GM研修会一覧

2019-2-5

平成30年度日本トップリーグ連携機構 GM研修会Ⅱ 開催報告

公益財団法人大崎企業スポーツ事業研究助成財団助成事業
 
 日本トップリーグ連携機構では、1月24日(木)・25日(金)の2日間、日光行政センター(栃木県)において平成30年度のGM研修会Ⅱを開催いたしました。
 
 この研修は、クラブ型スポーツチーム及び企業スポーツの活性化に重要な役割を果たす各リーグのGM(ゼネラルマネジャー)などを対象にした研修会です。
 
 本年度は2回開催、また年度のテーマとして「マーケティング:チームの価値を考える ~「勝ち」だけが「価値」ではない~」を設定しております。第2回目となる今回は19名が参加、アジアリーグアイスホッケーに参加している「H.C.栃木日光アイスバックス」を題材として、講義やグループワーク、試合会場視察また情報交換や交流を通じて課題を共有し、研究・討議しました。
 
 
→ 研修会日程
 
 
【1日目】
 14時より開講式が行われ、事務局によるオリエンテーションの後、当機構専務理事 市原則之による主催者挨拶があり研修会が始まりました。

JTL

 
 最初にファシリテイターであり、本研修会にご協力頂いている公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC)の中村聡氏より、今回の研修会のテーマと研修会の流れなどの説明があり、アイスブレークとしてグループ内での自己紹介を行った後に、グループの他の方を紹介する「他者紹介」を行いました。

JTL
JTL

 
 続いて、今回題材となっている日光アイスバックスの基本情報の確認、休憩を挟んでフィールドワーク(試合会場視察)のポイントを確認していきました。参加者の皆さんは研修会の前に事前課題を提出しており、これをもとに確認し参加者同士の共有もしていました。

JTL

 
 講義後、ホテルにチェックイン。一息ついてから今回の研修のメインでもある試合会場である日光霧降アイスアリーナへと向かいました。
 
 日光の夜は寒く、皆さん足早にアリーナに入場。ここからは各自が講義での確認事項を持って視察です。試合前には会場を隈なく回りメモをとり、試合中もインターバルのイベントなどにも見入っていました。今回の参加者のほとんどがアイスホッケー初観戦とのこと、スピードと迫力のある試合展開にも驚きの声があがっていました。また、特別の計らいで第3ピリオドはスタンドではなくリング脇での観戦となり、選手のプレー間近でみる体験もできました。残念ながら試合は0-4と敗れてしましたが、視察は満足のいくものとなりました。最後に氷上(リンク)にあがり、マッチデーの記念撮影に収めて頂きました。
 

JTL
JTL

 

JTL

 
 視察の後は会場を移動し、夕食を兼ねた懇親会を行い、参加者同士積極的な交流の場となりました。
 
 
 
【2日目】
 第2日目最初の講義は中村氏より第1日目の振り返りを行いました。
 
 続いて日光アイスバックスGMの土田英二氏に登壇頂きました。土田様は過去に本研修会を受講頂いております。改めて日光アイスバックのご説明を頂き、参加者から昨日のフィールドワークを経ての質問時間となりました。皆さんからは多くの発言、また土田氏から追加の情報を頂きました。
 

JTL

 
 続いて、「各自検討」の時間です。昨日からの検討、視察そして土田様からのアイスバックの取り組み状況などを総合して、何を自チーム・クラブ持ち帰り、実践するのか。グループ内での討議も加えて形にしていきます。
 

JTL

 
 昼食後、特別講義としてスポーツ庁川合現参事官に登壇頂き、スポーツ行政全般の最新の動向について講義頂きました。
 

JTL

 
 研修会の最後のセッションでは本研修会の全体共有としてグループ発表をいたしました。続いて中村氏よりグループ発表のまとめ、また今後のFacebookの活用についての説明がありました。今後は今回設置したFacebookのグループで引き続きつながり、アクションプランの実施状況、新しい取り組みの報告、相談ごとなどに利用していくことになります。
 

JTL

 
 今回の研修内容を各チームに持ち帰って頂き、今後のチーム運営や地域、企業との関わりに活かされることを願っております。
 
 なお、本講習会にご参加いただきました参加者の皆様、講師の皆様、ご協力頂きました日光アイスバックス及びご支援いただいた 公益財団法人 大崎企業スポーツ事業研究助成財団様に心より感謝申し上げます。
 

JTL