「ラグビー」「女子サッカー」「男女ハンド」 「バレーボール」「男子バスケ」
●ラグビー:テストマッチで欧州勢が健闘、W杯を前に南半球勢との差が縮まる
●ラグビー:年間世界最優秀選手に5選手がノミネート
IRB(国際ラグビー連盟)は12日、2014年の世界最優秀選手候補の5名を発表した。発表された5名の候補は、ウィリー・ル・ルー、デュエイン・バーミューレン(南アフリカ)、ブローディー・レタリック、ジュリアン・サベア(ニュージーランド)、ジョナサン・セクストン(アイルランド)で、南半球勢から4名がノミネートされたのに対し、欧州からはセクストンのみとなった。
●女子サッカー:女子チャンピオンズリーグ、リヨンが2年連続ベスト16で敗退
●男子ハンド:欧州CL第5節、THWキールがPSGに勝利しグループ首位に
●女子ハンド:欧州CL第5節、ジェール、ラルヴィクが5連勝
女子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグはグループラウンド第5節が行われ、3連覇を目指すグループCのジェールETO(ハンガリー)がロコモティヴァ・ザグレブ(クロアチア)に26-15で快勝し、グループDのラルヴィク(ノルウェー)とともに無傷の5連勝を続けている。ラルヴィクはアウエーでメッツ(フランス)相手に苦戦したものの25-26で辛くも勝利し、全勝を守った。一方、グループBで4連勝中だったブドゥチノスト(モンテネグロ)はマケドニアのヴァルダールと24-24で引き分け、連勝はストップした。
●男子バレー:欧州CL開幕戦でイタリア勢が黒星スタート
●女子バレー:欧州CL開幕戦、江畑のカンヌがピアチェンツァを破り白星発進
男子より1週間遅れて開幕した女子のチャンピオンズリーグ(CL)は昨季の女王ディナモ・カザン(ロシア)、準優勝のワクフバンク(トルコ)がいずれも3-0で勝ち、ともに幸先のよいスタートを切った。
一方、今季から全日本の江畑幸子が加入したフランスリーグ覇者カンヌは、ワクフバンク、イタリア王者ピアチェンツァ(イタリア)という強豪が揃うグル―プEに入ったが、初戦でそのピアチェンツァをタイブレークの末破る金星を挙げた。江畑はCLデビュー戦を勝利で飾った。江畑はフランスリーグでもすでにデビューしており、カンヌは現在のところ3勝1敗で2位につけている。
●男子バスケ:ユーロリーグ第5節、バルサ、CSKA、オリンピアコスが5連勝
男子バスケットのユーロリーグ、レギュラーシーズンは第5節が終了し、FCバルセロナ(スペイン)、CSKAモスクワ(ロシア)、オリンピアコス(ギリシャ)の3チームが無傷の5連勝を続けている。グループCでは全勝のバルセロナが1敗のパナシナイコス(ギリシャ)とホームで対戦したが、78-69でバルセロナに軍配が上がった。また、グループBのCSKAはアウエーでリモージュCSP(フランス)を86-76で下し、グループDでもオリンピアコスがガラタサライ(トルコ)に93-66で快勝した。一方、グループBでは、前節でセデヴィタ・ザグレブに痛い黒星を喫した昨季王者マッカビ・テルアビブ(イスラエル)はウニカハ・マラガ(スペイン)に70-66で勝利し、対戦成績を3勝2敗とし、上位に踏みとどまった。強豪勢が順当に勝利を挙げる中で、今季開幕前に期待の高かったバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が深刻な負のループに陥っている。開幕戦でバルセロナに敗れたものの2点差まで追い詰め、第2戦ではパナシナイコス(ギリシャ)に勝利するなど優勝候補の仲間入りかと思われたバイエルンだったが、第3節でアルマーニ・ミラン(イタリア)に74-81で敗れると、これでリズムを崩したのか、その後はポーランドのPGE、トルコのフェネルバフチェに連敗し、現在は1勝4敗の5位に低迷している。折り返しとなる次節では再びバルセロナと対戦するが、これに敗れれば、上位4チームまでが出場できるトップ16ラウンド入りも危うくなる。