2008/08/20

＝北京オリンピック特集２＝

● 男子バレーボール：　北京オリンピック予選リーグ終了、強豪国が順当に決勝Ｔへ

　８月１０日から１８日にかけて行われた男子バレーボール予選は、強豪国が揃って勝ち上がり、２０日からの決勝トーナメント進出を決めた。
　プールＡでは、直前のワールドリーグに優勝したアメリカが５戦全勝で好調を維持。ここのところ元気がなかったイタリアも復活し、ブルガリアを抑えて２位で予選通過を果たした。中国、ベネズエラ、日本による４位争いは、他の２国から勝利を挙げ２勝した中国が勝ち抜けた。
　プールＢでは上位チーム同士が激しい首位争いを演じたが、地元開催のワールドリーグで表彰台を逃したブラジルが完全復活。４勝１敗でロシア、ポーランドと並んだが、セットカウント差でブラジルが１位となった。ワールドリーグ準優勝で今大会期待されたセルビアは、ブラジル、ポーランド、ロシアの３強に敗れ４位で通過し、２０日の準々決勝でプールＡ首位のアメリカとの対戦が決まった。

＜男子バレーボール：　決勝トーナメント準々決勝組み合わせ＞

８/２０　アメリカ　ｖｓ　セルビア

８/２０　ブルガリア　ｖｓ　ロシア

８/２０　イタリア　ｖｓ　ポーランド

８/２０　中国　ｖｓ　ブラジル

＜男子バレーボール：　グループリーグ最終結果＞　※Ｑ＝決勝Ｔ進出

プールＡ：

１．アメリカ（５勝０敗＝勝点１０）Ｑ　２．イタリア（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　３．ブルガリア（３勝２敗＝勝点８）Ｑ　４．中国（２勝３敗＝勝点７）Ｑ　５．ベネズエラ（１勝４敗＝勝点６）　６．日本（０勝５敗＝勝点５）

プールＢ：

１．ブラジル（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　２．ロシア（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　３．ポーランド（４勝１敗＝勝点）Ｑ　４．セルビア（２勝３敗＝勝点７）Ｑ　５．ドイツ（１勝４敗＝勝点６）　６．エジプト（０勝５敗＝勝点５）　



● 女子バレーボール：　北京オリンピック予選リーグ終了、ポーランドが予選敗退、中国、日本のアジア勢は決勝Ｔへ

　女子のバレーボールは８月９日から１７日まで予選リーグが行われ、ワールドグランプリ上位６チームがいずれも決勝トーナメントに駒を進めた。
プールＡでは、オリンピックに入り調子を上げてきたキューバが、アメリカ、中国を下し５連勝。ポーランドと日本が４位争いを演じたが、日本が直接対決を制し４位を確保した。
プールＢでは、優勝候補筆頭のブラジルが５連勝と止まらない。イタリア、ブラジルに敗れ予選リーグ２連敗スタ－トとなったとロシアはその後全て勝ち、３位で決勝トーナメントへ進んだ。
＜女子バレーボール：　グループリーグ最終結果＞　※Ｑ＝決勝Ｔ進出
プールＡ：
１．キューバ（５勝＝勝点１０）Ｑ　２．アメリカ（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　３．中国（３勝２敗＝勝点８）Ｑ　４．日本（２勝３敗＝勝点７）Ｑ　５．ポーランド（１勝４敗＝勝点６）　６．ベネズエラ（５敗＝勝点５）　

プールＢ：
１．ブラジル（５勝＝勝点１０)Ｑ　２．イタリア（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　３．ロシア（３勝２敗＝勝点８）Ｑ　４．セルビア（２勝３敗＝勝点７）Ｑ　５．カザフスタン（１勝４敗＝勝点６）　６．アルジェリア（５敗＝勝点５）



● 女子バレーボール：　北京オリンピック準々決勝速報（８/１９）

キューバ　３－０　セルビア
アメリカ　３－２　　イタリア　
中国　３－０　ロシア
日本　０－３　ブラジル




● 男子ホッケー：　北京オリンピック予選リーグ終了

　男子ホッケー予選は１９日にすべての試合を終了し、ベスト４が出揃った。プールＡでは最終戦で韓国を破ったスペインが１敗を守り首位で予選通過。ドイツはプール２位で準決勝へ。プールＢは優勝候補オランダが４勝１分で１位、オーストラリアが２勝２分けと、ともに負けなしで準決勝へ進んだ。この結果、２１日の準決勝は事実上の決勝戦といえるドイツ対オランダの対戦となった。

＜男子ホッケー：　準決勝組み合わせ＞

８/２１　オランダ　ｖｓ　ドイツ

８/２１　スペイン　ｖｓ　オーストラリア

＜男子ホッケー：　予選リーグ最終結果＞　※Ｑ＝準決勝進出

プールＡ：

１．スペイン（４勝１敗＝勝点１２）Ｑ　２．ドイツ（３勝２分＝勝点１１）Ｑ　３．韓国（２勝２敗２分＝勝点７）　４．ニュージーランド（２勝２敗１分＝勝点７）　５．ベルギー（１勝３敗１分＝勝点４）　６．中国（１敗１分＝勝点1）

プールＢ：

１．オランダ（４勝１分＝勝点１３）Ｑ　２．オーストラリア（３勝２分＝勝点１１）Ｑ　３．イギリス（２勝１敗２分＝勝点８）　４．パキスタン（２勝３敗＝勝点６）　５．カナダ（１勝３敗１分＝勝点４）　６．南アフリカ（５敗＝勝点０）　

● 女子ホッケー：　北京オリンピック予選リーグ終了、準勝進出４チーム決まる

　８月１０日から行われていた女子ホッケーは予選リーグ全試合を終了し、各グループ上位２チームが決定。２０日にメダルを懸けて準々決勝が行われる。
予選リーグのサプライズは、プールＡで強豪オーストラリア、韓国、スペインを退け、地元中国がベスト４入りしたことだろう。３勝１敗１分けの中国は勝点でオーストラリアと並んだが、得失点差で２点上回り、初のオリンピック準決勝進出を決めた。イングランドはプールＢの３位となりメダル獲得の夢はついえた。

＜女子ホッケー：　準決勝組み合わせ＞
８/２０　ドイツ　ｖｓ　中国
８/２０　オランダ　ｖｓ　アルゼンチン

＜女子ホッケー：　予選リーグ最終結果＞　※Ｑ＝準決勝進出
プールＡ：　
１．オランダ（５勝＝勝点１５）Ｑ　２．中国（３勝１敗１分＝勝点１０）Ｑ　３．オーストラリア（３勝１敗１分）＝勝点１０　４．スペイン（２勝３敗＝勝点＆）　５．韓国（１勝４敗＝勝点３）　６．南アフリカ（５敗＝勝点０）

プールＢ：
１．ドイツ（４勝１敗＝勝点１２）Ｑ　２．アルゼンチン（３勝０敗２分＝勝点１１）Ｑ　３．イギリス（２勝１敗２分＝勝点８）　４．アメリカ（１勝１敗３分＝勝点６）　５．日本（１勝３敗１分＝勝点４）　６．ニュージーランド（０勝５敗＝勝点０）

● 男子バスケットボール：　北京オリンピック予選リーグ終了、ロシアが予選敗退

　８月１２日から１８日まで行われた男子バスケットボールは予選トーナメントを終了し、決勝トーナメント進出の８チームが出揃った。
強豪揃いのグループＡでは、現ヨーロッパ王者のロシアがまさかの予選敗退。アテネ五輪のディフェンディングチャンピオン、アルゼンチンはラトビアと並び４勝１敗の２位で予選を突破した。
　グループＢはアメリカが余裕の５連勝。世界選手権優勝のスペインも２位で順当に決勝トーナメント進出を決めた。アメリカ対スペインの注目の一戦は、１１９－８２とアメリカが大差で勝利。ドリームチームに油断はないようだ。中国はアジア勢として唯一決勝トーナメント進出を決めた。

＜男子バスケットボール：　決勝トーナメント準々決勝組み合わせ＞

８/２０　スペイン　ｖｓ　クロアチア

８/２０　リトアニア　ｖｓ　中国

８/２０　アルゼンチン　ｖｓ　ギリシャ

８/２０　アメリカ　ｖｓ　オーストラリア

＜男子バスケットボール：　グループリーグ最終結果＞　※Ｑ＝決勝Ｔ進出

グループＡ：

１．リトアニア（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　２．アルゼンチン（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　３．クロアチア（３勝２敗＝勝点８）Ｑ　４．オーストラリア（３勝２敗＝勝点８）Ｑ　５．ロシア（１勝４敗＝勝点６）　６．イラン（５敗＝勝点５）　

グループＢ：

１．アメリカ（５勝＝勝点１０）Ｑ　２．スペイン（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　３．ギリシャ（３勝２敗＝勝点８）Ｑ　４．中国（２勝３敗＝勝点７）Ｑ　　５．ドイツ（１勝４敗＝勝点６）　６．アンゴラ（５敗＝勝点５）

● 女子バスケットボール：　北京オリンピック予選リーグ終了、アメリカ快進撃

　女子バスケットボールは８月９日から１７日まで予選リーグ全試合が行われ、優勝候補のアメリカ、オーストラリア、ロシアの３強がそれぞれ上位で決勝トーナメントへ進出を決めた。
　グループＡのアメリカは５戦全勝。いずれも３０点以上の差をつけての圧勝で、男女アベック優勝に向けて順調な仕上がりを見せた。グループＢでは、中国が４勝１敗の２位という好成績で男子同様、準々決勝へ駒を進めた。

＜女子バスケットボール：　予選リーグ最終結果＞　※Ｑ＝準々決勝進出

グループＡ：

１．オーストラリア（５勝＝勝点１０）Ｑ　２．ロシア（４勝１敗＝勝点９）　３．ベラルーシ（２勝３敗＝勝点７）　４．韓国（２勝３敗＝勝点７）Ｑ　５．ラトビア（１勝４敗＝勝点６）　６．ブラジル（１勝４敗＝勝点６）　

グループＢ：

１．アメリカ（５勝＝勝点１０）Ｑ　２．中国（４勝１敗＝勝点９）Ｑ　３．スペイン（３勝２敗＝勝点８）Ｑ　４．チェコ（２勝３敗＝勝点７）　５．ニュージーランド（１勝４敗＝勝点６）　６．マリ（５敗＝勝点５）

● 女子バスケットボール：　北京オリンピック準々決勝速報（８/１９）

中国　７７－６２　ベラルーシ
オーストラリア　７９－４６　チェコ
アメリカ　１０４－６０　韓国
ロシア　８４－６５　　スペイン

● 男子ハンドボール：　北京オリンピック予選リーグ終了、ドイツが予選敗退

　８月１０日から１８日まで計３０試合が行われた男子ハンドボール予選リーグは、ワールドチャンピオンで、今大会も優勝候補のドイツが予選敗退するという大波乱があった。
　グループＢのドイツは、韓国、エジプトには勝ったものの、デンマーク、アイスランドに敗れ、ロシアとは引き分けてしまい、２勝２敗１分けでロシアと勝点が並んだが、得失点差で上回ることができず決勝トーナメント進出を逃した。グループＢでは、ヨーロッパ勢の強豪を抑えてダークホースの韓国が首位に立った。韓国以外の決勝トーナメント進出７チームはいずれもヨーロッパ勢となった。準決勝では、アテネ五輪のディフェンディングチャンピオン、クロアチアと欧州王者デンマークが対戦する。

＜男子ハンドボール：　準々決勝組み合わせ＞

８/２０　フランス　ｖｓ　ロシア

８/２０　アイスランド　ｖｓ　ポーランド

８/２０　クロアチア　ｖｓ　デンマーク

８/２０　韓国　ｖｓ　スペイン

＜男子ハンドボール：　予選リーグ最終結果＞　※Ｑ＝準々決勝進出

グループＡ：

１．フランス（４勝１分＝勝点９）Ｑ　２．ポーランド（３勝１敗１分＝勝点７）Ｑ　３．クロアチア（３勝２敗＝勝点６）Ｑ　４．スペイン（３勝２敗＝勝点６）Ｑ　５．ブラジル（１勝４敗＝勝点２）　６．中国（５敗＝勝点０）　

グループＢ：

１．韓国（３勝２敗＝勝点６）Ｑ　２．デンマーク（２勝１敗２分＝勝点６）Ｑ　３．アイスランド（２勝１敗２分＝勝点６）Ｑ　４．ロシア（２勝２敗１分＝勝点５）Ｑ　５．ドイツ（２勝２敗１分＝勝点５）　６．エジプト（０勝３敗２分＝勝点２）

● 女子ハンドボール：　北京オリンピック予選リーグ終了、　ロシア、ノルウェ－は決勝Ｔへ

　８月９日から始まった女子のハンドボールは予選リーグが終了し、優勝候補のノルウェ－、ロシアはいずれもグループ首位で決勝トーナメントへ。アジア勢の中国と韓国２チームが決勝トーナメントに残る大健闘を見せた。中でもグループＢの韓国は、欧州チャンピオンのロシアに対して一歩も引かず２９－２９で引き分けると、ハンガリー、スウェーデン、ドイツの欧州勢相手に３勝を挙げ、欧州キラーぶりを発揮した。

● 女子ハンドボール：　北京オリンピック準々決勝速報　（８/１９）

ノルウェー　３１－２４　スウェーデン
ハンガリー　３４－３０　ルーマニア
中国　２３－３１　韓国
ロシア　３２－３１　フランス

● 女子サッカー：　北京オリンピック、アメリカとブラジルが金メダルを懸けて決勝へ

　開会式に先んじて始まった女子サッカーは１５日から決勝トーナメントに入った。準々決勝でノルウェーを２－１で下した優勝候補ブラジルは、準決勝でもドイツを４－１と圧倒。カナダ、日本を破って決勝に進出したアメリカと金メダルを懸けて戦う。また銅メダル争いは、ドイツと日本の間で行われる。

＜女子サッカー決勝トーナメント結果＞
準々決勝：
ブラジル　２－１　ノルウェー
スウェーデン　０－２　ドイツ
中国　０－２　日本
アメリカ　２―１　カナダ

準決勝
ブラジル　４－１　ドイツ　
日本　２－４　アメリカ

８/２１　決勝　ブラジル　ｖｓ　アメリカ
８/２１　３位決定戦　ドイツ　ｖｓ　日本

● ソフトボール：北京オリンピック、決勝トーナメント進出４チームが出揃う

　８月１２日に開幕したソフトボールは総当り戦による予選リーグ全試合を終了し、アメリカ、日本、オーストラリア、カナダの上位４チームが決勝トーナメントに残った。上位２チームに入ったアメリカ、日本は銅メダル以上が確定。両者の直接対決で敗れたチームは敗者復活戦に回り、オーストラリア対カナダの勝者と対戦、勝ったほうが決勝戦へ進む。ヨーロッパ代表のオランダは台湾に勝って１勝を挙げたが最下位となった。

８/２０　(1)準決勝１　アメリカ　ｖｓ　日本　（敗れた方が敗者復活戦で(2)の勝者と戦う）
８/２０　(2)準々決勝　オーストラリア　ｖｓ　カナダ　（勝者は(1)と戦い、勝った方が決勝進出）
８/２０　(3)準決勝２　(1)の勝者　ｖｓ　(2)の勝者
８/２１　決勝　(1)の勝者　ｖｓ　(3)の勝者

＜予選リーグ最終結果＞　※Ｑ＝決勝Ｔ進出

１．アメリカ（７勝０敗）Ｑ　２．日本（６勝１敗）Ｑ　３．オーストラリア（５勝２敗）Ｑ　４．カナダ（３勝４敗）Ｑ　５．台湾（２勝５敗）　６．中国（２勝５敗）　７．ベネズエラ（２勝５敗）　８．オランダ（１勝６敗）