2011/09/27

● 男子バスケ：隼(ハヤブサ)ジャパン、３６年ぶりオリンピック出場ならず

　中国で開催された、アジア男子バスケットボール選手権大会が２５日閉幕した。この大会では、優勝国がオリンピック出場権を獲得することができる。ベスト4までに入ることが目標だったハヤブサジャパンは、５勝４敗で大会を７位で終え、３６年ぶりの五輪出場にはならなかった。中国はアジア予選無敗でロンドンへの切符を獲得した。また、２位のヨルダンと３位の韓国は来年開催予定の世界最終予選への出場権を獲得し、オリンピック出場を目指す。大会ベスト５のシューティングガード部門に、日本代表エースの川村卓也選手が選出された。

＜試合結果＞
◆準々決勝
9/23　ヨルダン　88-84　イラン
9/23　韓国　86-67　日本
9/23　フィリピン　95-78　チャイニーズ・タイペイ
9/23　レバノン　48-68　中国
◆準決勝
9/24　韓国　43-56　中国
◆５-８位決定戦
9/24　ヨルダン　75-61　フィリピン
9/24　イラン　98-66　チャイニーズ・タイペイ
9/24　日本　78-80　レバノン
◆日本戦
9/25　チャイニーズ・タイペイ　72-81　日本
◆決勝戦
9/25　ヨルダン　69-70　中国



●男子サッカー：オリンピック予選、白星スタート

　サッカーＵ-２２アジア最終予選が２１日開幕した。Ｕ-２２日本代表はホームにＵ-２２マレーシア代表を迎え、２-０で勝利した。アジア予選は来年３月まで続く。また、同じ日に同グループＣのシリアとバーレーンの試合も行われ、３-１でシリアが勝利している。

＜日本の試合予定＞
11/23　バーレーン　-　日本（Away）
11/27　日本　-　シリア （Home）
2/5 　シリア　-　日本　　（Away）
2/22　 マレーシア　-　日本　（Away）
3/14 　日本　-　バーレーン　（Home）



●その他：ロンドンオリンピックマスコットの紹介

	〈Wenlock〉		〈Mandeville〉

　 ロンドンオリンピックの大会を盛り上げる２つのマスコットがいる。ロンドンオリンピックの公式マスコットであるWenlockとパラリンピックの公式マスコットであるMandevilleだ。
　Wenlockはオリンピック史の中核であるマッチ・ウェンロックという都市を連想させるとして命名された。19世紀にピエール・ド・クーベルタンがここで行われていた『マッチ・ウェンロックゲームズ』という大会を観戦し、近代オリンピックムーブメントの影響を受けたとされている。現在もこの『マッチ・ウェンロックゲームズ』は毎年開催されている。
　一方、Mandevilleはストーク・マンデビルというパラリンピック発祥地から名付けられた。1948年にロンドンで開催されたオリンピックの開幕と同日、ラドウィング・ガットマン卿は第二次世界大戦で脊椎を損傷した兵士を対象とした大会を開催した。ガットマンは健常者と障害者が“同等に(parallel)”競い合える大会を開催することを夢見て現在のパラリンピックを発案したようである。
　このように、マスコットの視点からもオリンピックを知ることも大切なのかもしれない。