ヨーロッパニュース一覧

2010-9-28

ヨーロッパ・ニュース Vol.127

2010/09/28


女子サッカー: U-17女子W杯、日本は惜しくも準優勝

 トリニダード・トバゴで行われていたU-17女子W杯は、25日に決勝が行われ、日本はPK戦の末5-4で惜しくも韓国に敗れ、悲願の初優勝を逃した。
 
アジア勢同士の対戦となったこの試合、日本は前半からペースをつかむが、6分にイ・ジョンウンのゴールで先制点を奪われてしまう。しかし、追う日本は11分に猶本(なおもと)光のミドルシュートが決まり、試合を振り出しに戻す。日本は中盤から積極的にシュートを放ち相手ゴールを脅かすと、17分には田中陽子のミドルシュートが決まり、2-1と勝ち越しに成功する。ところが、前半ロスタイムにキム・アルムの強烈なFKで韓国が2-2としてハーフタイムへ。後半も主導権を握る日本は、57分に左サイドを突破した横山久美のパスを加藤千佳が押し込み再びリードを奪うが、79分に交代でピッチに入ったばかりのイ・ソダムにミドルからシュートを決められ、3-3の同点に。試合はそのまま延長に入るが、90分を戦っても決着がつかず、PK戦へ。PK戦では日本の6人目のキッカーが失敗し、最後は5-4で韓国に軍配が上がった。なお、3位決定戦ではスペインが北朝鮮を1-0で下し、欧州勢の意地を見せた。

女子サッカー: U-17女子W杯で横山が見せた“5人抜きゴール”が欧州で絶賛

<スペイン最大の発行部数を誇るスポーツ紙『マルカ』は横山のゴールを図解入りで解説>

 U-17女子W杯準々決勝の北朝鮮戦で日本代表のエース横山久美が見せた華麗な5人抜きゴールが、サッカーの本場である欧州でも絶賛されている。
 今大会3位に終わったスペインでは、このゴールシーンが多くのテレビニュースやメディアで報じられ、同国のリーガ・エスパニョーラのスターで世界最高選手と言われるバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシになぞらえて、“女メッシ”との異名がつけられた。また、イタリアヤイングランドのメディアでも、かつてアルゼンチン代表やセリエAでも活躍した「マラドーナを髣髴させるプレー」として紹介されるなど、各地で賞賛の声が挙がっている。


男子バレーボール: イタリア世界選手権、日本は苦戦を制し二次ラウンドへ

 イタリアで行われている男子バレーボールの世界選手権は一次予選が終了し、二次ラウンドに進む18チームが出揃った。プールAに入った日本は、初戦で地元イタリアに0-3で敗れたのに続きイランにも1-3で敗れたが、最終戦で大接戦の末エジプトをタイブレークで下し、得失点率で辛くもグループ3位となり二次ラウンド進出を決めた。
 また、プールBではキューバが最終戦でブラジルを破り3連勝で首位通過を決めた他、プールCのロシア、プールDのアメリカ、プールEのフランス、プールFのポーランドも無傷の3連勝で二次予選に駒を進めた。

<一次ラウンド結果> (※各グループの上位3チームが二次ラウンドへ)
プールA: 1.イタリア 2.エジプト 3.日本 4.イラン
プールB: 1.キューバ 2.ブラジル 3.スペイン 4.チュニジア
プールC: 1.ロシア 2.プエルトリコ 3.カメルーン 4.オーストラリア
プールD: 1.アメリカ 2.アルゼンチン 3.メキシコ 4.ベネズエラ
プールE: 1.フランス 2.チェコ 3.ブルガリア 4.中国
プールF: 1.ポーランド 2.セルビア 3.ドイツ 4.カナダ

女子バスケット: チェコ世界選手権、日本が悲願の二次ラウンド進出

<日本のエース、大神>

 チェコで行われている女子バスケットボールの世界選手権は一次ラウンドが終了し、27日からは、勝ち残った12チームを6チームずつ2つのグループに分けての二次ラウンドが始まる。一次ラウンドではグループDに入った日本は、初戦はロシアに63-86で敗れたものの、2戦目ではアルゼンチンに59-58で競り勝った。最終戦は地元チェコ相手に善戦するも60-66で敗れたが、1勝2敗のグループ3位で二次ラウンドへ駒を進めた。その他のグループでは、優勝候補のアメリカ、オーストラリア、ロシアに加えスペインも3連勝で、グループ首位となった。なお、一次ラウンドを終えた時点でのアベレージポイントランキングで、22ポイントを挙げている日本代表の大神雄子が2位につけている。

<二次ラウンド組み合わせ> ※各グループ上位4チ-ムが準々決勝へ
グループE: アメリカ、オーストラリア、フランス、ベラルーシ、ギリシャ、カナダ
グループF: スペイン、ロシア、チェコ、韓国、ブラジル、日本

男子ハンドボール: 欧州チャンピオンズリーグ開幕、バルセロナは黒星発進

 男子ハンドボールの欧州クラブナンバーワンを決めるチャンピオンズリーグのグループリーグが22日から始まった。THWキール、ライン=ネッカー・レーベン(ドイツ)、バルセロナ(スペイン)と優勝候補がしのぎをけずるグループAでは早くもバルセロナ対ライン=ネッカーの好カードが行われ、昨季準優勝のバルセロナがホームで30-31と敗れる波乱があった。また、THWキールはフランスのシャンベリ・サヴォヤ相手に35-23で快勝し、王者の貫禄を見せた。その他のグループでも、有力チームがいずれも初戦を勝利で飾っている。

男子ハンドボール: 2014年の欧州選手権開催地がデンマークに決定

 欧州ハンドボール連盟(EHF)は、2014年の男子ハンドボール欧州選手権の開催地をデンマークに決定した。25日にコペンハーゲンで開催されたEHF総会の投票で、デンマークは24票を集め、共同開催を提案していたクロアチアーハンガリーの22票をわずかに2票上回った。

フットサル: スペインリーグ第2節、星翔太が初ゴールもチームは1-6で惨敗

 スペインフットサル一部リーグは第2節が行われ、高橋健介、星翔太が所属するジェステサ・グアダラハラはベニカルロと対戦したが、大量点を奪われて1-6で破れた。この結果、開幕2連敗のグアダラハラは最下位に順位を落とした。なお、この試合でスタメン起用された星翔太は、12分に今季リーグ戦初ゴールを決め、この日チーム唯一となる得点を挙げた。

男子バスケット:トルコのベシクタシュがNBAのスター、アイバーソンにオファー

 トルコリーグの強豪ベシクタシュ・コーラ・トゥルキアが、NBAのスター、アレン・アイバーソン獲得に向けオファーを出した。ベシクタシュはアイバーソンに対し、年俸200万ユーロ(約1億7000万円)の契約を提示したという。
 昨シーズンはフィラデルフィアでプレーしたアイバーソンだったが、今季はトレーニングキャンプ直前になってもNBAのチームから正式オファーがない状態で来季のチームは決まっていない。同選手の下には中国リーグのチームからもオファーが届いており、欧州か中国かで検討しているという。
 NBAでは2000-01シーズンのMVPに輝いた他、過去オールスターに11度選出されたキャリアを持つアイバーソンもすでに35歳になり、昨年12月には引退を表明していた。