ヨーロッパ・ニュース Vol.62
2008/11/25
● 女子サッカー:FIFA U-20W杯予選ラウンド始まる
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FIFA(国際サッカー連盟)のU-20女子ワールドカップ・チリ大会の予選ラウンドが19日からはじまった。世界各地の地域予選を勝ち抜いた16チームが参加し、欧州勢では、ドイツ、フランス、イングランド、ドイツの4チームが出場している。
予選ラウンドは4チームごとに4つのグループに分かれ総当り戦が行われ、上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。決勝戦は12月7日に行われる。
<グループリーグ結果>
グループA
11/19 | チリ | 0-2 | イングランド |
11/19 | ニュージーランド | 2-3 | ナイジェリア |
11/22 | チリ | 3-4 | ニュージーランド |
11/22 | ナイジェリア | 1-1 | イングランド |
グループB
11/19 | 中国 | 0-0 | アルゼンチン |
11/19 | フランス | 0-3 | アメリカ |
11/22 | 中国 | 0-2 | フランス |
11/22 | アメリカ | 3-0 | アルゼンチン |
グループC
11/20 | カナダ | 0-2 | 日本 |
11/20 | コンゴ | 0-5 | ドイツ |
11/23 | カナダ | 4-0 | コンゴ |
11/23 | ドイツ | 1-2 | 日本 |
グループD
11/20 | メキシコ | 1-2 | ノルウェー |
11/20 | ブラジル | 3-2 | 北朝鮮 |
11/23 | メキシコ | 0-5 | ブラジル |
11/23 | 北朝鮮 | 3-2 | ノルウェー |
● ラグビー:
国際テストマッチ、フランスがオーストラリアに惜敗、イングランドは南アに大敗
欧州で行われているラグビーの国際テストマッチは、22日にイングランドがトィッケナムに南アフリカを迎えたが、6-42の屈辱的な大敗を喫した。世界1位のニュージーランドも前半は苦戦したものの、後半ウェールズを突き放し、29-9で勝利。ニュージーランドは、グランドスラムツアー制覇を賭けて来週イングランドに乗り込む。フランスはオーストラリア相手に善戦したが及ばず、13-18で敗れた。
<欧州国際テストマッチ結果>
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11/22 | フランス | 13-18 | オーストラリア |
11/22 | ウェールズ | 9-29 | ニュージーランド |
11/22 | アイルランド | 17-3 | アルゼンチン |
11/22 | スコットランド | 41-0 | カナダ |
11/22 | イングランド | 6-42 | 南アフリカ |
● 男子ハンドボール:欧州チャンピオンズリーグ第5節
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ウェールズのウイング、シェーン・ウイリアムズは、IRB(国際ラグビー連盟)が選ぶ、2008年の年間最優秀選手を受賞し、23日にロンドンで授賞式が行われた。31歳のウイリアムズは、2008年の6カ国対抗戦では計6トライを挙げ、ウェールズの選手として史上最多トライを更新し、チームの優勝に貢献した。年間最優秀選手にウェールズ出身の選手が選ばれたのは初。
ウイリアムズのほかに、ニュージーランドのフライハーフ、ダン・カーター(2005年の同賞受賞者)、ウェールズのライアン・ジョーンズ、スコットランドのスクラムハーフ、マイク・ブレア、イタリアの主将セルジョ・パリーゼが同賞にノミネートされていた。
また、年間最優秀チームにはニュージーランド、年間最優秀監督には同チームのグラハム・ヘンリー監督が選ばれた。
● 男子ハンドボール:欧州チャンピオンズリーグ、メインラウンド進出全チーム決定
男子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグ、グループラウンドは全試合を終了し、各グループの上位2チームが出揃った。3チームが決勝進出のチャンスがあった混戦のグループEは、スペインのポートランドがスロベニアのRKシモス・コッペルを31-29の僅差で破り、ロシアのチェフォブフスキーが28-21でステアウア・ブカレストに勝利したため、チェフォブフスキー、ポートランドがメインラウンドに駒を進めた。また注目の一戦、THWキール対バルセロナは、アウエー戦に続きホームでもキールが33-26でバルセロナを下し2連勝。次ラウンドに向けて勢いをつけた。
この結果、スペイン勢4チーム、ドイツ4チームはすべて順当に勝ちあがったほか、フランス勢、デンマーク勢の2チームもメインラウンド進出を果たした。
<欧州チャンピオンズリーグ、グループラウンド最終順位>
グループA
1. | シャンベリ(フランス)Q | 2. | セルジュ・ラスコ(スロベニア)Q |
3. | ハマービー(スウェーデン) | 4. | グランティア・カイズ(リトアニア) |
グループB:
1. | シウダー・レアル(スペイン)Q | 2. | GOSスベンボリ(デンマーク)Q |
3. |
HCボスナ・サアラエボ (ボスニア・ヘレツゴビナ) |
4. | ASEドゥカス(ギリシャ) |
グループC:
1. | THWキール(ドイツ)Q | 2. | FCバルセロナ(スペイン)Q |
3. | HCメタルルグ(マケドニア) | 4. | ドラーメンHK(ノルウェー) |
グループD:
1. | HSVハンブルグ(ドイツ)Q | 2. | FCKハンドボルド(デンマーク)Q |
3. | タトラン・プレソフ(スロバキア) | 4. |
RKクレベナ・ズベズダ・ベオグラード (セルビア) |
グループE:
1. | チェフォブフスキー・メドベディ(ロシア)Q | 2. | ポートランド・サンアントニオ(スペイン)Q |
3. | ステアウア・ブカレスト(ルーマニア) | 4. | RKシモス・コッペル(スロベニア) |
グループF:
1. |
SGフレンスブルグ・ハンドウィット (ドイツ)Q |
2. | MKBベスプレムKC(ハンガリー)Q |
3. | ホーカー(アイスランド) | 4. | ZTR Zaporozhye(ウクライナ) |
グループG:
1. | レアル・アデマール(スペイン)Q | 2. | モンペリエHB(フランス)Q |
3. | AMCチューリッヒ(スイス) | 4. | A1ブレーゲン(オーストリア) |
グループH:
1. | レーンネッカー・レーベン(ドイツ)Q | 2. | HCクロアチア・サグレブ(クロアチア)Q |
3. | ピック・セゲド(ハンガリー) | 4. | ウイスラ・プロック(ポーランド) |
● 男子バレ-ボール:ドイツナショナルチーム新監督にラウル・ロサーノ氏が就任
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ドイツバレーボール協会は20日、男子ナショナルチームの監督に、2年契約でアルゼンチン人のラウル・ロサーノ氏が就任することを発表した。ロサーノ新監督は、1999年から今年の北京オリンピックまでの間長きに渡りナショナルチームを率いてきたステリアン・モクレスク監督の後を引き継ぐ。まずは、2009年 5月に行われる世界選手権の予選突破が最初の目標となる。
52歳のロサーノ氏のバレーボール界での評価は高く、FIVB(国際バレーボール連盟)は、“世界で最も優れた監督のひとり”に挙げている。過去3年間は、ポーランド男子ナショナルチーム監督を務め、2006年の世界選手権でポーランドを準優勝に導き、今年の北京オリンピックでも5位入賞を果たしている。それ以前はスペイン男子ナショナルチーム監督としてもシドニーオリンピック出場を果たしているほか、イタリア、セリエAやギリシャなど複数のチームでの監督経験を持つ。