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2014-11-26

「日本とアルゼンチンのスーパーラグビー参戦正式決定」「ラグビー」 「アメリカンフットボール」「ハンドボール」「バスケットボール」

日本とアルゼンチンのスーパーラグビー参戦が正式決定

<スーパーラグビー参加合意書に調印するJRFUの矢部達三理事>” /> 南半球のニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3か国から計15クラブが参加して行われているリーグ戦“スーパーラグビー”に、2016年シーズンから新たに日本とアルゼンチンのクラブチームが参入することが正式に決まった。</p>
<p> 20日にロンドンで行われたSANZAR(3か国ラグビー連合協会)の理事会で、JRFU(日本ラグビーフットボール協会)、UAR(アルゼンチンラグビー連合)との間で同リーグへの参入が正式合意した。2019年のワールドカップ開催に向けて代表チームのレベルアップを進めている日本にとっては、南半球のトップクラブと対戦できるスーパーラグビー参戦は絶好の機会となる。</p>
<p> SANZARはすでに、2016年シーズンから参加チーム数を従来の15枠から18枠に増やすことを発表しており、日本が参戦に立候補していた。2016年シーズンは最終的に日本、アルゼンチンから1チームずつ、南アフリカから新たに1チームが新たに加わり、3つのカンファレンスに分かれてレギュラーシーズンを行い、うち上位8チームがファイナルシリーズで優勝を争う。</p>
<p><日本代表 エディ・ジョーンズヘッドコーチコメント(JRFU公式サイトから引用)></p>
<p> 「SANZARから日本ラグビーへの厚い信任を得た証だと実感すると同時に、サポートしてくれたオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの各協会に感謝します。日本ラグビーにとっては、スーパーラグビーへの参戦は夢の実現です。小さい子供たちにとって、日本にいながら常に世界最高峰のラグビーリーグに憧れを抱けるようになるのです。日本代表の強化においては、世界最高の選手たちを相手に常に高いレベルでの試合を行うことができます。我々日本代表はこれからも努力し続けて行きます」</p>
<p><スーパーラグビー2016年シーズン概要></p>
<p> レギュラーシーズンは、大きく南アフリカグループ(8チーム)、オーストラリアングループ(10チーム)の2つに分かれるが、南アフリカグループはさらに2つのカンファレンス(アフリカンカンファレンス1、アフリカンカンファレンス2)に分かれ、それぞれ南アフリカ3チームに、アルゼンチン、日本からの1チームずつが加わる。リーグ戦は同一カンファレンスおよび他カンファレンス、他グループとの交流戦となるが、日本が加わるアフリカンカンファレンス2の場合、同一カンファレンスで6試合、アフリカンカンファレンス1との間で4試合、オーストラリアングループとの間で5試合の計15試合が行われる。リーグ戦はホーム&アウェー方式で行われ、日本チームは秩父宮ラグビー場の他、シンガポールのシンガポール・スポーツ・ハブをホームとして戦う。レギュラーシーズン終了後は、各カンファレンスの1位となった3チームと、成績上位5チームがファイナルラウンドに進出し、ノックアウト方式のトーナメント戦を行い、リーグ優勝を争う。</p>
<p><span class=ラグビー:フランスがアルゼンチンに敗れる、日本はジョージアに敗れ11連勝ならず

<日本を下したジョージア>” /> ラグビーのテストマッチが欧州各地で行われ、前週オーストラリアを下したフランスがアルゼンチンンに13-16で敗れた。フィジー、オーストラリアに連勝して波に乗るフランスだったが、伏兵に足元をすくわれた。アルゼンチンはノートライながらニコラ・サンチェスが3つのドロップゴールを決めるなど足技と固い守りで相手を上回った。一方、アイルランドと対戦したオーストラリアは26-29で敗れ、フランス戦に続き欧州勢に連敗した。</p>
<p> この結果、世界ランキングでオーストラリアが4位に後退し、代わってアイルランドが3位に浮上。欧州勢が南半球勢によるトップ3の牙城を崩した。とはいえ、上位2強は不動で、オールブラックスはウェールズを34-16で、南アフリカも22-6でイタリアに勝ち、面目を保った。</p>
<p> また、前週に史上初の世界ランキングトップ10入りを果たした日本代表はW杯に出場するジョージア(グルジア)と対戦したが24-35で敗れ、テストマッチの連勝が10でストップすると同時に世界ランキングの順位も1つ落とし、アルゼンチンと入れ替わって10位に後退した。ランキング15位のジョージアは前の試合でアイルランドに7-49で大敗していたが、ランク上位の日本を下してW杯に向け弾みをつけた。</p>
<p><span class=アメフト:ラグビーW杯開催の余波でロンドンでのNFLゲームが制限

 欧州進出を進めるNFL(米ナショナルフットボールリーグ)は、2007年以来ロンドンで毎年1試合の公式戦を開催していたが、2013年に初の2試合開催を実現すると、2014年には3試合を行い、ここ数年で試合数を増加させてきた。ところが、2015年については、開催地のウェンブリースタジアムがラグビーワールドカップにも使われることから試合数の減少を余儀なくされることになった。とはいえNFLは、2016年以降に再びロンドンでの試合数を増やしていくことを視野に入れている。

ハンド:欧州CL折り返し、キールとバルサが好調維持

 男子ハンドボールの欧州チャンピオンズリーグはグループラウンドの前半を折り返し、後半戦に入った。22日に行われた第6節のグループAでは、前節のアウェー戦で難敵PSG(フランス)を下したTHWキール(ドイツ)がホームでも33-29と連勝し5勝目をあげ、ファイナル16ラウンド進出に一歩近づいた。また、グループBでもバルセロナ(スペイン)がフレンスブルク(ドイツ)に36-27で快勝してアウェー戦に続く連勝を果たすと、同じく1分で並んでいたコルディング(デンマーク)がヴィスラ(ポーランド)と30-30で引き分けたため、バルセロナが勝ち点で一歩リードを奪った。一方、グループCのライン=ネッカー(ドイツ)はスロベニアのツェリェに28-32で敗れて3敗目を喫し、3位に後退した。

女子バスケ:女子ユーロリーグ第3節、フェネルバフチェが3連勝

 女子バスケットボールのユーロリーグは第3節が行われ、グループBでは昨シーズン準優勝のフェネルバフチェ(トルコ)がトルン(ポーランド)を76-63で破り、開幕からの連勝を3に伸ばした。これとは対照的なのが、昨シーズンの同国決勝でそのフェネルバフチェを破って優勝したガラタサライだ。グループAのガラタサライは初戦でBLMA(フランス)に59-66で敗れると、続く第2節でもコシツェ(スロヴァキア)に67-68で屈し、連敗スタートとなったが、さらに19日のディナモ・クルスク戦も68-72で落とし、まさかの泥沼3連敗。リーグ戦はまだ序盤とはいえ、昨季の欧州女王がグループ最下位に低迷するという非常事態に直面している。

男子バスケ:ユーロリーグ第6節、CSKA、バルサが快勝で無傷の6連勝

 男子バスケのユーロリーグはレギュラーシーズン第6節が行われ、グループB首位のCSKAモスクワ(ロシア)はALBAベルリン(ドイツ)を寄せ付けず、95-66で快勝。グループCのFCバルセロナ(スペイン)もアウェーでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に99-77と大勝し、ともに無傷の6連勝とした。また、グループDでも同じく5連勝中のオリンピアコス(ギリシャ)がホームでバレンシア(スペイン)相手に思わぬ苦戦を強いられたものの最後は77-76と1点差で辛くも勝利し、ここまで3チームが無敗をキープしている。