平成28年度日本トップリーグ連携機構 若手研修会Ⅱ 開催報告
日本トップリーグ連携機構では、1月14日(土)・15日(日)の2日間、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター研修室1において平成28年度の若手研修会Ⅱを開催いたしました。
この研修会は、各リーグが推薦する将来有望な若手選手に対して、オリンピックや世界選手権にて日本代表選手としてふさわしい競技力・人間力が発揮できるようなスキル・マナーを身につけることを目的にしています。今回は5リーグより20名の選手が参加しました。
本事業はスポーツ振興くじ(toto)助成事業です。
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【1日目】
開講式では当機構代表理事専務理事である市原則之による主催者挨拶、事務局によるガイダンスが行われ、その後、「先輩からの一言」として一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ岩屋睦子氏より講義がありました。アトランタオリンピック日本代表として活躍された選手時代の経験を中心に挫折をいかにして乗り越えたか、引退後にどのような人生を送っていたかなどの話を披露いただきました。
2番目の講義は、JOC相馬浩隆氏のアイスブレークです。参加者はお互いに自己紹介をしたり、グループに分かれて考えながら体を動かす協同作業をしたり、笑い声が聞こえるほど楽しそうに受講し、まさに打ち解けていました。
3番目の講義は、首都大学東京の新井 清美氏による「アスリートとアディクション」でした。アディクションに関する説明とアスリートはよりアディクションを意識して注意する必要があることを説明いただきました。参加者は熱心にメモをとりながら受講していました。
4番目の講義はTRENSYS代表の上田大介氏による「SNS対策」でした。参加者は事例を含めた様々な注意事項を聞き、トップアスリートとしての自身の価値を下げないためにもSNSを上手に活用していく術を学びました。
その後は懇親会が開催され、参加者はさらに親睦を深めていました。
【2日目】
2日目は寺田由美氏による「コミュニケーションスキル講座」から始まりました。自身と他人との違いを理解しながら相手にどのように伝えるか、を講義とワークを通して学びました。
最後の講義は、コーチ道の松場俊夫氏による「アスリートのキャリアデザイン」でした。ちょっと変わった自己紹介などを通し、参加者は自分の強みなどを考えグループ内での発表を行いました。
講義終了後は事務局からの挨拶があり、若手研修会は終了しました。
参加者の皆さんが本研修で得たことを一つでも多くご自身の競技生活に取り入れ、研修を共にした他競技選手との繋がりも大事にし、今後ご活躍することを祈念いたします。