ヨーロッパニュース一覧

2015-2-11

「ラグビーシックスネイションズ」「ラグビーセブンズ」「女子サッカー」 「バスケットユーロリーグ」「男女ハンドボール」

ラグビーシックスネイションズ:イングランドがウェールズを破り、好発進

<初戦を逆転勝利で飾ったイングランド>” /> ラグビーのシックスネイションズが6日に開幕し、3試合が行われた。オープニングマッチとなった15日のウェールズ対イングランド戦は、優勝争いを占う注目の一戦となったが、後半に逆転したイングランドが21-16で勝ち、大事な初戦を勝利で飾った。</p>
<p> 序盤はウェールズペースで試合が進む。開始直後にハーフペニーのPGで先制したさらにウェールズは9分にウェッブのトライ&CGで10-0とすると、15分にイングランドにトライを許すもその後はPGを重ねて差を広げ、前半を16-8でリードして終える。しかし、後半に入るとイングランドが反撃を開始する。45分にジョセフのトライとフォードのCGで1点差まで詰めよると、59分には自陣深くに攻め込まれたウェールズのカスバートがゴール前で反則をとられ、イエローカードで10分間の退場処分となる。このPGを決めて逆転したイングランドはさらに終盤にも1PGを加えると、後半はウェールズに得点を許さない固い守りで逃げ切った。</p>
<p> 一方、翌7日に行われた試合では、アイルランドが26-3でイタリアを破り、フランスも15-8でスコットランドを下し、ともに初戦を制した。次節ではこの両チームが激突する。</p>
<p><span class=ラグビーセブンズ:ニュージーランド大会は地元オールブラックスが優勝

europe268_02 ラグビーセブンズのワールドシリーズ・ニュージーランド大会は7日に決勝戦が行われ、地元オールブラックスがイングランドを27-21で破り、今季のシリーズ4戦目にして初優勝を飾った。今季のワールドシリーズでは、総合順位4位のチームまでが自動的に来年のリオ・オリンピック出場権を獲得するが、この優勝でニュージーランドは総合順位を2位に上げ、オリンピック出場に向けて一歩前進した。

<日本は0勝5敗>

 プールステージでアメリカ、南アフリカ、フランスと同じグループに入った日本は、初戦のアメリカ戦で5-40の大敗を喫すると、続く南アフリカに7-24、フランスにも17-35で敗れ、プール最下位でカテゴリー別ノックアウトステージへ進む。しかし、ここでもアルゼンチンに5-38、カナダにも21-28で連敗し、5連敗で大会を終えた。

ラグビーセブンズ女子:ブラジル大会はニュージーランドが優勝

 女子セブンズのワールドシリーズは第2戦となるブラジル大会がサンパウロで行われ、ニュージーランドが決勝でオーストラリアを17-10で破り、ドバイ大会に続く2大会連続優勝を達成した。

女子サッカー:スペイン女子1部のラジョ・バジェカーノが日本人選手と契約

europe268_03 スペイン女子一部リーグのラジョ・バジェカーノ・フェメニーノは、早稲田大学出身の日本人女子選手である大島茉莉花と契約した。現在22歳の大島はU―17日本代表などの経歴があり、将来のなでしこジャパン入りを目指している。ラジョ・バジェカーノ・フェメニーノは、現在のところリーグ戦8勝4敗6分で6位につけている。

バスケットユーロリーグ:トップ16ラウンドでエル・クラシコが実現

<バスケットのエル・クラシコはレアルが快勝>” /> 男子バスケットのユーロリーグはトップ16ラウンドの第6戦が行われ、グループEではスペインのライバル同士であるレアル・マドリードとバルセロナの“エル・クラシコ”が実現した。試合はグループ首位につけるレアル・マドリードが97-73で快勝。敗れたバルセロナは3勝3敗で4位に後退した。また、マッカビ・テルアビブ(イスラエル)はガラタサライ(トルコ)相手に苦戦したが、97-94で勝利し、レアル・マドリードと並ぶ5勝1敗で2位をキープした。一方、グループFでは、レギュラーシーズンから今季15戦無敗を続けてきたCSKAモスクワ(ロシア)がオリンピアコス(ギリシャ)に76-84で敗れる波乱があった。</p>
<p><span class=ハンドボール:カラバティッチに不正賭博疑惑で仏検察が告発へ

europe268_05 8日に行われた世界選手権で優勝したフランスのエース、ニコラ・カラバティッチだが、母国に戻った彼を待っていたのは温かい歓迎だけではなかった。フランス検察は6日、2012年5月から予備審が継続しているフランスリーグでの不正賭博疑惑でカラバティッチおよび16人の関係者を告訴することを決め、裁判所に審議を依頼した。フランス・プレスによると、モンペリエ地方検察はカラバティッチ本人のスマートフォンやパソコンから告訴するに十分な証拠を押収したとして告訴の方針を固めた。これを受け裁判所の判事が3か月間かけて審議を行い、告訴を受理するかどうかが決定される。

 2012年のフランスリーグ終盤、カラバティッチが所属していたモンペリエはすでにリーグ優勝を決めていたが、降格がかかったセソン・セビニョンとの一戦に敗れた。一方、この試合でカラバティッチの彼女がインターネットの賭博サイトで多額の掛け金を投じたことから不正賭博の疑いが取りざたされ、これに関与した可能性があるとしてカラバティッチや弟のルカら16人が告発された。これを受けてフランス・ハンドボール協会はカラバティッチに6試合の出場停止処分を科したが、その後、本人が否定していること、十分な証拠がないことなどからこの処分を取り消している。

女子ハンド:欧州CLメインラウンド、ラルビクが無傷の6連勝

<勢いに乗るラルビクが6連勝>” /> 女子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグ・メインラウンドは第6節が行われ、グループ2首位のラルビク(ノルウェー)がヴィボー(デンマーク)を31-18の大差で破り、両グループを通じて唯一となる全勝を守った。昨年の欧州選手権で優勝したノルウェー代表メンバーのうち5人がプレーするラルビクは前節で優勝候補のジェールを26-25の僅差で下し勢いに乗っている。</p>
<p> 一方、グループ1ではブドゥチノスト(モンテネグロ)がライプツィヒ(ドイツ)を28-21で下し5勝1分で首位を走っている。</p>
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