サッカーJリーグ

2016-1-26

平成27年度日本トップリーグ連携機構 若手研修会Ⅱ 開催報告

 日本トップリーグ連携機構では、1月16日(土)・17日(日)の2日間、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)において平成27年度の若手研修会Ⅱを開催いたしました。

 この研修会は、各リーグが推薦する将来有望な若手選手に対して、オリンピックや世界選手権にて日本代表選手としてふさわしい競技力・人間力が発揮できるようなスキル・マナーを身につけることを目的しています。今回は6リーグより41名の選手が参加しました。

【1日目】

 開講式では当機構代表理事専務理事である市原則之による主催者挨拶、事務局によるガイダンスが行われ、その後、相馬浩隆氏による「アイスブレーキング」が始まりました。

 参加者はお互いに自己紹介をしたり、グループに分かれて考えながら体を動かす協同作業をしたり、笑い声が聞こえるほど楽しそうに受講していました。

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 二つ目の講義は、ゼビオFリーグアンバサダー相根澄氏による「先輩からのアドバイス」で、相根氏と相馬氏との対談形式で行われました。参加者は話を聞く中で、相根氏の強みは何か?を考えるという課題を与えられました。

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 三つ目の講義は、ローレルゲート株式会社の守屋麻樹氏による「コミュニケーションスキル講座」でした。親近感・安心感を湧きやすくするために共通点を探したり、どういう状況になればコミュニケーションがとりやすいかを実践したり、グループワークを通じて学びました。

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 四つ目の講義は、日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子氏による「パーティーマナー講座」でした。お辞儀の角度から始まり、名刺の渡し方や握手の仕方等、実践を交えながら受講しました。

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 その後は懇親会が開催され、参加者はパーティーマナー講座で学んだことを意識しながら親睦を深めている様子でした。

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【2日目】

 午前中はコーチ道の松場俊夫氏による「アスリートのキャリアデザイン」でした。講座の感想を聞かれた参加者からは「価値観は人それぞれ異なる。今後相手のことを考えて行動していきたい。」というポジティヴな言葉が聞こえました。

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 昼食をはさみ、午後はTRENSYS代表の上田大介氏による「SNS対策」から始まりました。参加者はトップアスリートとしての自身の価値を下げないためにもSNSを上手に活用していく術を学びました。

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 最後は、NHKシニアアナウンサー佐塚元章氏による「メディアトレーニング」でした。講師からは呼吸法や言葉の大切さというお話があり、参加者の何名かは所属チームのアピールをするようインタビューをされていました。

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 講義終了後は事務局からの挨拶があり、今回の若手研修会は終了しました。
 参加者の皆さんが本研修で得たことを一つでも多くご自身の競技生活に取り入れ、研修を共にした他競技選手との繋がりも大事にし、今後ご活躍することを祈念いたします。

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