ロンドンオリンピックニュース Vol.5
2011/09/20
●男子バスケ:五輪目指し、好調続く隼ジャパン
9月15日、第26回アジア男子バスケットボール選手権大会兼ロンドンオリンピックアジア地区予選が中国で開幕した。オリンピック出場には、大会優勝または2位、3位に入り来年の世界最終予選で上位3チームに入る必要がある。
<大会概要>
◆予選ラウンド(9/15〜17):4チームずつ4グループに分かれ、総当たり戦を行い上位3チームが2次ラウンドへ進出する。4位のチームは13〜16位決定戦を行う。
◆2次ラウンド(9/19〜21):6チームずつ2グループに分かれ総当たり戦を行い、上位4チームがファイナルラウンドへ進む。5位、6位チームは9〜12決定戦を行う。
予選ラウンドでの結果は持ち越される。
◆ファイナルラウンド(9/23〜25)
<予選ラウンド:グループC 試合結果>
9/15 シリア 58-71 ヨルダン
9/15 日本 81-59 インドネシア
9/16 インドネシア 61-74 シリア
9/16 ヨルダン 87-92 日本
9/17 シリア 55-77 日本
9/17 ヨルダン 89-59 インドネシア
<2次ラウンド:グループF 試合結果>
9/19 ヨルダン 64-72 フィリピン
9/19 日本 101-61 アラブ首長国連邦
9/19 シリア 71-90 中国
9/20 アラブ首長国連邦 73-80 シリア
9/20 フィリピン 83-76 日本
9/20 中国 93-60 ヨルダン
9/21 ヨルダン 94-80 アラブ首長国連邦
9/21 シリア 52-75 フィリピン
9/21 日本 58-84 中国
日本は、グループ3位でファイナルラウンド進出を決めている。
◆グループE
イラク・韓国・チャイニーズタイペイ・ウズベキスタン・レバノン・マレーシア
◆グループF
中国・日本・フィリピン・ヨルダン・シリア・アラブ首長国連邦
大会結果の詳細は下記のURL(特設大会ページ)をご覧ください。
第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選|財団法人日本バスケットボール協会
●男子サッカー:U-22、ロンドン五輪アジア予選いよいよ開幕
ロンドンオリンピック出場を目指し、9月21日からアジア最終予選が開幕する。大会は2012年3月14日まで続く。12チームが4チームずつの3グループに分かれ、ホーム&アウェー形式で行われる。各グループの優勝国はロンドンオリンピックの出場権を獲得する。また、各グループ2位のチームで総当たり戦を行い、優勝国はアフリカ大陸の勝ち上がり国とプレーオフ戦を行い、五輪出場国を決める。日本は、9/21ホームにU-22マレーシア代表を迎える。(20:00キックオフ予定)
<グループ分け>
◆グループA
韓国、オマーン、カタール、サウジアラビア
◆グループB
オーストラリア、イラク、アラブ首長国連邦、
ウズベキスタン
◆グループC
バーレーン、日本、マレーシア、シリア
●その他:ロンドンオリンピックと環境問題
ロンドンオリンピックは大会が閉幕した後のことを考え、環境に配慮した施設運営を行っている。今回はその一例として、オリンピック公園についての事例をご紹介したい。
オリンピック公園では、バスケットボールやサッカー、ホッケーなど、多岐に渡るスポーツ種目の試合が開催される予定である。
大会終了後の施設の使用用途として、公園の南側は、お店やイベント、カフェ、バーなど、大会開催時の華やかな雰囲気を残す一方で、公園の北側は最新の環境保護技術を用いて、洪水や雨水をせき止め、同時にカワセミやカワウソのような、珍しい動物の生息地としての機能を果たすよう作られている。このようにオリンピック公園は、ロンドンオリンピック閉幕後の人々の生活や動物の生活をより豊かにするための工夫が施されているのである。
また、この公園へのアクセスが非常に良い。公園内にある散歩道の勾配にも工夫を施し、周辺地域に出来た新たな施設やランドマークを一望出来る設計となっている。オリンピック開催時にこの公園を訪れた人がライブで試合観戦出来るよう、大型スクリーンの設置も検討されている。
このように、オリンピック閉幕後の施設をどのように有効活用していくかを考慮していくことも、マネジメント側の重要な役割であるようだ。