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2014-4-8

「U17女子W杯:スペイン女子が国際大会初の決勝進出も日本に完敗」など


2014/04/08


U17女子W杯: スペイン女子が国際大会初の決勝進出も日本に完敗

 

 コスタリカで行われていたU-17女子ワールドカップは4日に決勝戦が行われ、日本が2-0でスペインに完勝して同カテゴリー初の優勝を飾った。グループリーグの初戦でも顔を合わせた両者の再戦となったこの試合、日本は開始早々に西田のゴールで先制すると、79分に児野がダメ押しの追加点を決め、初戦と同じ2-0のスコアでスペインに連勝した。フル代表でのW杯優勝を経験している強豪国の日本とは異なり、スペイン女子チームにとっては全カテゴリーを通じて国際大会で決勝に進出するのは初めてのことで、国内でも初タイトルへの期待が大きかっただけに無念の敗戦となった。なお、3位決定戦ではイタリアがベネズエラをPK戦の末下している。

<日本人選手が個人賞を総なめ>

<MVPに選ばれた杉田>

 日本が終始圧倒的な強さを見せたこの大会だが、個人賞も日本人選手の独壇場となった。大会MVPのゴールデンボールには主将を務めた杉田妃和が選ばれ、次点のシルバーシューに長谷川唯が入った他、最優秀GKゴールデングローブにも松本真未子が選ばれた。得点王のゴールデンシューこそベネズエラのデイナ・カステジャーノス、ガブリエラ・ガルシアに譲ったものの、杉田がブロンズシュー(3位)を獲得した。




ラグビー: ハイネケンカップ準々決勝でトゥーロンがレンスターを破る

<試合後に健闘をたたえ合う両雄>

 

 ラグビーのハイネケンカップは準々決勝4試合が行われた。6日には昨季の覇者トゥーロン(フランス)が一昨季の覇者レンスター(アイルランド)と対戦。今季限りでの引退が濃厚と言われる元イングランド代表フライハーフ(スタンドオフ)ジョニー・ウィルキンソンと、すでに今季限りでの現役引退を表明しているアイルランド代表のブライアン・オドリスコリというラグビー界を代表する両雄の最後の対戦ともあって注目を集めた一戦は、ウィルキンソンを擁するトゥーロンが現王者の意地を見せて29-14で勝利し、準決勝進出を決めた。その他の試合では、昨季準優勝のクレモン(フランス)がイングランド王者のレスター(イングランド)を22―16で破り、マンスター(アイルランド)はトゥールーズ(フランス)を47-23で退けた。また、サラセンズは17-15の僅差でアルスター(アイルランド)を振り切り、イングランド勢で唯一生き残った。準決勝はサラセンズ対クレモン、トゥーロン対マンスターの対戦となる。

<ハイネケンカップ準々決勝結果>
4/5  マンスター 47-23 トゥールーズ
4/5  クレモン 22-16 レスター
4/5  アルスター 15-17 サラセンズ
4/6  トゥーロン 29-14 レンスター 

<ハイネケンカップは今季限り、来季から欧州ラグビーチャンピオンズカップに移行か>
 欧州のクラブ大会をめぐり2年にわたり続いてきた議論と混乱にようやく終止符が打たれそうだ。昨年、ERC(欧州ラグビーカップ)が主催する現行の2大大会(ハイネケンカップ、アルミンカップ)の方式に異を唱えたイングランドのクラブが来季以降の同大会への出場辞退と新大会設立を宣言して以来、現行の大会継続を主張するERCとイングランドのクラブとの対立が深まっていたが、3月下旬、来季以降より現行大会から新大会へと移行することで各方面が基本合意に達した。この合意によると、新大会はラグビーチャンピオンズカップという名称で開催され、運営もERCからシックスネーションズ運営母体がスイスに設立する新会社に移行される。新大会での出場チーム数は、現行のハイネケンカップの24チームから20チームとなることも決まったが、プロ12(アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イタリア)からは7チーム、イングランド・プレミアリーグ、フランス・トップ14からはそれぞれ上位6チームが出場することになり、残る1枠はイングランドとフランスリーグのチーム同士のプレーオフで決定される。プロ12の7枠については、4か国に各1チームずつの出場枠が振り分けられ、残りの3枠はそれ以外のリーグ戦上位チームに与えられる。なお、今季のハイネケンカップ優勝チームには来季の大会での出場権は与えられないことになった。一方、大会名称から名前がはずれるメインスポンサーのハイネケン社だが、来季以降も有力スポンサーのひとつとして残る見込みだ。まだ詳細については調整が必要なため最終合意には至っていないものの、欧州クラブナンバーワンを決める大会が分裂する事態は避けられることになった。

 ここへきてこの問題が急速に合意に向かった背景には、大会のテレビ放映権をめぐって対立していたSKYスポーツとBTスポートという2つの英国のテレビ局の間で放映権の配分について和解が成立したことがある。イングランドのクラブチームを統括するプレミアリーグは2012年にBTスポートと4年間の放映権契約を結んだが、これは欧州の大会を含むイングランドクラブの海外試合の権利も含む内容であった。これに対してERCは、欧州の大会におけるイングランドクラブの試合の放映権に関する契約は無効としてSKYスポーツとの間で新たに4年間のハイケンカップにおける放映権契約を交わした。SKYスポーツはハイネケンカップの放映権をあと3年残しており、同大会が新大会に移行することになれば契約不履行でERCを相手取り巨額の賠償金を請求する可能性もあった。だが、SKYとBTスポートとの間で放映権の分配について和解が成立したことで最大の障害がなくなり、一気に新大会移行の話が進んだ。




バレーボール: FIVB、収賄疑惑で国内会長を辞任したグラサ会長支持を強調

 FIVB(国際バレーボール連盟)は4日にスイスで行われた理事会で、2012年に同連盟の会長に就任したアリイ・グラサ氏のこれまでの実績を称えるともともに、今後も同会長を支持していくとの姿勢を強調した。ブラジルバレーボール協会(CBV)の会長も兼任していたグラサ氏だが、CVBのスポンサー契約における収賄スキャンダルに関与したとして3月下旬に同協会の会長を辞任しており、同氏はブラジル国内では現在も厳しい批判にさらされている。こうした中、FIVBの理事会では同氏の疑惑や引責については一切触れられることなく、同氏を引き続き支持していくとの意向を全会一致で確認した。

男子バスケユーロリーグ: ベスト16ラウンド13戦目にしてバルサが初黒星

 ユーロリーグはベスト16ラウンドの第13節が行われ、このラウンド12戦全勝を続けていたグループEのFCバルセロナ(スペイン)が2位のEA7エンポリオ・アルマーニ・ミラン(イタリア)に63-91で敗れ、13戦目にして初黒星を喫した。とはいえ、バルセロナは前節すでにグループ首位でのプレーオフ進出を確定しており、この敗戦による影響はない。グループEでは、オリンピアコス、パナシナイコスのギリシャ勢も揃って勝利し、2位のエンポリオ・アルマーニとともに最終節を待たずにプレーオフラウンド進出を決めた。一方、グループFでは首位のレアル・マドリード(スペイン)がロコモティフ・クバン・クラスノダール(ロシア)を寄せ付けず81-55で快勝したが、同率で2位につけるCSKAモスクワはガラタサライ(トルコ)相手に苦戦し、最後は86-85で辛くも逃げきった。グループFでは、この2チームに加え3位のマッカビ・エレクトラ(イスラエル)までの3チームがすでにプレーオフの切符を確定しているが、残る1枠は、6勝7敗で並ぶ4位ガラタサライと5位ロコモティフ・クバン・クラスノダールの最終節の結果次第となる。