平成30年度日本トップリーグ連携機構 GM研修会Ⅰ 開催報告 公益財団法人大崎企業スポーツ事業研究助成財団助成事業
日本トップリーグ連携機構では、7月2日(月)・3日(火)の2日間、JFAハウスにおいて、平成30年度GM研修会Ⅰを開催いたしました。
この研修会は、クラブ型スポーツチーム及び企業スポーツの活性化に重要な役割を果たす各リーグのGM(ゼネラルマネージャー)などを対象にした研修会です。本年度は2回開催予定であり、第1回目の今回は、28名が参加し、講義やグループワーク、情報交換や交流を通じて課題を共有し、研究・討議しました。
→ 研修会日程
→ 講師・ファシリテーター プロフィール
【1日目】
13時より開講式が行われ、当機構副専務理事 真下昇による主催者挨拶、事務局によるオリエンテーリングの後、公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC)の中村氏より、今回の研修会のテーマと、ファシリテーターの紹介を行い、研修会がスタートしました。
13時よりサントリーサンゴリアス ジェネラルマネージャー 田原耕太郎氏より『チームの存在価値とは』というテーマで講義いただきました。皆さん所属チームのことを考えながら真剣に聞き入っていました。
15時15分よりJリーグクラブ経営戦略本部 小川雅洋氏より『ホスピタリテイから始まるお客様獲得』というテーマで講義いただきました。皆さん研修にも慣れて、興味深く聞き入っていました。
第1日目の最後の講義は特別セッションとしてスポーツ庁 民間スポーツ担当 由良英雄 参事官からお話しいただきました。テーマは「スポーツと新事業計画」。スポーツ庁の取り組みを聴講する貴重な機会となりました。
講義のあとは18時過ぎよりJFAハウス3Fラウンジへ移動し、夕食を兼ねた懇親会を行いました。参加者の皆様1人1人からコメントをいただき、大変盛り上がりました。
【2日目】
第2日目は講義の前に8時から任意参加の講義を60分行いました。ファシリテーターでもある上田大介氏による『学び合いコミュニテイについて』と題したFacebookの使い方と本研修会後の参加者同士の連携のためのグループ作成を行っていただきました。皆さん、今後の情報交換に役立てると熱心に勉強していただきました。
つづいて9時から本研修がスタート。最初の講義は1日目の振り返りを行いました。
2日目最後の講義はJリーグクラブ経営 武田信平氏より『経営視点で考えるスポーツチームのマーケテイング』と題して60分を超える熱弁を振るっていただきました。
皆さん、川崎フロンターレの歩みを題材にした内容に熱心に聞き入っていました。
研修の最後は、本研修会の総仕上げとしてグループ討議を行い、参加者一人ひとりから『自チームのマーケテイング戦略の施策の発表』が行われました。緊張感のあるそれぞれの発表に皆さん深く感心していました。
研修会の最後はまとめとして、SHC中村氏より今後のFacebookの有効活用についても説明がありました。今後は今回設置したFacebookのグループで引き続きつながり、取り組み状況の報告、相談などに利用していくことになります。
今夏の研修内容を各チームに持ち帰っていただき、今後のチーム運営や、企業との関りに活かされることを願っております。
なお、本研修会にご参会ただきました参加者の皆様、講師の皆様、及びご支援いただいた公益財団法人 大崎企業スポーツ事業研究助成財団様に心より感謝申し上げます。