日本フットボールリーグJFL

2013-5-3

JFL 今節のJFL(第10節) 第10節は5月4日(土祝)に1試合、5日(日祝)に6試合、6日(月休)に2試合が開催される。

4日は横河武蔵野FCとFC町田ゼルビアの南北多摩決戦が「武蔵野」で開催。

過去のJFLでの対 戦は武蔵野の4勝1敗1分。但しこの成績はあくまで過去のもの。J2での経験を生かし成長した姿を 見せつけたい町田。現時点での成績は2位の町田が攻守に渡って安定しており1枚上の感もあるが、第1回大会からJFLを支え、昨年は天皇杯で大物食いをした武蔵野はとんでもない策を講じ町田をホームで迎え撃つ。選手としては武蔵野が小野祐輔、町田は岸田和人といった若い選手に注目したい。

5日は佐川印刷SCとHonda FCの対戦が「太陽が丘」で開催。開幕以来勝利の無い佐川印刷と第2節以来勝利のないHonda。勝利から遠ざかるチーム同士の対戦となるが共に失点が多いわけ でなく上位陣とは得点力の差。共に前線の選手の奮起に期待したいところか?

MIOびわこ滋賀とカマタマーレ讃岐の対戦は「東近江」で開催。過去JFLでは4度の対決、成績 はMIOの3勝1分と未だMIO相手に勝利の無い首位の讃岐。好調の攻撃陣がMIOの守備を崩すことができるか?MIOは上位争いに食い込むためにはこの試合は落としたくないところだ。

ソニー仙台FCと栃木ウーヴァFCの対戦は今季JFL最後となる「ユアスタ」での開催。得点は共に6点と少ないが失点が3倍以上(ソニー5、栃木16)の差があり、ソニーとしては先制すれば優位に進められる展開となるかもしれない。栃木はそろそろ高さを生かしたゴールシーンを期待したい。

ブラウブリッツ秋田とホンダロックSCの対戦は「秋田球」で開催。調子を上げてきた一昨年の得点 王である秋田の松田正俊。この試合でもゴールを量産しトップを走る琉球の高橋駿太との差を詰めたい。ロックは相手のFWのみならず鍵となる中盤の選手を抑えるかが失点を防ぐことにつながるだろう。

 Y.S.C.C.と福島ユナイテッドFCの対戦は「ニッパ球」で開催。比較的得失点が多い13位と少ない12位の対戦となるこの試合。前節はシュート数が少なかったが今節のYSCCは本来の細かいパス回しから積極的にゴールを狙ってくるだろう。福島の守備陣はどうこれを防ぐか?

 藤枝MYFCとSC相模原の対戦は「藤枝サ」で開催。前節は互いに無得点も攻撃面では調子は上向き。シュートシーンが多いことを期待させる対戦だ。共に秘密兵器ともいえる前線でプレーする身体の能力の高い外国選手の活躍が勝敗の鍵を握りそうだ。

 

 6日はツエーゲン金沢とHOYO大分の対戦が「金沢」で開催。前節は菅原康太の大爆発で連勝した金沢。HOYOのサイドを使った早い攻撃には警戒したい。HOYOは前半しっかり守り、後半に勝負 を挑むことが予想される。残り15分の攻防に劇的なドラマが起こる気配がありそうな試合だ。

 FC琉球とAC長野パルセイロの対戦が「沖縄県陸」で開催。3位と5位の上位対決。多くの得点シーンを期待したくなる試合。注目選手は共に10番を背負う高橋駿太(琉球)、宇野沢祐次(長野)。お互いの守備陣は彼らをいかに抑えるかが勝敗の鍵となりそうだ。

 これからは上位同士の対決も多くなる。上位と下位の勝ち点は広がるのか?それとも狭まるのか?

 詳細な内容は日本フットボールリーグ オフィシャルWebサイトをご覧下さい。