公益財団法人大崎企業スポーツ事業研究助成財団助成事業
開催報告
 
　日本トップリーグ連携機構では、2月6日（木）・7日（金）の2日間、千葉県・幕張メッセにおいて2019年度のGM研修会Ⅱを開催いたしました。
 
　この研修は、クラブ型スポーツチーム及び企業スポーツの活性化に重要な役割を果たす各リーグのGM（ゼネラルマネジャー）などを対象にした研修会です。
 
　本年度は2回開催、また年度のテーマとして昨年度から引き続き「マーケティング：チームの価値を考える ～「勝ち」だけが「価値」ではない～」を設定しております。2回目となる今回は14名が参加。リード エグジビション ジャパン株式会社主催「スポーツビジネス産業展」会場内会議室で行い、産業展での情報収集の機会もつくり、通常の講義、情報交換や交流のほかに、ワークでは外部の方に参加頂くなど新しい試みを行い、課題を共有し、研究・討議しました。
 
 
→　研修会日程
 
 【1日目】
　1日目は10時より開講式が行われ、事務局によるオリエンテーションの後、当機構市原則之専務理事による主催者挨拶があり研修会が始まりました。
 
　始めにファシリテイターであり、本研修会にご協力頂いている公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル（ＳＨＣ）の中村聡氏より、今回の研修会のテーマと研修会の流れなどの説明があり、アイスブレークとしてグループ内での自己紹介を行った後に、グループの他の方を紹介する「他己紹介」を行いました。

 
　その後昼食となりましたが、自由時間の間、産業展の各ブース足を運び、また希望者はセミナー「世界のスタジアム・アリーナの最新事例について」を聴講いたしました。
 
　午後のセッションはグループワーク。
 
　今回、ＳＨＣの講座を修了した卒業生の方々にご協力頂き、テーマ別に４グループに分かれワークを行いました。まずはアイスブレークと他己紹介。ＳＨＣ修了生の皆さんは、普段は他業種で活躍されスポーツ業界に強い関心のある方々で、共に討議に加わりながら、まとめていく役割を務めて頂きました。議論はいつになく活発で、終了後、全体共有として各グループから発表を行いました。
 

　 その後は会場を移動し、夕食を兼ねた懇親会を行いました。ＳＨＣ修了生も参加頂き受講者の同士積極的な交流の場となりました。
 
 
【2日目】
　第2日目は、昨日のワークの振り返りから開始、まずは個人ワークとして自チーム・クラブに持ち帰るアクションプランを作成いただき、グループ内での共有をいたしました。
 
　昼食をはさみ、全体共有として発表を行い、まとめをＳＨＣ中村氏が行いました。
 
　最後にスポーツビジネス産業展のセミナー「プロ野球での成功ノウハウを活かしたＢリーグでの挑戦！ ～横浜DeNAベイスターズ方式で来場者前年比121％を実現した戦略とは ～ DeNA川崎ブレイブサンダース社長 元沢伸夫氏」を全員で聴講し終了となりました。

 
　今後は今回設置したFacebookのグループで引き続きつながり、今回の研修会の感想、発表ができなかった各自のアクションプランとその実施状況、新しい取り組みの報告、相談ごとなどに利用していくことになります。
 
　今回の研修内容を各チームに持ち帰って頂き、今後のチーム運営や地域、企業との関わりに活かされることを願っております。
 
　なお、本講習会にご参加いただきました参加者の皆様、講師の皆様、ご協力頂きましたスポーツビジネス産業展主催リード エグジビション ジャパン株式会社様、またご支援いただいた 公益財団法人 大崎企業スポーツ事業研究助成財団様に心より感謝申し上げます。