アスリートの食事学 Vol.27

2009/04/06




河谷 彰子



今が旬!!とっても簡単!焼きそら豆



10粒(45g)
エネルギー:50kcal
たんぱく質:4.7g
脂質:0.1g

 そら豆は、桜の開花後の2ヶ月が旬。つまり(冷凍食品を除けば)4〜6月の短い期間にしかお目にかかることが出来ない食材です。
“旬の食材で医者いらず”と言われるほど、旬の食材は“安い・美味しい・栄養価が高い”といわれています。
一年で一番美味しくて健康にも良くて簡単な料理であれば、試してみるしかありませんね。



材料・分量(そら豆10本分) 1.温めたグリルにそら豆をさやごと入れる。
2.片面3分ずつ中火で焼く。
(そら豆は火が通りやすいので加熱しすぎに注意しましょう。)
3.さやから豆を取り出し、薄皮を剥きお好みで塩を付けながらいただく。
そら豆 10本(約400g)
少々



 そら豆は、鮮度が落ちるのが早いため、買ったその日に料理するのがポイントです。
 特に、さやから取り出してしまうと水分が蒸発してしまい、甘味が減ってしまうのでさや付きのものを買ったほうが美味しいですよ。
 さやが黒ずんでいるものは古いので、鮮やかな緑のものを選びましょう。
 今回は焼いたものをご紹介致しましたが、塩ゆでにしても勿論美味しいです。その際には、さやごと塩茹でした方が美味しくなります。ゆで時間は、ほぼ同じでOKです。

・豆にも色々


50g当たり エネルギー
(kcal)
たんぱく質
(g)
炭水化物
(g)
カルシウム
(mg)
鉄分
(mg)
ビタミンA
レチノール当量(μg)
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
大豆(ゆで) 90 8.0 4.9 35 1.0 0.11 0.05
枝豆(ゆで) 67 5.8 4.5 38 1.3 12 0.12 0.07
そら豆(ゆで) 56 5.3 8.5 11 1.1 9 0.11 0.09
あずき(ゆで) 72 4.5 12.1 15 0.9 0.08 0.03
グリンピース
(ゆで)
55 4.2 9.3 16 1.1 0.15 0.07
ひよこまめ
(ゆで)
86 4.8 13.7 50 1.3 0.19 0.08


豆は身体に良い!”と言われたことはないですか?豆類は確かに様々な栄養素を豊富に含む食品です。ただ、種類によって多く含む栄養素が異なります。

大豆と枝豆は、たんぱく質が多い。
そら豆は、たんぱく質と炭水化物が多い。

筋量や筋力をアップしたいときの、食事の一品として大豆・枝豆・そら豆は良いでしょう。
 冷奴・湯豆腐・納豆… 豆腐ハンバーグ・豆腐ステーキ・枝豆サラダ・焼きそら豆…
さらに、お酒のつまみには、低脂肪・高たんぱく質の食品が良いため、これらの料理もお勧めです。

あずき・グリンピース・ひよこまめは炭水化物が多い。
試合の前の日にグリコーゲンローディングをしたいときの、食事の一品として良いでしょう。
 グリンピースごはん・ひよこまめ入りサラダ… あん入りの和菓子・白玉ぜんざい…

 豆と言っても、色々な豆があるんですよね。





河谷 彰子(かわたに あきこ)

株式会社レオックジャパン スポーツ事業担当 管理栄養士

〔経歴〕

1995年日本女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業

1997年筑波大学大学院体育研究科コーチ学専攻卒業

1997〜2006年3月株式会社タラソシステムジャパン入社
(海水中・陸上での運動指導や栄養カウンセリング、食サービスの提案を実施)

2006年4月〜株式会社レオック関東入社 同年9月にレオックジャパンに転籍
横浜FC栄養アドバイザー・横浜FCユース栄養アドバイザー
その他、YMCA社会体育専門学校にてアスレチックトレーナー育成講座『スポーツ栄養学』講師・慶応大学非常勤講師・さくら整形外科クリニックにて栄養相談などを行なう。

以下のコラムを担当しております。