平成26年度日本トップリーグ連携機構 若手研修会Ⅱ
日本トップリーグ連携機構では、1月17日(土)〜18日(日)の2日間にわたり、味の素ナショナルトレーニングセンターにおいて若手研修会Ⅱを開催致しました。この研修会は、各リーグから推薦を受けた、主に所属3年目までの若手選手を対象に、オリンピックや世界選手権において日本代表選手としてふさわしい競技力、また一人の社会人として人間力が発揮できるようなスキル・マナーを身につけることを目的とし、毎年行われています。

<1日目>
今年度2回目となる若手研修会Ⅱには、各リーグから29名の選手が参加。開講式では、当機構 代表理事専務理事 市原則之による開講の挨拶、研修会のオリエンテーションがあり、まずウォーミングアップとして、当機構 相馬浩隆による「アイスブレーキング」(班ごとの自己紹介、手遊び、新聞を使っての共同作業など)が行われました。最初は緊張気味だった皆さんもすぐにうちとけ、笑顔と笑い声が会場にあふれました。
続いて、公益財団法人日本ソフトボール協会 副会長 宇津木妙子さんから「先輩からのアドバイス」がありました。今回は日本女子ソフトボールリーグ機構から15名が参加していましたが、宇津木さんの説得力のあるアドバイスは2020東京オリンピック出場を目指す彼女たちには特に刺激になったことでしょう。
続いて、株式会社フォーシーズインターナショナル 酒井千恵さんによる「基礎ビジネスマナー講座」が行われ、名刺交換や会社への訪問など社会人としての基本的なマナーを学びました。
1日目の最後は、びわこ成蹊スポーツ大学 スポーツメディアトレーナー 片上千恵さんによる「メディアトレーニング」が行われ、テレビや新聞などのマスメディアに取材される際に必要な声の出し方、話し方、態度、そして、何を語れば良いのかといったことを実際にカメラで撮影しながら学びました。
講座の後には夕食懇親会が催され、一日目が終了しました。
当機構 代表理事専務理事 市原則之
当機構 相馬浩隆
宇津木妙子氏
酒井千恵氏
片上千恵氏
<2日目>
午前中は、ローレルゲート株式会社 守屋麻樹さんによる「コミュニケーションスキル講座」が行われ、社会人としてだけでなく、プレーヤーとしても不可欠なコミュニケーションのスキルをアップさせる方法を学びました。
午後は、NPO法人コーチ道の松場俊夫さんによるワークショップ「キャリアデザイン〜選手としてのWill Can Mustを考える〜」が行われ、プレーヤーであると同時に一人の人間としてキャリアを考える必要性を学びました。マーブルチョコレートを使った自分自身を知るテストでは、さまざまな個性が机の上に並び、最後には各班の代表者からワークショップで学んだことの感想が述べられました。
研修終了後、当機構 常務理事 田口禎則より閉講の挨拶があり、今回の若手研修会は終了となりました。
参加者の皆さんは、今回の研修会で得たものを、選手として、そして人間としての成長に活かしてくれることを心より望みます。
守屋麻樹氏
松場俊夫氏
当機構 常務理事 田口禎則