ヨーロッパニュース一覧

2013-3-5

ヨーロッパ・ニュース Vol.203

2013/03/05


男子バスケット:ユーロリーグベスト16

<セルビア代表のネナド・クリスティッチは、アルバ・ベルリンとの1戦で20ポイントを挙げるなど大活躍、チームの上位争いに貢献している>

 男子バスケットボール・ユーロリーグベスト16は今週にゲーム「9」が各地で行なわれ、白熱の8試合が終了した。グループEはレアル・マドリー(スペイン)がブローゼ・バスケッツ(ドイツ)を76―73で下し、CSKAモスクワ(ロシア)もアルバ・ベルリン(ドイツ)を80―65で一蹴した。またパナシナイコス(ギリシャ)も宿敵のエフェス・ピルゼン(トルコ)を75ー62で破り好調をキープしている。

 一方のグループFは、オリンピアコス(ギリシャ)がベシクタス(トルコ)を79―60で破ると、モンテパッシ(イタリア)もフェネルバフチェ(トルコ)を破り、今週のゲーム9はトルコ勢にとって悔しい結果となった。またマッカビ・テルアビブ(イスラエル)はカハ・ラボラルを66―62で下すと、優勝候補の一角であるバルセロナ(スペイン)が強敵ヒムキ(ロシア)を71―69で振り切った。

 この結果、グループEでは8勝のレアル・マドリー、7勝のエフェス・ピルゼン、6勝のCSKAモスクワとパナシナイコスが上位を固めた。一方のグループFでは、同じくスペイン勢のバルセロナが8勝で首位を走り、7勝のモンテパッシ、6勝のオリンピアコス、5勝のヒムキが後に続いている。



バレーボール:ジュニアユースランキング情報

<中国女子代表は2011年のU-18世界選手権を3位に終えたものの、ジュニアユース世界ランキングでは1位をキープした>

 FIVB(世界バレーボール連盟)は1日にスイスのローザンヌで、FIVBのジュニアユース国別による男女別によるランキングリストを公表した。同ランキングは2012年のFIVB大会の成績などを考慮して作成されたもので、男子のトップ3(1位セルビア、2位アルゼンチン、3位スペイン)は昨年と同じ顔合わせとなった。また女子のランキングを見ると、アジアの中国が1位、それに続き2位がブラジル、3位がイタリアとなった。なお日本代表女子は昨年より順位を1つ下げて9位となった。

 なお男子のジュニアユースランキング4位、5位にはブラジル、ロシアという強豪国が名を連ねた。なおニカラグアが55位から33位まで22位のランクアップを記録すると、イタリアも43位から25位へと18位の大幅アップを果たしている。

 女子では国内リーグの充実もめまぐるしいトルコが、米国を抜いて4位にランクアップした。またアジア勢ではモンゴル、香港、インドなどが順位を大きく上げており、中国や日本の活躍以外にもアジア勢の成長が反映された形となった。



フットサル:スペインリーグ情報

<エル・ポソ(赤色)は華麗な連携で粘るトリマン・ナバラ(緑色)を突き放してみせた> <エル・ポソ(赤色)は華麗な連携で粘るトリマン・ナバラ(緑色)を突き放してみせた>

 2月24日にバルセロナの優勝で幕を閉じたスペインカップに続き、スペインフットサル1部リーグは今週末に7試合が行なわれた。スペインカップではホスト開催として優勝に大きな期待がかかりながらも準決勝で姿を消したインテル・モビスターだが、アウエーでの好調のウマコン・サラゴサ戦を無難に4―1で勝利して不調脱却への可能性を見出した。

 また宿敵バルセロナに敗れてスペインカップ準優勝に終わったエル・ポソ・ムルシアは、アウエーでのトリマン・ナバラ戦を8―4で制した。エル・ポソは好調のフランクリンが3得点、スペイン代表でも存在感を示すミゲリンが2得点を決めるなど、攻撃陣が爆発を見せた。

 またホームでリオス・レノバブレスを迎えたフィシオメディア・マナコールは、トマス・デ・ディオスの采配も光り中堅のライバルを6―3で下した。またアウエーでカハ・セゴビアと対戦したアスカル・ルーゴは、めまぐるしい展開の末に4ー4と引き分けに終わった。北部の強豪であるサンティアゴ・フットサルはアウエーのプエルトジャノ戦、苦戦しながらもラウル・カンポスの2得点などで5―2と引き離して勝利を収めている。

 その他、ホームにコレヒオ・アレナスを迎えたマルフィル・サンタ・コロマは、10-1で快勝した。首位を走るバルセロナも敵地で最下位のブレーラを7-2と寄せ付けず、敵地にもよらずその圧倒的な強さを見せつけた。

 この結果を受けてバルセロナが勝ち点43で首位を守ると、エル・ポソ(42)、インテル・モビスター(40)の2強がその後を続いている。3位以下は、ここ最近絶好調のカハ・セゴビア(38)が4位につけると、サンティアゴ・フットサルとトリマン・ナバラが勝ち点を(33)に伸ばし、順位をそれぞれ5位、6位とした。



ハンドボール:女子チャンピオンズリーグ情報

 まずはグループ1、昨年の女子ハンドボール欧州選手権フィナリストでもあるハンガリーの強豪ジェールは、昨年のチャンピオンであるノルウェーのラルヴィクを30―24で下して準決勝進出を確定させた。前半の中盤までは互角の戦いを演じた両クラブだが、ジェールの鋭いカウンター攻撃とGKカサリンの15セーブの大活躍が際立った。前半を終えてジェールは15―13とリードを広ると、後半にさらに加速したハンガリーサイドが勢いに乗って勝負をつけた。

 グループ1もう片方の組み合わせは、デンマークのラナースが昨年の優勝者であるモンテネグロのブデュクノスト・ポドゴリツァと20―20で引き分けた。試合全体を通してブデュクノスト・ポドゴリツァの方がアグレッシブに攻撃を仕掛けたものの、ホームのラナースも意地を見せて引き分けに持ち込んで勝ち点を分け合った。

 グループ2では、ルーマニアのオルチム・ラムニクがロシアのズヴェニゴロドをアウエーながらも26ー23で制した。オルチムは試合終了残り10分まで苦戦を強いられたものの、タレント軍団らしく決定力を見せ付けて勝利を呼び込んだ。

ラグビー:2013年セブンズW杯情報


<男子日本代表はスコットランド、南アフリカ、そして開催国ロシアという難敵だらけのグループに入った>

 2013年6月28日に開催される7人制ラグビーのワールドカップ(W杯)セブンズは28日、抽選会がモスクワで行なわれて予選の組み合わせが明らかになった。同大会は男子が6地域の24カ国、女子は4地域の16カ国がグループ分けされて1次リーグを戦う予定となっている。日本男子は南アフリカ、スコットランド、ロシアと同じグループBに入った。また女子代表はイングランド、フランス、ロシアと共にグループBとなった。以下に男子日本代表が入ったグループBのライバル国たちのチームインタビューをまとめてみる。

– グループB: 南アフリカ、ポール・トレウ監督

 「ロシアはホスト国として底じれない力を発揮するだろう。スコットランドだけでなく、日本もこの4年に1度の大会に向けて準備をしてくるはずだ。前回大会、われわれ南アフリカは望むような結果を残せなかった。今回は全く異なる態度で、積極的に臨みたい」

– グループB: スコットランド、コリン・グレゴー主将

*グレゴー主将はドバイで行なわれた前回大会の得点王でもある。

 「とてもいいグループに入ったと思っている。日本とロシアも素晴らしい調整をしてくるだろうが、それでもトップレベルの実力がないことも事実だ。ロシアはフィジカルに強く、南アフリカも同じく強力なフィジカルを備えている。それでも自信を持って全力で戦えば、スコットランドは素晴らしい結果を出せるだろう」

ハンドボール: カタール代表情報

<リベラ氏本人は欧州で現役続行することを望んでいるようだが、カタールからのオファーはかなりの高額とも報道されている>

 ハンドボール現スペイン代表監督のバレロ・リベラ氏だが、2013年以内にもカタール代表監督へ就任の可能性が浮上している。2015年に世界選手権を地元開催するカタールハンドボール協会によれば、欧州随一の戦術国として知られるスペインから、大物ハンドボール監督の獲得を検討しているとのことである。

 フットサルやサッカーでもスペイン人監督の国外流出が続く状態だが、ハンドボールでも新興国によるアプローチは後を止まない。中東の豊かな資金源により、ハンドボールのスペイン代表監督もターゲットに挙げられている。