ロンドンオリンピックニュース Vol.10

2011/10/24

女子ハンドボール:惜しくも本大会への出場権を逃す

 中国で行われていた、2012ロンドンオリンピック女子アジア予選が閉幕した。日本は惜しくも最終日に韓国との決戦に負け、ロンドンオリンピックへの出場権は逃したものの、来年5月に開催される世界最終予選への出場権を獲得し、本選出場に再挑戦することとなった。次の最終予選では36年ぶりの五輪出場を決めて欲しい。

〈日本戦績〉

日付 対戦相手 結果 勝敗
13日 カザフスタン 38-26
15日 中国 26-21
17日 北朝鮮 30-23
19日 トルクメニスタン 44-12
21日 韓国 22-27 ×

〈最終結果〉

1位 韓国 5勝

2位 日本 4勝1敗

3位 中国 3勝2敗

4位 北朝鮮 1勝3敗1分(総得失点差-1点)

5位 カザフスタン 1勝3敗1分(総得失点差-8点)

6位 トルクメニスタン 5敗



男子ハンドボール:アジア最終予選、韓国で開幕

 先週の女子の予選に引き続き、男子のアジア最終予選も韓国で 23日に開幕し、日本は開催初日に韓国と対戦し、31-18で1敗目を喫した。他の出場国にはサウジアラビア、カタール、イラン、ウズベキスタン、クウェート、日本、韓国、中国、カザフスタン、オマーンの10カ国がおり、本大会で優勝した国がロンドンオリンピックへのアジア代表権を獲得する。日本は韓国や中国などと同じグループBに所属。大会は翌月2日まで開催される。



男女ホッケー:パンアメリカ予選開幕

 ロンドンオリンピックパンアメリカ地区最終予選がメキシコのグアダラハラで19日
から10日間開催される。出場国は男女とも、アルゼンチン、アメリカ、カナダ、メキシコ、チリ、キューバ、バルバドス、トリニダード・トバゴの8カ国が出場予している。大会優勝国がロンドンオリンピック大会への出場権を獲得する。男子の優勝争いは、アルゼンチンとカナダ、女子はアルゼンチンをアメリカが追うであろうと予想されている。

2011パンアメリカ地区予選公式マスコット


その他:オリンピックスポンサー2

 前回に続き、今回もオリンピックのTOP(The Olympic Partner)スポンサーについて紹介していく。今回は、コカコーラとOmegaについて紹介する。


◆コカコーラ

 コカコーラは、1928年よりノンアルコール飲料部門でオリンピックを支えてきた。1928年のアムステルダムオリンピックから全大会の支援を続けてきて、1986年のTOP創立メンバーとなった。コカコーラのスポンサーシップはIOCの中でも最長のものになっている。また、2020年までIOCとのパートナーシップは延長された。

 試合の際に1日11,000トンのゴミが発生するとされている。そのゴミのリサイクルを目的に、コカコーラはロンドンの市内を中心に260個のごみ箱を設置している。コカコーラは、公式スポンサーとしてオリンピック開催に向け環境を考えた支援を行っている。また、大会終了後の会場、施設、環境遺産を意識した活動となっている。その他に、大会期間中の公式飲料水スポンサーとしてもロンドンオリンピックを盛り上げてくれるでしょう。

◆Omega(オメガ)

 ロンドンでオリンピックが開催されるのは2012年大会で3度目になる。前回大会は1948年だった。その時もOmegaはオリンピックスポンサーとして大会を支えた。
 OmegaがTOPに加わったのが2003年からですが、それ以前からもオリンピックとパートナーシップを結び大会を支えてきている。ロンドンで開催される今回の大会でも開幕までのカウントダウン、大会中のタイム測定、会場内の時間管理などオリンピックの “時間” に関する多くの場面で支えていく。

 私たちは、今まで多くのオリンピックから多くの感動をもらってきた。そのどの場面でもOmegaの技術がそれを支えていただろう。