2012/07/04

● 女子バスケ：ロンドン出場の夢、１歩届かず

　トルコで行われていた、バスケットボール女子世界最終予選が７月１日閉幕した。予選ラウンドが黒星発進で始まるも、決勝ラウンドへ進んだ女子ハヤブサジャパン。勝てば自動的にロンドンへの出場権が獲得できる、準々決勝では世界ランキング４位のチェコと対戦するも５３‐４７で敗れ、ロンドンへの残り１枠を目指し順位決定戦へ進むこととなった。その後、同じアジアからの出場となった韓国相手にゲーム序盤からの大量得点のリードを守り勝利し、ロンドン出場まであと１勝となった。最終戦では、３点差まで追い上げる場面もあったが、カナダ相手に７１‐６３で女子ハヤブサジャパンは敗れてしまい、日本は大会６位となり２大会ぶりのオリンピック出場は叶わなかった。
　世界最終予選の閉幕により、ロンドンへ出場する女子バスケットボールチームがすべて出そろった。

＜ロンドン出場国＞

		出場国
開催国（1）		イギリス
世界選手権2010優勝国（1）		アメリカ
大陸予選（5）	ヨーロッパ大陸	ロシア
	アフリカ大陸	アンゴラ
	アメリカ大陸	ブラジル
	アジア大陸	中国
	オセアニア大陸	オーストラリア
世界最終予選（5）		トルコ
		チェコ
		クロアチア
		フランス
		カナダ

● 男女サッカー：代表メンバー決定

　７月２日（月）ついに、ロンドンオリンピックへ出場するなでしこジャパンとU-23男子日本代表のメンバーが発表された。選出されたなでしこジャパンのメンバーは、４度目のオリンピック出場となる澤穂希選手（INAC神戸レオネッサ）をはじめ、世間を沸かせたW杯で優勝した時のメンバーであった。男子の方は、海外への移籍が決まった清武弘嗣選手（ニュルンベルク）やオーバーエイジ枠でザックジャパンでも日本代表として活躍している吉田麻也選手（VVVフェンロ）などが選出された。
　メダル獲得が期待されるなでしこジャパンやニュースター誕生にも期待されるU-23男子日本代表の活躍に期待したい。
詳細は日本サッカー協会のホームページをご覧ください。

● その他：巨大五輪リングがコベントリーに現れる

　オリンピックの象徴である、五色のリングが3週間後にサッカー予選会場となる会場のある、コベントリー市に現れた。
　この青、黄色、黒、赤、緑は地球にある5つの大陸の象徴であり、その大陸の代表がオリンピックで一同を介すという意味合いを持つ。このリングはアルミニウムで出来ており、長さが8メートル、高さが4メートルもある。ロンドンオリンピック委員会会長である、セバスチャン・コー氏は、「オリンピックリングは、選手を鼓舞させ、世界中の人を結びつけるアイコンである。選手にとってこのリングは、何千時間も努力を積み重ね、最もレベルの高いスポーツの祭典に身を投じていることを意味している。また、このリングは、住民だけでなく、観光客をも興奮させることが出来る」と述べている。
　いよいよオリンピック開幕まであと4週間である。