ロンドンオリンピックニュース Vol.21
2012/01/24
● 男子バレー:チュニジア、アフリカ大陸代表で五輪へ
1月10日〜20日にかけて、ロンドンオリンピック出場をかけたアフリカ大陸予選がカメルーンで開催されていた。チュニジアが優勝し、アフリカ大陸の代表として7月にせまったロンドンオリンピックへの出場権を獲得した。チュニジアは1996年のアトランタ大会や2004年のアテネ大会などに続き、6度目のオリンピック出場となる。
今大会2位以下に終わったチームには、世界選最終予選への出場権が与えられない。今年6月に行われる世界最終予選への出場条件は、以下の通りになる。各大会の優勝国にのみに、オリンピックへの出場権が与えられる。
大会名 | 出場条件 |
世界最終予選1(日本) | ・開催国(日本) ・アジアから4ヵ国(五輪出場が決定していない国) ・アジアを除く五輪出場が決定していないランキング上位3ヵ国 |
世界最終予選2(イタリア) | ・開催国(イタリア) ・その他6ヵ国 |
世界最終予選3(ドイツ) | ・開催国(ドイツ) ・その他6ヵ国 |
● イングランドサッカーの構造について
イギリスには「フットボールリーグ」という世界最古のプロスポーツサッカーリーグが存在する。これは1888年に創設され、最初は12クラブ存在したが、急速にチーム数が増え、現在は72クラブが所属している。この中には、日本でも多くの日本人プレーヤーが在籍したことのある、プロサッカーリーグの「プレミアリーグ」は所属せず、下位リーグの「フットボールカンファレンス」と呼ばれている、2部から4部リーグに所属するチームで構成されるリーグ戦のことを指す。それぞれのリーグ間に入替戦がある。下図は、イギリスのフットボールリーグをピラミッド上に示したものである。示された図以下のレベルは地域リーグへと続く。
イギリス フットボール 階層 |
〈プレミアリーグ〉:
・下位3クラブが自動降格 〈フットボールリーグチャンピオンシップ〉: ・上位2クラブ→自動昇格 ・上位3〜6クラブのうちプレイオフにより1クラブ昇格 ・下位3クラブ→自動降格 〈フットボールリーグ・リーグ1〉: ・上位2クラブ→自動昇格 ・上位3〜6クラブによるプレイオフにより1クラブ昇格 ・下位3クラブ→自動降格 〈フットボールリーグ・リーグ2〉: ・上位3クラブ→自動昇格 ・4〜7クラブのうちプレイオフにより1クラブ昇格 ・下位クラブが自動降格 |