ロンドンオリンピックニュース Vol.14
2011/11/25
● 女子バレー:日本惜しくも、ロンドンオリンピック出場権獲得ならず
女子ワールドカップバレーが18日閉幕した。オリンピックへの切符争いは、アメリカとの最終戦までもつれ込んだ。3-0で日本がアメリカに勝利したが、中国がドイツにストレート勝ちしたため、今大会で与えられる3枚のオリンピック出場権はアメリカ、ドイツ、中国が獲得した。第4ラウンド3戦3勝するも、日本は惜しくもオリンピック出場を決めることができなかった。
竹下選手(JTマーヴェラス)や荒木選手(東レアローズ)などベテランだけでなく、今大会では若手の活躍が目立った。特に、江端選手(日立リヴァ―レ)はエース木村選手(東レアローズ)に負けないほどの活躍で注目を集めた。また、火の鳥NIPPONに欠かせない竹下選手が大会ベストセッターにも選出された。火の鳥NIPPONは来年5月東京で開催されるアジア予選を兼ねた世界最終予選でロンドンへの切符を狙う。
<試合結果>
11/16(水)
◆中国 2 – 3 アメリカ
◆イタリア 3 – 2 ドイツ
◆日本 3 – 0 ケニア
◆ドミニカ共和国 3 – 2 セルビア
◆アルジェリア 0 – 3 韓国
◆アルゼンチン0 – 3 ブラジル
11/17(木)
◆中国 3 – 0ケニア
◆イタリア 1 – 3 アメリカ
◆日本 3 – 2 ドイツ
◆ドミニカ共和国 3 – 2 韓国
◆アルジェリア 0 – 3 ブラジル
◆アルゼンチン 0 – 3 セルビア
11/18(金)
◆イタリア 3 – 0 ケニア
◆中国 3 – 0 ドイツ
◆日本 3 – 0 アメリカ
◆アルジェリア 0 – 3 セルビア
◆ドミニカ共和国 0 – 3 ブラジル
◆アルゼンチン 0 – 3 韓国
順位 | チーム |
1 | イタリア |
2 | アメリカ |
3 | 中国 |
4 | 日本 |
5 | ブラジル |
6 | ドイツ |
7 | セルビア |
8 | ドミニカ共和国 |
9 | 韓国 |
10 | アルゼンチン |
11 | アルジェリア |
12 | ケニア |
● 男子サッカー:ロンドン出場へ、U-22代表負けられない2戦続く
サッカーU-22日本代表のロンドンオリンピック出場をかけた、予選が現在行われている。11月23日(水)、バーレーンU-22代表とアウェーで試合が行われる。また、11月27日(日)には予選3戦目となる、シリア戦が国立競技場で行われる予定である。U – 22代表で活躍していた、清武選手や原口選手が日本代表に招集されているため、新たにドイツで活躍している大津選手が招集された。ロンドン出場をかけた2戦はどちらも、テレビ朝日で生放送される予定である。なでしこジャパンに続いて、男子もロンドンオリンピック出場を目指す。
● 男子バレー:龍神NIPPON、ロンドンへ始動
18日閉幕した女子W杯バレーに続き、20日男子W杯バレーが開幕した。男子も今大会上位3チームにはロンドンオリンピックへの切符が与えられる。龍神NIPPONはオリンピック出場を目指し名古屋で初戦をむかえた。第1ラウンド、3戦3敗と波に乗れない状態だが第2ラウンド以降の試合に期待したい。
<試合結果>
11/20(日)
◆セルビア 0 – 3 アルゼンチン
◆ポーランド 3 – 0 キューバ
◆イラン 3 – 1 日本
◆中国 0 – 3 アメリカ
◆イタリア 1 – 3 ロシア
◆エジプト 0 – 3 ブラジル
11/21(月)
◆キューバ 3 – 0 イラン
◆セルビア 1 – 3 ポーランド
◆アルゼンチン 3 – 2 日本
◆エジプト 0 – 3 イタリア
◆ブラジル 3 – 1 アメリカ
◆ロシア 3 – 0 中国
11/22(火)
◆イラン 3 – 2 セルビア
◆ポーランド 3 – 1 アルゼンチン
◆日本 0 – 3 キューバ
◆中国 0 – 3 エジプト
◆イタリア 3 – 2 ブラジル
◆アメリカ 0 – 3 ロシア
<日本試合日程>
◆11/24(木) セルビア戦
◆11/25(金) ポーランド戦
◆11/27(日) エジプト戦
◆11/28(月) 中国戦
◆11/29(火) アメリカ戦
◆12/2(金) ロシア戦
◆12/3(土) イタリア戦
◆12/4(日) ブラジル戦
● その他:英小学校、ロンドン五輪参加国を支援
イギリスにある学校が、2012年ロンドンオリンピックの参加国がイギリスを訪れた際のサポートを行うことを表明した。この“チーム支援活動”の計画を実行することで、参加する子どもたちは自分たちがサポートする国の文化を知ることが出来る。上の写真は、ロンドンオリンピック委員長のセブ・コー氏がサンドウェルにあるペリーフィールド小学校を訪れた時のものである。同小学校は、エチオピア出身のハイレ・ゲブレセラシェーの成功に感銘を受けたことから、エチオピアのサポートすることが決定している。この活動はロンドンオリンピックの教育活動の一環としても行われる。子どもたちは、この活動を通して、スポーツがどのようにして人々を結びつけているのかを、実践しながら学ぶことが出来るのだ。