１st-Ｓの最終節である第１５節が６月６日（土）に２試合、７日（日）に６試合が開催される。

　６日はファジアーノ岡山ネクストと首位のヴァンラーレ八戸の対戦が「Ｃスタ」で開催。勝てば翌日の２位ソニーの結果次第で１st－Ｓ１位となる八戸。仮に１－０で勝利の場合、翌日のソニーは３点差 以上の勝利が必要となり優位な状況になるものの引き分け以下では、３位のＨｏｎｄａ、４位のＦＣ大阪にも抜かれる可能性があるため勝たなければいけないというプレッシャーが八戸に大きくのしかかる。そのプレッシャーを跳ね除け王手をかけることができるか？最下位ながらも前節は逆転で今季初勝利の岡山Ｎ。若い力が八戸の固い守備陣を崩すことができるか？

　現在勝ち点１差の３位につけるＨｏｎｄａ ＦＣとＳＰ京都ＦＣの対戦は「都田」で開催。岡山Ｎー八戸と同時刻で開催されるだけにＨｏｎｄａとしては前半の早いうちに先制し八戸にプレッシャーをかけたいところ。得点ランキング首位の２人が今節もゴールを決め逆転１位となるか？逆に調子を上げてきたＳＰ京都は２試合連続で無失点。Ｈｏｎｄａの攻撃陣を抑えることができるかに注目したい。

　７日は勝ち点２差４位のＦＣ大阪と鹿児島ユナイテッドＦＣの対戦が「ヤンマースタ」で開催。前日に八戸とＨｏｎｄａが共に引き分け以下の場合のみ逆転１位の可能性を残すＦＣ大阪。破壊力のある攻撃陣が序盤から鹿児島ゴールを脅かすことができるか？前節で１位の可能性が無くなったものの２nd－Ｓに向け少しでも勝ち点を積み重ねたい鹿児島はまず守備を固め無失点で折り返したいところだ。

　１st－Ｓ最後の試合でナイター開催となる奈良クラブと首位と勝ち点で並ぶ２位のソニー仙台ＦＣの対戦は「奈良橿原」で開催。全ての結果を把握した上で最終決戦に臨むソニー。八戸勝利の場合は大量得点での勝利が必要なだけに失点の少ない奈良相手に攻撃面での工夫が必要だ。目の前の胴上げ阻止したい奈良は前がかりで攻めてくるソニーの背後を狙ったカウンター狙いが効果的か？

　その他ではＭＩＯびわこ滋賀とアスルクラロ沼津の対戦が３年ぶりとなる「皇子山」で開催。共に今節はセットプレー以外のゴールや多くのシュートシーンを期待したいところだ。

　栃木ウーヴァＦＣとヴェルスパ大分の対戦が「栃木市」で開催。ここ４試合は失点が少なく惜しい試合が続く栃木ウ。前節は圧倒的に攻めながら決定機に決めることができなかったＶ大分。昨年は２試合ともスコアレスドローで今回も１点を争う展開となりそうなこの試合。今回は決着なるか？

　流経大ドラゴンズ龍ケ崎とホンダロックＳＣの対戦は「龍ケ崎」で開催。サイドの攻防が鍵となりそうなこの試合。流経大はロックのサイドからの早いクロスに、ロックは流経大のサイドからの細かいパス回しに警戒したいところか？先に先制し流れを掴んだ方がそのまま勝利に繋げるかもしれない。

　ＦＣマルヤス岡崎と横河武蔵野ＦＣの対戦は「豊田球」で開催。昨年は武蔵野の１勝１分け。共に僅差の接戦で今回も１点を争う展開となるか？マルヤスは５試合ぶりの勝利で折り返したいところだ。

　１stーＳ最終節、１位となりステージ杯を掲げるのはどのチームか？

　1stステージ試合の詳細は日本フットボールリーグ オフィシャルWebサイトをご覧下さい。