェネルバッチェ・ウルケール(トルコ) 3勝3敗 得失点差5

3.リエティボス・リタス(リトアニア) 2勝4敗 得失点差-1

4.アリス・TTバンク(ギリシャ) 2勝4敗 得失点差-47

グループF:

1.マカビー・エリーテ(トルコ) 4勝2敗 得失点差20    

2.オリンピアコス(ギリシャ) 4勝2敗 得失点差7

3.レアル・マドリード(スペイン) 3勝3敗 得失点差-4

4.ザルギリス(リトアニア) 1勝5敗 得失点差-23

グループG:

1.CSKAモスクワ(ロシア) 4勝2敗 得失点差62

2.AXA FCバルセロナ(スペイン) 3勝3敗 得失点差10

3.ウニカハ・マラガ(スペイン) 3勝3敗 得失点差-6

4.ロトマティカ・ローマ(イタリア) 2勝4敗 得失点差-66



水球男子 : 北京オリンピックグループリーグ抽選結果

 22日に北京で水球のオリンピックグループリーグの組み合わせ抽選会が行われた。旧ユーゴスラビアから分裂し、いずれも今大会に出場を決めたクロアチア、セルビア、モンテネグロの3カ国の組み合わせが注目されたが、抽選の結果、世界選手権優勝のクロアチアと昨年の世界選手権準決勝でクロアチアと対戦している最大のライバルセルビアが同じグループBに入った。
 この2ヶ国が入ったグループBは、スペイン、ハンガリーが入ったグループAよりやや厳しいグループではあるが、グループAの新興国モンテネグロはドイツよりも実力が上とも言われており、ほぼバランスのとれた組み合わせとなった。

 各グループ上位3カ国が決勝トーナメントへ進出する。

<北京オリンピックグループリーグ組み合わせ>              

グループA: スペイン、ハンガリー、オーストリア、モンテネグロ、ギリシャ、カナダ

グループB: セルビア、クロアチア、アメリカ、中国、イタリア、ドイツ



水球女子 : 北京オリンピックグループリーグ抽選結果

 男子と同じく女子も22日にオリンピックグループリーグ組み合わせ抽選が行われた。オリンピック第3回目を迎える女子の水球は、8チームが2グループに分かれて行われ各グループ上位3チームが決勝トーナメントに進むため、予選敗退は各グループ1チームだけとなる。
 グループBでは強豪国がなく4チームの力が拮抗しており接戦となる可能性が高いが、一方のグループAにはヨーロッパ選手権優勝のロシア、世界選手権優勝のアメリカ、そして世界選手権優勝のイタリアが入り3強有利と見られるが、地元中国が意地を見せるか。

<北京オリンピックグループリーグ組み合わせ>    
グループA: アメリカ、ロシア、イタリア、中国
グループB: ギリシャ、ハンガリー、オランダ、オーストラリア