審判研修会一覧

2016-8-24

平成28年度日本トップリーグ連携機構 審判研修会 開催報告

 日本トップリーグ連携機構では、8月20日(土)・21日(日)の2日間、日本サッカー協会ビル(JFAハウス・東京都文京区)内会議室において平成28年度審判研修会を開催いたしました。
 
※この事業は競技強化支援助成金を受けて行っております
 
 この研修会は、各リーグで活躍する国際審判員もしくは国際審判員を目指す審判が一堂に会し、その資質向上と各競技の枠をこえた審判の交流を図ることを目的としています。今回は12リーグより33名の審判員、関係者が参加しました。
 
 
→ 研修会日程
→ 講師 プロフィール
 
【1日目】
 
 まず初めに開講式を行い当機構理事の田口禎則による主催者挨拶、ガイダンスを行いました。
 
 研修会一番はセッション1、特別講演として、公益財団法人日本サッカー協会審判委員長の小川佳実氏が登壇されました。小川氏は国際審判員(主審)まで経験し、アジアサッカー連盟の審判部長も務めていらっしゃいます。サッカーの審判システムの紹介とともにご自身の豊富な経験、そして目指すべき国際審判員とはどのような姿なのか、をお話し頂きました。 
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 次は杉村邦雄氏によるセッション2「ロジカルシンキング&ディベート」がテーマの講義です。論理的なコミュニケーションを身に付けて現場でのスキルの向上を目的に、ロジカルシンキングの基本的講義と、グループに分かれてディベートを行いました。ディベートでは2~3名に分かれて対戦、またそれをオーディエンスとして論理的なディベートをしているチームがどちらかを判断するグループが見守りました。
  
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講座終了後には懇親会が催されました。各競技団体ごとに自分以外の参加者を紹介する「他」己紹介の時間もあり、さらに親睦を深めました。
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【2日目】
 2日目の研修はセッション3「レフェリングにおけるメンタルの準備について」というテーマから始まりました。講師は元ラグビー日本代表のメルタルトレーナーでもあった荒井香織氏。講義終了後の質問時間では多くの参加者から手が挙がり、普段の悩みの解消方法も含めて多くの質問がありました。
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 昼食をはさんでセッション4として「笛に込めるメッセージ」というテーマでの講義です。多くのレフェリーが使っている笛(ホイッスル)ですが、その製品開発をされている㈱モルテンの田中政行氏が登壇されました。普段は当然のように使用している笛ですが、その歴史、構造から、どのような点を開発に反映しているか、競技別で異なる笛の表現などをお話し頂きました。この講義で、今後の受講者のレフェリングが少し違ってくるかもしれません。
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 研修会最後の講義・セッション5はNPO法人コーチ道の松場俊夫氏の「モチベーションコントロール」。基礎的な講義、また8グループに分かれたグループワークを行いました。設問に回答し自己分析をする時間がありましたが、結果に驚く受講生が何人もいました。
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講義終了後は当機構田口理事からの挨拶があり、今回の審判研修会は終了しました。
参加者の皆さんが本研修から学んだことを生かして、トップレベルの大会で審判員として姿を見ることができることを期待します。
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