サッカーJリーグ

2014-6-13

平成26年度日本トップリーグ連携機構 若手研修会Ⅰ 開催報告

 日本トップリーグ連携機構では、6月6日(金)〜7日(土)の2日間にわたり、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて若手研修会Ⅰ を開催致しました。この研修会は、各リーグから推薦を受けた、主に所属3年目までの若手選手を対象に、オリンピックや世界選手権において日本代表選手としてふさわしい競技力、また一人の社会人として人間力が発揮できるようなスキル・マナーを身につけることを目的とし、毎年行われています。

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<一日目>

 今年度第1回目となる若手研修会Ⅰ には、各リーグから96名の選手が参加。開講式では、当機構 代表理事専務理事 市原則之による開講の挨拶、当機構 事務局長代行 不破信によるオリエンテーションが行われました。6名ずつ16の班に分かれて着席した選手たちは、初対面の選手を前にみな一様に緊張の面持ちでしたが、当機構 相馬浩隆による「アイスブレーキング」(班ごとの自己紹介、手遊び、新聞を使っての共同作業など)ですぐに打ち解け、笑顔と笑い声が会場にあふれました。

 休憩をはさみ、一般社団法人日本バレーボールリーグ機構 代表理事会長 木村憲治氏とバレーボール元日本代表の大山加奈氏が登壇され、選手たちに「先輩からのアドバイス」がありました。メキシコオリンピックで銀メダル、ミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得した木村氏と、アテネオリンピックに出場した大山氏の実体験に基づく説得力のあるアドバイスは、2020東京オリンピック出場を目指す選手たちには大いに刺激になったことでしょう。

 続いて、株式会社フォーシーズインターナショナル 酒井千恵氏による「基礎ビジネスマナー講座」が行われ、名刺交換や会社への訪問など社会人としての基本的なマナーを学びました。

 1日目最後に、びわこ成蹊スポーツ大学 スポーツメディアトレーナー 片上千恵氏による「メディアトレーニング」が行われ、テレビや新聞などのマスメディアに取材される際に必要な声の出し方、話し方、態度、そして、何を語れば良いのかといったことを実際にカメラで撮影しながら学びました。選手の皆さんには、今回学んだことを生かして、よりアクティブな自分を堂々とアピールしていってほしいものです。また講座修了後には夕食懇親会が催されました。

 当機構 市原則之木村憲治氏

 当機構 相馬酒井千恵氏片上千恵氏

→ 6月6日 講師プロフィール

<2日目>

 午前中は、ローレルゲート株式会社 守屋麻樹氏による「コミュニケーションスキル講座」が行われ、社会人としてだけでなく、プレーヤーとしても不可欠なコミュニケーションのスキルをアップさせる方法を学びました。

 午後は、NPO法人コーチ道の松場俊夫さんによるワークショップ「キャリアデザイン〜選手としてのWill Can Mustを考える〜」が行われ、プレーヤーであると同時に一人の人間としてキャリアを考える必要性を学びました。マーブルチョコレートを使った自分自身を知るテストでは、さまざまな個性が机の上に並び、最後には各班の代表者からワークショップで学んだことの感想が述べられました。

 研修終了後、当機構 市原則之より閉講の挨拶があり、今回の若手研修会は終了となりました。

 参加者の皆さんは、今回の研修会で得たものを、選手として、そして人間としての成長に活かしてくれることを心より望みます。

守屋麻樹氏    松場俊夫氏

→ 6月7日 講師プロフィール

<研 修 風 景>

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