平成29年度 日本トップリーグ連携機構 GM 研修会Ⅰ 開催報告公益財団法人大崎企業スポーツ事業研究助成財団助成事業
日本トップリーグ連携機構では、6月5日(月)・6日(火)の2日間、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)において平成29年度のGM研修会Ⅰを開催いたしました。
この研修会は、クラブ型スポーツチーム及び企業スポーツの活性化に重要な役割を果たす各リーグの GM(ゼネラルマネジャー)、マネジメント担当者、各リーグ運営者などを対象にした研修会です。本年度は 2 回開催予定にしており、第 1 回目となる今回は 22 名が参加し、講義やグループワーク、情報交換や交流を通じて課題を共有し、研究・討議しました。
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【1日目】
13時30分より開講式が行われ、当機構専務理事 市原則之による主催者挨拶、事務局によるオリエンテーションの後、研修会が始まりました。続いて、最初に参加者全員の自己紹介を行いました。
「イントロダクション」として一般財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC)の中村聡氏より、今回の研修会のテーマ「チーム/クラブと社会とのコミュニケーションについて考える」と研修会の流れなどの説明がありました。
続いて、「ベストプラクティス共有のプラットフォーム」として再び上田大介氏より講義がありました。ソーシャルメディアで何か行っているのか、スポーツ界への注目度など紹介とともにチーム・クラブの役割の話があり、また研修会開催前の行った事前課題のキーワードをまとめる作業をグループごとに行いました。
続いて、「事例紹介」としてラグビートップリーグ・クボタスピアーズの広報担当・前川泰慶氏と稲橋良太選手が登場、お二人の取り組みや普段の情報発信についてお話して頂きました。等身大のSNS活用術、反響などをお聞きすることができました。
続いて、「ベストプラクティス共有のプラットフォーム」と再び上田大介氏より講義がありました。さらに詳しく講義が進んでいきましたが、各種あるSNSをより効果的に利用するためそれぞれの特徴などのお話もあり、新しいことまた改めて確認することと、皆さん興味深く聞き入っていました。
第1日目最後の講義は特別セッションとしてスポーツ庁参事官付参事官補佐の松山大貴氏からお話をして頂きました。スポーツ庁の取り組みについて聴講する大変貴重な機会となりました。
講義の後は会場を移動し、夕食を兼ねた懇親会を行いました。参加者同士積極的な交流の場となりました。
【2日目】
第2日目は講義の前に、任意参加の講義を30分行いました。題して、「Facebook入門」。Facebookの簡単な使い方の講座ですが、ほとんどの方が参加。本研修会の後も参加者がつながり、「連携」できるようにグループも作成し、皆さん設定に大忙しでした。
第2日目最初の講義は上田氏より第1日目の振り返りと追加情報の提供がありました。
続いて「アクションプランの作成」として、まずは個人でワークシートを作成。昼食をは
さんで、午前中の続きの作業としてグループ内での共有とまとめの作業を行いました。
そして最後に「アクションプランの作成」の全体共有として、グループ発表を行いました。
研修会の最後は本研修会の総まとめとして、SHC中村氏よりグループ発表のまとめ、また今後のFacebookの活用についての説明がありました。今後は今回設置したFacebookのグループで引き続きつながり、アクションプランの実施状況、新しい取り組みの報告、相談ごとなどに利用していくことになります。
今回の研修内容を各チームに持ち帰って頂き、今後のクラブ運営や地域、企業との関わりに活かされることを願っております。
なお、本講習会にご参加いただきました参加者の皆様、講師の皆様、及びご支援いただいた 公益財団法人 大崎企業スポーツ事業研究助成財団様に心より感謝申し上げます。