マキアヴェッリ語録
すべての指導者・チームのリーダーに贈る。 もし、あなたがチームのサポートスタッフや、一選手である場合には、コーチやキャプテンの苦悩や葛藤を少しでも感じてもらえたらいい。 「君主たらんとする者は、種々の良き性質をすべて持ち合わせる必要はない。しかし…」 「君主にとっての敵は、内と外の双方にある。これらの敵から身を守るのは、準備怠りのない防衛力と友好関係である。そして常に、良き力をもつ者は、良き友にも恵まれるものである。」 「君主たる者、ケチだという評判を怖れてはならない。なぜなら…」 「個人でも共同体でも同じことだが、勝利を得た後や、単に勝利の幻影を見たにすぎない折でも、人はしばしば尊大で横柄な言動に出るようになり、おかげで元も子もなくしてしまうことが多い。」 以上は、本の中に出てくる文章の抜粋である。 第一部の「君主篇」は、指導者やリーダーであるあなた自身に。第二部の「国家篇」は、チームの視点に。第三部の「人間篇」はコーチ生活、選手生活、さらに、人生に置き換えて読むことができる。 |