サッカーJリーグ

2014-7-28

 秋田県広域スポーツセンター主催「ボールであそぼう」指導者養成講習会 (湯沢雄勝広域交流センター、湯沢市総合体育館)  開催報告

 秋田県広域スポーツセンターは、(一社)日本トップリーグ連携機構(JTL)の協力のもと2014年7月19日(土)湯沢雄勝広域交流センター、湯沢市総合体育館にて、「ボールであそぼう」指導者養成講習会を開催しました。

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 「ボールであそぼう」は、発育発達期の子どもたちを対象とし、ボールを使って様々な動きを取り入れ身体機能向上を目指す運動プログラムです。

 秋田県広域スポーツセンターは、乳幼児期からジュニア期の各発達段階に応じた「動きの発達とスキルの獲得」を踏まえた指導の在り方を研修できる機会を創設のため当講習会を開催しました。

 秋田県は、子供たちが身体の発達と同時にその機能をじゅうぶん発揮できるようスポーツ指導に力を注いでおり、当講習会への関心も高く「保育士」「幼児教育関係者」「スポーツクラブ指導者」「行政職員」等の24名の方々が参加しました。

講習会スケジュール

 9:15~ 9:45  受付

 9:45~10:00  開講式

10:00~12:00  講義「ジュニア期のスポーツの考え方」(多目的ホール)

12:00~13:00  昼食・休憩

13:00~15:20  実技「ボールであそぼう!」プログラム実技(体育館フロア)

15:20~15:30  閉講式

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 開講式後、JTL事務局平野祐司から「研修Ⅰ:ジュニア期のスポーツの考え方」の講義が行われました。

・子どもたちを取りまく環境が大きく変化した1985年を境に子どもたちの体力が全国的に急激に低下したこと。

・今や運動をしないことによって病気の要因にもなっており、運動をしない子供たちをどのように運動をさせるかが大きな課題となっていること。

・幼少期(2~12歳)に様々な動きの習得と動くことの楽しさを経験させることが重要であること。

・子どもたちが生涯を通じてスポーツを行うには、幼少期の「楽しい遊び」の経験が必要であり、受講されているスポーツ指導者の皆さんの役割は大変重要であること。

など事例とともに講義が行われ、参加者のみなさんは真剣にメモをとりながら受講していました。

 昼食後、体育館フロアで「ボールであそぼう!」プログラム実技が行われました。講師は、ボールであそぼうマイスター講師 泉谷優を中心に、岩屋睦子、石川幸子、岡村要の各講師がやり方の手本を見せながら参加者に指導、解説しました。

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 「アップ」から始まり「ハンドリング(手ならし)」「基礎的なプレー」、「連携的なプレー」、「ゲーム的なプレー」など、「投げる、取る、蹴る」といった様々な体の使い方のバリエーションを体験してもらいました。また、多人数の場合や乳幼児でも楽しめる方法も提案しました。

 2時間を超える実技に、いつも現場で指導している参加者の皆さんも、息が上がっていました。秋田県内の様々なところから集まった指導者の方々は、いつの間にか知らない同士も会話が弾み笑顔になり、スポーツを通じて一体感を感じ取られていたようです。

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 プログラム実技終了後には閉講式が行われました。

 今回参加いただきました、秋田県の指導者の皆様、秋田県広域スポーツセンターの皆様、本当にありがとうございました。

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